テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
朝の柔らかな光が零斗の部屋に差し込む中、麗央はまだ少し眠そうな目をこすりながらベッドから起き上がった
寝起きの無防備な姿に、零斗はそっと微笑む
零斗
麗央
麗央は零斗の腕に甘えながら、少し照れくさそうにリビングへ向かう
リビングには既に蓮、朔矢、そして龍牙が揃っていた
蓮
蓮が低く声をかける
朔矢
朔矢がにやりと笑う
龍牙はソファに腰掛け、無表情ながらもその視線は麗央に向けられていた
麗央はわざとらしく伸びをしながら、龍牙に色目を使う
麗央
龍牙
龍牙は少し目を細めてから、にやりと笑った
龍牙
その言葉に周りの3人が顔を見合わせる
蓮が低い声で呟く
蓮
朔矢は笑いながらも、どこか楽しそうに
朔矢
零斗はそんな様子をじっと見つめながらも、微笑みを崩さなかった
零斗
龍牙は軽く肩をすくめ、静かに麗央に視線を戻した
龍牙
麗央はにやりと笑い返しながらも、どこか少しドキドキしていた
朝食を終えてからも、麗央はずっと龍牙の近くにいた
ソファに座れば当然のように隣、台所に行けば背後からくっつき、時には膝の上に腰かける勢い
麗央
龍牙
麗央
甘ったるい声に、龍牙は片眉を上げるだけ
その無反応っぽい余裕が、逆に麗央の“かまって欲しい”気持ちを煽る
昼過ぎ、ゲームをしている龍牙の肩に顎を乗せ、麗央が耳元で囁く
麗央
龍牙はコントローラーから視線を外さず、淡々と返す
龍牙
麗央
龍牙
そう言いつつも、龍牙は不意に振り返って、唇をほんの一瞬だけ触れさせる
けれど、それ以上はすぐに離れ、再びゲームに視線を戻す
麗央
麗央は唇を尖らせ、ますます彼にくっつく
ソファの反対側から蓮が呆れたように言った
蓮
朔矢も笑いながら首を傾ける
朔矢
零斗は黙って見ていたが、ほんの少し口元が笑っていた
(……こりゃ夜が楽しみだな)
だいふく
だいふく
だいふく
だいふく
Next→♡2000
コメント
19件
可愛すぎるᐡ⸝⸝> ̫ <⸝⸝ᐡ
うふふふふふふふふふふりゅうがもありだなふふ.....ふ
しっかりと♡2000以上にしときました!笑