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C.O.Gがど性癖です。

天才組ありがとう、、、、😭

・C.O.G世界線妄想 ・地雷さんご注意ください ・本人様には何の関係もございません

【追記】想像よりキャラ、世界線崩壊したのでC.O.Gと重ねないで見ることをオススメします……泣

いつか書き直したい(𐊭 ࿁ 𐊭ˋ)

がちゃがちゃと自らの首に繋がれた鎖を鳴らす。

幸か不幸か、この不快な金属音にも慣れてしまった

無駄に綺麗な部屋の中を見渡し、ぼーっと天井を見上げる

こんな閉鎖的な空間でぼくができることなんか、1人の人間が来るのを待つことのみ。

彼の瞳を思い出すだけで体がぞくぞくする。

ギギ…と思い扉を押し、ある閉ざされた場所へ足を踏み入れる。

硬い革靴が歩くたびにコツコツと音を鳴らし、その音が"ヤツ"に聞こえてしまったようだ。

目をうるうると潤ませる目の前の男。

鉄格子の中にぶち込まれているというのにこの態度。

一体どんな精神をしているんだと疑う

きゃはきゃはと笑い声を上げる水色頭。

俺には狂った笑い声にしか聞こえない

近くにあった鎖を引っ張り、捻りあげる

どこまでも調子に乗ったヤツだ

こっちまで気が狂いそうになる

自分が話せば即こんな事情聴取も終わるというのに、長い付き合いになるというコイツ。

面倒くさくて黙っていると、名前教えて、と何度もせがんでくる。

確信した。間違いなくコイツは阿呆だ

きゃんきゃん喚いていたヤツの言葉がそこでぴたっと止まる。

咄嗟に、様子がおかしい、そう思った

動きが止まったかと思えばゆっくり下を向いて、何やらぶつぶつと喋り出した。

何か事件に関することなのか？

できる限り檻に近付き、耳を澄ます。

ヤツの目が明るい空色からドス黒い色に変わっている。

気付いた瞬間にぞくりと悪寒がした。

ほぼ無意識に、服に仕込んでいた拳銃に手をかざす。

なんなんだ、コイツ

再びあの狂った笑い声があがる。

あぁ、本当に腹が立つ

にたにたと嫌な笑みを浮かべながらふざけたことを抜かしている

誰が聞いたって丸わかりな嘘。

じゃらっ、と派手な音を立てて鎖が鳴る。

鉄格子の間から手を伸ばし、首元の鎖を再び引っ張った。

がしゃん、と鉄格子に引きつけられ、目と鼻の先にヤツの顔が。

苦しそうに顔を歪め、でもどこかおかしそうに目を細めている犯罪者。

どんどん力のこもっていった右手を離し、牢屋のなかに放り投げる。

まだまだ聞きたいことは山ほどあるが、別の業務も残っている

いつのまにか戻ってきたら空色の瞳。

…今日も、何も聞き出せなかった

ひらひらと手を振るヤツを無視して、薄暗い地下室を出た。

ふと首元を触ると、ピリッと痛みが走る

鉄の首輪で何度も擦れたせいで切れてしまったようだ。

指先が生温かい真紅の液体で濡れていた

ぺろ、と己の血液を舐める。

何度経験しても慣れないこの鉄の味。