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わー!🥹 新連載超すきです❕🎀 続き楽しみにしてます!!
最近,世界が静かで楽しくない。
教室のざわめきはあるはずなのに
私の周りだけ空気が薄い。
et
声をかけようとしてくれた子が
何故か途中で黙って離れていく。
話しかければ
どこか曖昧に笑われて避けられる。
理由のわからないまま
世界から少しずつ削られる感覚だけが残った。
平気なフリをするたびに
胸の奥がざらざらして
心の中だけが,鈍く痛む。
だけどそんな中__
et
その声が落ちてきただけで心臓が跳ねる。
urだった。
私は思わずほっとした。
理由も分からず,不安ばかり膨らむ毎日の中で
話しかけてくれるのはurだけだから。
et
自分でも驚くほど,声が弱い。
urは机に肘をついて
私の顔を覗き込むように言ってきた。
ur
『うまいよね』って言い方が何故か刺さる。
et
ur
urの指先が,私の目元にそっと触れた。
触れられた瞬間,堰が一気に緩みそうになる。
ur
ur
その問いかけは甘いくせに,
どこが探るような響きがある。
et
et
言いながら,自分でも声が細く揺れていると気づいた。
理由がわからないことが一番怖い。
et
気づけば言葉が漏れていた。
自分でも驚くほど,弱い声で。
urの目が一瞬だけ細くなる。
嬉しそうに,ぞくっとするほど静かに
ur
et
その一言で,胸の奥の黒い不安がじわっと溶ける。
でも同時に,
何かに掴まれたような息苦しさが混じる。
ur
ur
et
図星すぎて呼吸が止まる。
urは微笑んで,私の肩に手を置いた。
優しいて,頼りたくなる手。
だけどその優しさが,逆に不安を煽る。
ur
ur
『ちゃんと見てる。』
その言葉に,何故か寒気がした。
でも手は離れないで欲しいと思ってしまう。
矛盾だらけの心が,ひどく弱っていく。
et
震えながらも,やっと出た質問。
urは答える代わりに,髪をそっと撫でてきた。
ur
et
問い返す声は甘くて
だけど答えを教えてくれない。
ur
"嫌"
その感情の奥に何があるのか
私はまだ知らない。
ur
ur
ur
甘いのに,どこか刺さる言葉。
何も分からないのに
何故か安心してしまう自分が怖くて嫌い。
そしてurの指先は,
弱った心を確かめるように頬を撫でた。
ur
et
ur
et
ur
その声だけが
曖昧な世界で唯一はっきりしていて,
私の心を静かに侵食していった。
天瀬et 16
天野ur 16