テラーノベル
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あてんしょん 似非方言 方言メーカー使用 独自設定 事実と一切関係なし
何とも思えなかった今日を想う
いつも通り過ごしていた
だからいつも通り何も
ふと見た夕焼け
何かが浮かぶ
三重
引き込まれそうな 深い、綺麗な色
馴染みの彼女によく似る
三重
かぁかぁ、と烏が鳴く
夕焼け小焼けの時間もじきにすぎる
長く影が伸びる
いつも通りの風景
視界が一瞬暗くなった
烏達が飛んだ影
思い浮かべたのは慕うあの人
三重
タッタッタッ
和歌山
三重
三重
和歌山
和歌山
三重
和歌山
取り敢えず部屋の隅に腰を下ろす
特にすることがない
三重
三重
奈良
三重
いつも通りの受け答え
変わることはない
だけど一つ違う
奈良
質問の言いたいことがわからない
首をかしげる
三重
奈良
奈良
左手で顔を触ってみる
三重
三重
奈良
それを見た奈良は何処かおかしそうに笑った
和歌山
三重
奈良
和歌山
和歌山
三重
奈良
奈良
和歌山
和歌山
ふふっと和歌山が笑う
三重
いつもと少し違った一日の終わり
そんなのも良いなと思えた
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コメント
1件
第5話、読ませていただきました。夕焼けの色にふと誰かを思い浮かべる瞬間、とても瑞々しかったです。帰宅してからの和歌山さんや奈良さんとの何気ないやりとりに、その日の小さな変化がそっと滲んでいて、読んでいるこちらまで穏やかな気持ちになりました。「いつもと少し違った一日」を描く、その静かな眼差しが素敵だなと思います🌷