どうも!
風鈴です
連載も3話目となりまして
本当にいつも見てくださっている方 フォロワー様には感謝の気持ち でいっぱいです
さて、今回のお話は 帰り道でのお話です
このお話では少し、紫桃の恋愛要素 というか
桃が紫の思いに少し気付くというか…
進展があるのではないかなと
ここまで長らく恋愛要素が欠けていた 私の作品にようやく恋色が出始めたのでは……??
と、思った作品となりました
宜しければ最後までお付き合い下さい
それでは
素敵な紫桃の世界へ
いってらっしゃい
送っていくと言われて
今、2人で家路についている
案外、陽が落ちていたらしく
空は綺麗にオレンジに染っていた
桃
紫
桃
隣で笑う彼の方が
この夕空よりも綺麗だと思って
思わず目を細めた
紫
桃
紫
桃
紫
それは、少し、
いや、かなり恥ずかしい
桃
紫
桃
紫
ほんとに此奴はどれだけ俺に期待 させたら気が済むんだ
こっちの気も知らないくせに
桃
なんて心の中で悪態をついても きっと君には届かないから
ただもう少しだけこの時間を━━
紫
桃
やっぱり時間が経つのは早い
もう少し一緒にいたいと思うと
直ぐにその時間は無くなる
神様の悪戯なんだろうか
この恋は応援されていないと 告げられているのだろうか
だとすると 惨めな恋にも程がある
紫
桃
紫
桃
紫
紫
桃
何か分からぬまま後ろをむく
暫くすると首元に冷たい感触があった
紫
ゆっくりと瞼をあげると
首元に光るネックレスがあった
桃
桃
紫
そんな訳ない
桃
桃
紫
声に出すのも恥ずかしくて
頷きだけを返す
紫
紫
紫
紫
桃
本日何回目か分からない
心臓の異様な音
紫
桃
じっくりと見てみると
紫色に輝くジュエリーだった
なんだか紫ーくんの瞳のようで
甘酸っぱい気持ちになった
桃
桃
紫
紫
桃
紫
桃
桃
紫
桃
紫
桃
桃
紫
桃
紫
紫
桃
ドクンと胸が大きく跳ねる
血流が早く流れている
目の前の彼の瞳の熱が とても熱く感じて
思わず顔を背けそうになる
紫
あぁ、なんだ
1人で舞い上がって馬鹿みたいだ
桃
紫
紫
桃
紫
桃
紫
桃
確実に何か言いたげだったのに
それ以降口を閉ざした彼からは 無理に聞けなかった
桃
桃
紫
桃
鍵を開けて、手を振りあって 俺は家の中に入った
色々ありすぎたから
疲れてしまって
そのままソファーへと倒れ込んだ
桃
少し気になって検索してみる
桃
桃
一瞬 世界が止まったみたいに
その場から暫く動けなかった
桃
自己暗示のように発する言葉も 通り抜けていくだけで役に立たず
それと裏腹に心だけが高鳴って
これじゃあ
勝手に期待してしまう
こんなの、
期待してもいいって言ってるような ものじゃないか
ねぇ神様
少しだけ期待しても良いでしょうか
今回はここまで
如何でしたか?
最初に言った通り 恋愛要素が 入っていたのではないでしょうか
ここまで全くもって進展がなかった 紫桃ですが
ようやく進展してきましたね
これは伏線のお話なのですが
紫ーくんはいつ買いに行ったの? ってなりますよね
1話からの伏線となっていて 紫ーくんが30分も前から来ていたと 言っているのですが
その際に買ったものです
因みに余談では有りますが
紫ーくんは見かけたから買ったのではなくて、元々注文していたものを受け取ったという感じです
まぁですから意味も全部知ってます 私の作品での紫さん とても策士です
そして今回も解説つけます
それではまた今度
お会いしましょう
閲覧ありがとうございます
解説 ネックレスの意味 「束縛」「独占」 ネックレスを贈るのに込められた意味 「貴方のことを心から想っています」 アメシストの石言葉 「真実の愛」
コメント
5件
まっっっっっっっっっって!!?!?!?桃くんなんかもう色々とカッコイイくせにかわいすぎな??
すごい私好みの作品だったので続きが楽しみです!!
キャー(≧∇≦)最高すぎ‼️ 3話作ってくれてありがとうございます😊 伏線が完璧💯💮でびっくりした! 風鈴さんの作品読んでると"恋"っていいな〜って思っちゃって恋人が欲しくなってしまう(( ̄▽ ̄;;) 続きが楽しみに待ってます🎶((o(。>ω<。)o))