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そんなに昔じゃないけれどあるところに、一人の少年がいました
少年は、愛に飢えていました
たった一人の肉親であった父は死に、とうとう愛してくれる人が誰もいなくなりました
同居人とも仲は良いけれど、「本当の愛」なるものを感じることはできませんでした
少年はそれから目を逸らすため、その気持ちを心の奥底に押し込んで蓋をしてしまいました
また蓋が開くことは許されない
そう考え、警戒心という殻に閉じこもりました
愛が欲しい
何よりも欲しい
誰か、俺を愛して