私は八乙女財閥社長の娘だった
周りからは、「お嬢様」って呼ばれて愛されて…
でも、段々大きくなってくると思考はガラッと変わった
皆、偽りの仮面をいつも張り付けてて
あ、私はただの八乙女財閥の未来に関わるから
愛想良く皆が近づいてるだけなんだって
だから、人間不信になった
クラスメイトとも、最低限の会話しか話さない
誰も信用しないって決めた
柚葉
…ハァ
向葵
お姉様、おはようございます!
柚葉
向葵。ごめんなさい…貴方が居ること気付かなかったわ
この子には、普通の生活を送って欲しい
だって、八乙女財閥の眼から逃れて自由に生きる希望だから
向葵
えっと、考え事ですか?
柚葉
えぇ、そんなところかしらね
向葵
お姉様…私といつか八乙女から出て自由に生きましょうね
向葵
約束ですわ
柚葉
分かった。必ずは無理だけどね
向葵
お姉様なら約束を裏切らないと信じておりますわ
柚葉
あら、私は良き妹を持ったものね
向葵
私も頼もしいお姉様を持ったものです
柚葉
フフッ、嬉しいわ
柚葉
あのー、主?
主
はい…何ですか?
柚葉
wrwrdが出てないわよね?ニコッ
主
ま、まぁ!プロローグってことで…
柚葉
ハァ…まぁ最初は短い方が良いわね
主
ハハッ…じゃ、おつサめー







