最初からだった
自らのどこからを最初というのか
すら分からないが、
気づいたころにはここにいた
隣から聞こえてくるのは罵声
奴隷商
奴隷商
また
違う隣から聞こえてくるのは
恐怖を含んだ泣き声
奴隷
奴隷
奴隷
、、、
今日もここでは
人が売られる
mtk
俺も例外じゃない
、
いや、例外だ
人より整った顔
綺麗な声
これらの"せい"で
俺は他の人より見にくい所を殴られた
そして、俺には高い値段がついている
だからここから出れない
、、、
まあ、出ても奴隷に変わりないが
奴隷商
奴隷商
奴隷商
mtk
奴隷商
奴隷商
奴隷商
mtk
どうせ、
買ってなんてくれないし
2ヶ月前にも国の偉い人が来た
その時も俺の所は素通り
きっとなにかが
俺には何かが欠けているんだろう
もう、知りもしたくないが
国の偉い人が帰ったらまた殴られる
mtk
コメント
1件
初コメ失礼しますm(_ _)mフォローも失礼しますm(_ _)mこの話の続き出せたりしますか?遅くても早くてもいいので待ってます(*^^*)( *´꒳`* )