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【百合】ミステリアス（ヤンデレ）ちゃんは離さない！

第7話 - ミステリアス（ヤンデレ）ちゃんは離さない　6話

2022年12月02日

#百合

#ほのぼの

#しょしんしゃまーく🔰

#創作

#ミア離

#GL

柚子（ゆこ）

柚子

こんにちは！
柚子と書いてゆこと読む。
柚子です！

柚子

前のお知らせにもあった通り、
遅れてしまい、
本当にごめんなさい！！

柚子

詳しくは前のお知らせに
書いておりますので
そちらをお願いします！

柚子

今回からは夏休みの話が
始まります！

柚子

もう12月なのですがね笑

柚子

今回は新キャラも登場！
未亜はちょい
落ち着かないらしいです笑

柚子

長くなりましたが、
本編へどうぞ！

先生

お前らー。ちゃんと宿題はするんだぞー

クラスメイト

はーい

『さようならー』

廊下

クラスメイト

だりー。宿題とか

クラスメイト

それなぁ

蘭華

ふんふふーん♪

奏先輩

蘭華ちゃん。
嬉しそうだね。

蘭華

あ！奏先輩！！

この先輩は、私が入っている『カードゲーム部』の先輩だ。

入学した頃…

奏先輩

1年生の皆さーん！
カードゲームで
仲を深めませんか〜！

奏先輩

（はぁ。全然ダメ…
うちこういうのは
苦手なんだよなぁ）

奏先輩

（よく考えたら呼び込みの
日本語もおかしいような…
ひゃー…）

蘭華

楽しそうですね！
見学してもいいですか？

奏先輩

…

奏先輩

へ？

奏先輩

と、言うことで。
実は先輩達抜けちゃって
今はうちだけなの。

蘭華

そうだったんですか！

奏先輩

良かったらうちのイチオシ
カードゲームあるからやってく？

蘭華

いいんですか！
是非是非！！

奏先輩

たはーっ！
蘭華ちゃん強いねー！
あっという間に負けたよ！

蘭華

ふふっ。
ありがとうございます！
実は昔からやってるんですよ！

奏先輩

そういう訳ねー。
くそー。私もこれは、
自信あったんだけどねー

蘭華

すっかり
遊び込んじゃいましたね…

蘭華

…！

蘭華

私。
この部に入りたいです。
真島…奏先輩？

奏先輩

ほ、本当！？
嬉しい…よろしくね！蘭華ちゃん

奏先輩

あ、あとね。
私のことは奏って呼んで！

蘭華

奏、先輩ですね！
わかりました！
よろしくお願いします！

蘭華

（って感じで、
カードゲーム部に
入ったんだっけ…
数ヶ月前のことなのに
もう何だか懐かしいなぁ）

蘭華

今日から夏休みですね！

奏先輩

なるほど。
るんるんしてたのは
そういうことね。

蘭華

そうなんですよ！
友達とプール行ったりする
約束したんです！
あ、部活ってあったりします？

奏先輩

部活？
あぁ。正確には決まってないよ。
でも、うちはほとんど
毎日部室にいるから。
暇になったら来てくれればいいよ

蘭華

わかりました！
あ！そうそう！！
これ見てくださいよ！
最近話題のカードゲーム、
こないだショッピングモールに
売ってたんです！

奏先輩

えっ！？すごっ！
結構レアだって聞くよ！？
運いいねぇ。

蘭華

今度連絡しますので、
一緒にやってみましょ！！

奏先輩

了解！
いやぁ。今から楽しみだよ！

未亜

（あ。蘭華…
って！？）

蘭華

あ！すみません！
待ち合わせてた子が来ました！

奏先輩

ん。いってらっしゃい！
楽しみにしてるね！

蘭華

はい！
おーい！未ー亜ちゃーん！

未亜

あ、あはは…
やっほー。蘭華…

未亜

（ぐぬぬ…。
悔しい…
何だかすごく悔しい…）

蘭華

ごめんねー。
部の先輩と
部活の話してて！

未亜

いや。全然いいのよ…

未亜

（カードゲーム部の
先輩か…
蘭華のあんな顔。
いつも見てるのかな…）

蘭華

？…未亜ちゃん？
行こ？

未亜

あっ！ごめんごめん！
行きましょう！

蘭華

？…うん！

蘭華

ふんふーん♪

未亜

？…どうしたの？
そんなに楽しそうにして。

蘭華

だってだって！
未亜ちゃんとのプールデート！
楽しみだもん！！

未亜

ふふふ。
そうね。

蘭華

あ！そうだ！
これから、デパート行って
水着買いに行かない？

未亜

うんうん。いいじゃない！
行きましょ！！

デパート

蘭華

あっ！！

蘭華

これ可愛くない？

私が差し出したのは控えめなピンク色の、フリフリがついた白いトップスに少し赤みがかったボトムスの水着だった。

未亜

（か、可愛いっ！
この水着も可愛いけど、
これを着た蘭華は
もっと可愛いに決まってる…）

未亜

ね、ねぇ。蘭華。

蘭華

ん？

未亜

私はこれにしようと思うんだけど。

蘭華

！？
こ、これ…色違いだよね？

未亜ちゃんが持ってきたのは落ち着いた紫色のフリフリがついた、おしゃれな黒いトップスに、トップスより暗い色の黒のボトムスの水着だった。

未亜

…。だ、ダメ？

蘭華

（ガハッ…。
可愛いよー！！！）

蘭華

もちろん！
それでデート、行こ！！

未亜

ふふっ。やった。

そうやって無邪気に笑う未亜ちゃんが可愛くて仕方がない

蘭華

うーん！
あっつーい！！

蘭華

すごいプール日和！

とうとう待ちに待ったプールデートの日！

蘭華

（でも、思ったより
早く着いちゃったな…。
集合時間まで
後、30分はあるし…）

私は少し周りをぶらぶらすることにした。

蘭華

（本当に今日は暑いな…
帽子被ってきてよかった。）

ちらっと帽子に目線を向ける。

このデートのために買った大きめな麦わら帽子。似合ってるかな…

蘭華

あれ？

未亜

やめてください。
今…ともだっ。
…恋人と待ち合わせてるんです。

男の人

いいじゃん。
まだ彼氏。来てないんでしょ？

未亜

離してくださいっ！

蘭華

っ！

蘭華

（やっぱり。すごく怖い
こうやって私達が。
女の子同士が
付き合ってるのなんて
おかしいことなのかな…）

蘭華

（でもっ！）

蘭華

未亜ちゃん！

未亜

蘭華！？

男の人

は？
彼氏じゃねーじゃん。
友達じゃねーか。

蘭華

…。
未亜ちゃんから
手を離してください。
嫌がってるじゃないですか。

男の人

っ。チッ。

男の人は未亜ちゃんから手を離し、走り去っていった。

蘭華

未亜ちゃん。
大丈夫？

未亜

それより蘭華よ！
大丈夫なの！？
ああいうの苦手じゃない！

蘭華

私は未亜ちゃんが
好きだから。
だから立ち向かえたの。

未亜

っ！
か、

蘭華

？
か？

未亜

（カッコいい！！！）

未亜

と、とにかく！
まだ集合時間まであるよ？
どうしてここに？

蘭華

た、楽しみすぎて
早くついちゃって…

未亜

（今度は可愛い…）

蘭華

もう、ちょっと早めに
行こっか！

未亜

そうね。

未亜

ていうか、その麦わら帽子、
似合ってる…

蘭華

…。

蘭華

あ、ありがと…

蘭華

（わー…
いいこと尽くめだー…）

蘭華

よーし！
まずはスライダー行こ！

未亜

いいわよ。って
結構並んでるわね…

蘭華

…ダメ？

未亜

っ！
べ、別に否定してないじゃない！

蘭華

…お、怒ってる？

未亜

！？
違うわよ！？
ちょっと
恥ずかしくなってきちゃって…

蘭華

ほっ。なんだ。
よかった。
じゃあ行こ！

未亜

もう…。行きましょ。

蘭華

ふふっ！

未亜

（もう30分近く
並んでるわね…）

蘭華

それで、
今度部活の先輩と
そのカードゲームするんだぁ！

未亜

ふーん

未亜

（私の知らないところで
2人でするのよね…
なんだかもやもやする…）

蘭華

あっ！未亜ちゃんも来る？

未亜

えっ？いいの？

蘭華

うん！
きっと先輩、喜ぶよ！

キャストさん

次の方！
こちらにどうぞ！

蘭華

あ！
いよいよだねー！

未亜

ボートの前後、
決めておくみたいだけど
どっちがいい？

蘭華

私、前がいいな！

未亜

わかったわ。

1〜2分後

キャストさん

では、こちらの
浮き輪ボートにお乗りください！

蘭華

はい！

未亜

（ふふふ。
これで蘭華を見守れるわね。）

キャストさん

では、いってらっしゃい

蘭華

はーい♪

未亜

っ！

蘭華

だっ、大丈夫？

蘭華

最初の下り坂、
結構急だったもんね…

未亜

へ、平気だから…（震）

蘭華

声、すごい震えてるよ！？

未亜

（ううん。未亜。
せっかく並んだのよ。
楽しまないと損よね。）

蘭華

きゃー！楽しいー！

未亜

っ！
わっ。

未亜

（け、結構怖いかも…）

蘭華

わ！未亜ちゃん！
髪が…くすぐったいよ…

未亜

あっ。蘭華。
ごめん。

蘭華

いやっ！
そんな責めてないし！
逆に嬉しいっていうか…
可愛い未亜ちゃんが見れて…

未亜

ちょっ。
照れるじゃない…

蘭華

う…。

そんな話をしているうちにスライダーは終わってしまった。

蘭華

お腹すいてきたねー。

未亜

そうね…
あ！あそこに屋台があるわ！
そこで買いましょう。

蘭華

そうだね！

屋台の店員

ご注文は？

蘭華

焼きそばを２つと
唐揚げも２つ、お願いします！

蘭華

（ふふっ！
私だって映画館の時から
上達してるんだから！）

屋台の店員

わかりました。
…どうぞ。
ありがとうございました。

蘭華

ありがとうございました！

未亜

…ふふっ。

蘭華

ん？
もー。何笑ってるの？

未亜

だって蘭華。
すごく楽しそうに
注文するんだもの。

蘭華

えっ！？
もしかして顔に出てた！？
恥ずかし〜…

未亜

ふふっ。
さっ！お昼ご飯食べましょ！
お腹がすいて
お腹と背中がくっつきそうだわ！

蘭華

えへへっ。
そうだね！

蘭華

うーん！
楽しかった！

未亜

そうねー！

未亜ちゃんと遊んでいたらあっという間。もう空はオレンジ色になっていた。

蘭華

とくに！
シューティング式のお化け屋敷！
未亜ちゃん、撃ちすぎて
水鉄砲の水、
無くなっちゃってたよねw

未亜

もー！
からかうのはやめなさい！
私は蘭華を守ろうとして…

蘭華

へへへっ！
ごめんって！
…ありがとう！

未亜

もぅ。…ふふっ
って！？
電車、もうきちゃうわよ！？

蘭華

へっ！？
急ご！！

私達は駅まで走った。

なんでか、そんな焦っているはずの一瞬でも。未亜ちゃんといるとすごく楽しかった！

未亜

じゃあね。蘭華。
カードゲームする日、
また教えてね。

蘭華

うん！
またねー！

私は蘭華を家まで送り届けていた。

未亜

（私も急いで帰ろ。
晩御飯、
カレーって言ってたし。）

そう思って歩き出そうとした。

その時だった。

蘭華

あれ？

未亜

（あら？
蘭華、どうしたのかしら。）

蘭華

徠斗（らいと）！

未亜

（え！？）

徠斗

蘭華。
やっほー！
俺も今、帰ってきたところだよ。

未亜

（おおおおおお、男！？）

蘭華

あーっ！
またそんな薄着して！
夏だからって、
風邪ひいても
今年はお見舞い
行かないからね？

未亜

！？

未亜

（なになになになに！？）

ゾワリと鳥肌が立って、私はその場から走り去った

未亜

（も、もしかして…）

未亜

（彼氏！？）

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柚子（ゆこ）

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