TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

モルフside

ゾム

そんじゃあ、飯の時に迎えに来るからな!

モルフ

はい!ありがとうございますゾムさん!

バタン

ゾム

モルフ

……っはぁ、疲れたぁ

私は、今自分の部屋のベットに突っ伏している

さっきまで、一緒にいたゾムはこの国の脅威と言われているそうだ

……まだ疑われているのだろう

総統室にいた見るからに怪しんでいるこの国の書記長トントンの顔が浮かぶ

モルフ

総統様への掴みは良かったかな…

モルフ

これからも、人当たりのよい穏やかなモルフを演じなければ

この時モルフは気づいてなかった

自分が総統様に中距離部隊として配属されるなど…

ゾム

うーん…あいつなんなんやろう?

訓練場でコネシマと手合わせをしているとき、さっき来たモルフって言うやつのことを考えていた

コネシマ

は、お前今、訓練中やぞ?

コネシマ

俺も舐められたもんやなぁ!

ゾム

っと、危ないなぁ

ゾム

いやー、今日新しく入った人のこと考えてん

コネシマ

ほーん……どんなやつだったん?

ゾム

あれ?コネシマさん訓練中やないんすかぁ?

コネシマ

うっさいわ!今もやっとるやろが!

ゾム

ぜ〜んぜん当たらないっすけどねぇ?

コネシマ

うっわ、お前ぇ!

ゾム

クハハw

ゾム

んーまぁ、あいつも一般人っていうよりこっち側だったかな

コネシマ

え、めっちゃ強いん?

ゾム

本人は病気で戦えないって言うとったけど…

ゾム

モルフ

私は、前線で暴れ回りたいですが

モルフ

あぁ、爆弾もいいですねぇ…!

ゾム

ゾム

どうなんやろなぁ

コネシマ

今日の夜やろ?

コネシマ

楽しみやわ!

ゾム

ッフ、油断大敵ですよーっと!

コネシマ

うわっ!

コネシマ

な、お前!今の反則やろ!

ゾム

反則も何もありませーんw

ゾム

なぁ、コネシマ今日の夕飯一緒に食べよーな!

訓練場にはコネシマの叫び声が響きましたとさ

トントン

モルフ

ん、あどうぞ!

ゾム

ちっーす、モルフやっけ?迎えに来たで!

うわ、いつの間にか寝ていたみたいだ

モルフ

もう、夕食の時間ですか…!

ゾム

おう!あんたの歓迎会やからメシ沢山やで!

モルフ

ふふっ、ゾムさんは食べることが好きなんですね

ゾム

え、なんで分かったん!?

モルフ

食べ物のことを話す時とっても楽しそうですもん

ゾム

そっかぁ、

えへへー、とか言ってるところ悪いですけど資料で知ってたしな…

でも、そんな様子を見てると顔が綻んでしまう

ゾム

……?!

モルフ

?どうかしました?

ゾム

あ、いやなんでもないで!行こ!

廊下やで!

俺はモルフと、当たり障りのない会話をしながら食堂に向かっていた

ゾム

なぁ、_____なん?

モルフ

あぁ、___なんですよ

ゾム

へぇ!

でも、俺はさっきのモルフの笑顔が気になった

明らかに今の笑顔と違う笑顔……

上手く説明できないけど、偽りか偽りでないか…みたいな感じ

まぁ、まだ軍に入ったばっかで緊張していたのかもしれないけど

ゾム

んふwなぁモルフ

モルフ

はい?なんですか?

ゾム

俺、お前にずっと笑ってて欲しいねん

モルフ

……はい、いいですよ(⌒‐⌒)

違う

俺が見たいのはその笑顔じゃない

ゾム

……おう、ありがとーな

ゾム

お、食堂に着いたで!

食堂!

モルフ

へぇ…広いですね

ゾム

ほらほら、みんな待ってるで!

モルフ

うわわ…ちょっと押さないでくださいよw

??

あ、来たわー

グルッペン

お、待ってたゾ!

トントン

じゃあ軽く説明…新しく入った参謀のモルフや!まあ戦力は明日やね

モルフ

ご紹介に預かりました!モルフです、戦力については期待しないでくださいね…よろしくお願いします!

オスマン

わー!よろしくめぅ!あ、オスマンいいますー

ひとらん

俺は、ひとらんらん。ひとらんって呼んでね。よろしく

やっほー鬱だよー!よろぴくd(ゝc_,・*)♪

シャオロン

うっわ、初対面の印象最悪やんwあ、シャオロンやで!よろしくー

??

よろしくな!((爆音

ロボロ

コネシマ、うるさいで!あ、昼は話しただけやったね俺、ロボロってよろしく頼むわー!

モルフ

えっと、オスマンさんにひとらんさんに鬱さんにシャオロンさん。コネシマさん、ロボロさん!

モルフ

よろしくお願いしますね!

資料で確認して注意すべき人物はオスマンですかね…

外交官として活躍しているそうですし、私の演技が万が一見破られるのは避けないと

他は、頭脳では心配ないでしょうが、コネシマやシャオロン、ひとらんは近接が得意

その中でも、ゾムは頭1つずば抜けている

鬱は遠距離が強く、ロボロは通信役

トントンは書記長としてグルッペンを支えているが戦闘力もかなりのものだろう

グルッペンは言わずもがな

誰か1人にでもバレたら即終了ってわけですね…

まぁ、そんなに直ぐにやられる私ではないですが

ひとらん

あ、あと何時も武器の輸送ルートの確保とか買い付けで世界中を飛び回ってる兄さん、今日は特別に町へ出て診察に行ってるんだけど軍医でしんぺい神って人がいるから

コネシマ

あー兄さんいつ帰ってくるんやろ

ロボロ

もう半年経っとるしそろそろ連絡が入るんやない?

シャオロン

兄さんはええねん、お土産いっぱい買ってきてもらえるし....神はな~....

ひとらん

そうだ、怪我したらすぐに医務室に行くんだよ?あとが怖いから....

みんな

それな

モルフ

?き、気を付けますね?

兄さんは、資料での情報が少なかった。まぁ細身な体型に反して服がすべてオーバーサイズなため暗噐を使っているのではないかというのが私の予想だが、ほぼ軍に居ないためそこまで警戒は必要ないはず

........問題はしんぺい神。幹部連中が怖がる?ことというのはどういうことだろうか。軍医になる前は戦車を乗り回していたというが、それ以外はわからない

幹部の中で特に警戒する必要がありそうだ

グルッペン

....話が逸れたな

グルッペン

気を取り直して、歓迎会を始めるんだゾ!

みんな

かんぱーい!!

ゾム

シッマァ、一緒に飯食うって約束してたよな?!

コネシマ

いやいやいや、今日は腹減ってないんちょっと無理な希ガス

ゾム

ほら、腹いっぱい食べーや!

コネシマ

うわ、ちょ待て、大先生も食べたい言うてました!!

え!シッマ何言うとるん?俺なんm

ゾム

おぉ!食いたいんか!ほらほらーこっち来いやぁ!

いややー…!シャオチャン

シャオロン

うわキモ

辛辣ゥ…

トントン

お前ら、歓迎会の時くらい大人しく食べられへんのか!!

ロボロ

歓迎会の時に大人しくするんかw

モルフ

アハハ…

オスマン

やっほー!どう?楽しんでる?

モルフ

あ、オスマンさん

モルフ

はい、楽しいですよ

モルフ

でも、ちょっと思ってたより騒がしいですね……

ひとらん

まあ、これがこの軍だからね

グルッペン

どうだ?この軍。面白いだろ?

モルフ

……はい、とっても(´∇`)

ゾム

…………

コネシマ

ん?どしたん?ゾム?

ゾム

ん、あ、いやいやなんでもないで

ゾム

んで、大先生逃げるなよ〜w

くっそぉ…

ゾム

ほらほら、食べろーー!!!

この日は夜までどんちゃん騒ぎが続いたそうです

この作品はいかがでしたか?

215

コメント

2

ユーザー

続きが楽しみです!

ユーザー

続きを待ってます!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚