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立花 ゆず
あーあ…
立花 ゆず
放課後職員室とか何してくれちゃってんのよーひかりぃ！
海堂 ひかり
あーごめんって！
海堂 ひかり
その事なんだけどさ…
海堂 ひかり
私今日、塾入っててさー
海堂 ひかり
めちゃ行きたいけど行けないんだわ笑笑
立花 ゆず
はっ？？
立花 ゆず
ちょっとひかり、1人で行けって言ってんの？
海堂 ひかり
うん)))ゴメンネ？
立花 ゆず
私もさぼろっかな…
海堂 ひかり
何言ってんのー！
海堂 ひかり
せっかくあんなイケメンと2人っきりなんだし！羨ましい限りだわ！
立花 ゆず
はいはい…。
立花 ゆず
じゃ行ってくるわ…
海堂 ひかり
ファイトッ！
ゆずは職員室のドアを開けた
立花 ゆず
失礼しまーす…
雨宮 律
お、立花！おせーぞ！
雨宮 律
あれ、海堂は？
立花 ゆず
塾があったみたいで来てませーん
雨宮 律
あぁ、、そうか
雨宮 律
まぁ、いい。お前だけでも手伝え。
立花 ゆず
はぁ。何するんですか？
雨宮 律
んーと、まずは数学準備室行くぞ！
2人は数学準備室へ入った
雨宮 律
あ、そういえばお前、
先生は突然私の髪をかきあげた
立花 ゆず
え、なんですか？！
雨宮 律
あ、いや、すまん
雨宮 律
今はイヤホンしてないんだな
立花 ゆず
そのことですか…
立花 ゆず
そういえば先生、なんでさっきQueen聴いてるって分かったんですか？
雨宮 律
それは、、
雨宮 律
もともと俺耳がめっちゃ良くてな
雨宮 律
お前の耳から外すときちょっと聞こえたんだよ
そう言って先生はくしゃっと笑った
立花 ゆず
(笑った顔はちょっとかっこいいかも..なんて)
立花 ゆず
(うわ、そんなこと考えたらダメだ！)
雨宮 律
ん？どうした立花？
立花 ゆず
い、いえっ！何でもないです…
雨宮 律
そうか？
雨宮 律
じゃあ、このプリントをホチキスでとめていってくれ
立花 ゆず
はぁい
しばらく静かな時間が続いた
雨宮 律
(ちょ、こいつ何も考えずに連れてきたけどまぁまぁ可愛くないか？)
雨宮 律
(ヤバイな…)
立花 ゆず
先生
雨宮 律
ん？なんだ？
立花 ゆず
今は授業中じゃないし、音楽聴いて良いですよね？
雨宮 律
あぁ、いいけど
雨宮 律
何聴くんだ？
立花 ゆず
え、聴きますか？
雨宮 律
お、おう
ゆずは先生と自分の耳に片方ずつイヤホンをさした
雨宮 律
お、Bohemian Rhapsodyか！
雨宮 律
お前ほんとにQueen好きなんだな
立花 ゆず
まぁ…
雨宮 律
(いやいや、こいつほんとに意識してないのか？)
雨宮 律
(近くね？大丈夫か？…)
立花 ゆず
(先生なんかいい香りする…)
立花 ゆず
(香水かな…)
キーンコーンカーンコーン
雨宮 律
もう校舎閉まるな
雨宮 律
よし、帰っていいぞ、ご苦労様
立花 ゆず
はい。
立花 ゆず
では失礼しますっ
雨宮 律
おーう、お疲れさーん
立花 ゆず
(はぁ、、緊張疲れした…)
立花 ゆず
(先生意外にかっこいいかもしんない…)
立花 ゆず
(いや、そんなわけないか！)
雨宮 律
(はぁ、、ずっと顔近かったしヤベェ…)
雨宮 律
(あいつ意外に可愛くね…？)
雨宮 律
(いや、そんなわけない！)
自分の気持ちに驚かされる2人なのでした
-END-
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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