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未来
ヌッシーことミツカン
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ゴールデンウィークという事なので長くしようと努力はしますね
ヌッシーことミツカン
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第4話 告白 【縁側】
風が静かに通り抜ける 芽依は縁側に座ったまま、足をぶらつかせている たださっきより少しだけ、力が抜けている。
四季は少し離れた位置に座り、庭を眺めていた。
芽衣
一ノ瀬四季
芽衣
四季は否定しない
一ノ瀬四季
それだけ
芽衣
芽依は少しだけ間を空ける
芽衣
四季は小さく頷く
一ノ瀬四季
沈黙
無理に埋めない
─ ─ 暫くして
四季がぽつりと口を開く
一ノ瀬四季
芽衣
四季は一瞬だけ言葉を躊躇う
一ノ瀬四季
芽依が首を傾げる
芽衣
四季は視線を庭に向けたまま
一ノ瀬四季
一ノ瀬四季
芽依は少し考えてから……
芽衣
しっかり頷く
四季は一拍置く
一ノ瀬四季
そこで止まる
一ノ瀬四季
小さく息を吐く
一ノ瀬四季
ここで初めて、少しだけ声が柔らぐ
一ノ瀬四季
芽依が目を見開く
一ノ瀬四季
静かな言葉
芽依は固まる
芽衣
四季は表情を変えない
一ノ瀬四季
一ノ瀬四季
芽依はじっと四季を見る
芽衣
少しだけの間
一ノ瀬四季
一ノ瀬四季
芽依は何も言えずにいる
四季は続ける
一ノ瀬四季
芽依の手が少しだけ動く
芽衣
四季は首を横に振る
一ノ瀬四季
即答
でも声は強くない
一ノ瀬四季
一ノ瀬四季
芽依は少しだけ迷って ギュッと自分の服を握る
芽衣
四季は頷く
一ノ瀬四季
一瞬だけ表情が柔らぐ
一ノ瀬四季
すぐに元に戻る
芽依は少し驚いた顔のまま でも ─ ─
芽衣
一ノ瀬四季
芽衣
四季は少しだけ目を細める
一ノ瀬四季
芽依はそっと四季の袖をつまむ
拒まない
風が、また二人の間を通る
けれどさっきよりもほんの少しだけ、 距離が近づいた気がする
合流
風が通り抜ける
芽依は四季の袖をつまんだまま、 座っていた、さっきよりも力が抜けている
芽衣
一ノ瀬四季
芽衣
四季は短く見る
一ノ瀬四季
芽依は小さく頷く
芽衣
そのまま、コクンと頭が落ちる、
揺れる
もう一度 コクン
やがて ─ ─
すぅ すぅ と小さな寝息を立て始める
四季は暫くそのまま見つめ
起こさない
そっとつままれている袖を外す 起きないように、そっと
代わりに、自分の羽織を肩に掛ける
芽依は少しだけ動いたが、起きない
スっと四季は立ち上がる
一ノ瀬四季
聞こえるか聞こえないかぐらいの小さな声で
そのまま縁側を離れる
廊下
生徒達が待っている
遊摺部従事
一ノ瀬四季
それだけ
誰も中は覗かない 四季が止めているのが分かるから
外 /出発
船へ向かう道 足音が続いてく 遊摺部が一瞬後ろを見る 何も言わない 四季も振り返らない
船の上
水面が光る
矢颪が小さく言う
矢颪 椗
四季は答える
一ノ瀬四季
短く
それで終わり
羅刹/帰還
背景はあんま気にしないで下さい
船を降りる 木の軋む音と、見慣れた空気 自然と隊列になって歩き出す 少しして ─ ─ 遊摺部が口を開く
遊摺部従事
矢颪 椗
矢颪 椗
皇后崎が短く補足する
皇后崎 迅
皇后崎が静かに言う
夜刃蒼
蒼も続く
屏風ヶ浦 帆希
屏風ヶ浦が笑う
遊摺部従事
遊摺部従事
矢颪が思い出した様に言う
矢颪 椗
矢颪 椗
手術岾 ロクロ
皇后崎が少しだけ息を吐く
皇后崎 迅
水鶏が頷く
屏風ヶ浦 帆希
屏風ヶ浦が小さく言う
漣 水鶏
手術岾 ロクロ
ロクロが顔を顰める
矢颪 椗
矢颪 椗
矢颪が腕を組む
矢颪 椗
遊摺部従事
皇后崎が低く言う
皇后崎 迅
一瞬全員、黙る
遊摺部が短くまとめる
遊摺部従事
遊摺部従事
少しの沈黙
その後 蒼が空気を戻す
夜刃蒼(ヤトアオ)
夜刃蒼(ヤトアオ)
矢颪がすぐ乗る
矢颪 椗
屏風ヶ浦 帆希
屏風ヶ浦が小さく笑う
漣 水鶏
水鶏も少しだけ柔らかくなる
遊摺部従事
四季は前を歩いたまま 会話に入らない だが ─ ─ 否定もしない やがて、校舎が見えてくる 四季が短く言う
一ノ瀬四季
空気が一瞬で締まる
一ノ瀬四季
全員
揃った返事
教室の扉が、目の前に来る 京都で見たものは、口に出さなくなる けれど ─ ─ それぞれの中には、確実に残っていた
芽依のその後
風が、優しく通り抜ける
芽衣
手で、目を擦りながら
ゆっくりと芽依が目を開ける
ぼんやりとした視界 さっきまでのぬくもりが、少しだけ残っていた
芽衣
声に出してみる
返事はない
ゆっくりと体を起こす
その時、肩から何かが落ちそうになる
芽衣
手で抑える
羽織
自分のものじゃない
芽衣
小さく呟く
周りを見渡す
縁側、庭、風
─ ─ 誰も居ない
少しだけ寂しそうに目を伏せる
でも、
ギュッと羽織を引き寄せる
芽衣
ぽつり
思い出す
“言うな” “私と芽衣だけの秘密だ”
芽依は小さく頷く
芽衣
今度ははっきり 縁側に座り直す さっきと同じ場所 でも、少しだけ違う
背筋が、ほんの少しだけ伸びている
─ ─ 暫くして
廊下の向こうから足音 看護師が顔を出す
看護師B
芽依は振り返る
芽衣
看護師は近づいてホッとしたように笑う
看護師B
芽依は少し考えてから答える
芽衣
その手は、羽織を握ったまま
看護師は気づいたけれど、何も言わない
看護師B
優しく頭を撫でる
芽依は少しだけ目を細める
芽衣
看護師が首を傾げる
看護師B
芽依は少しだけ迷って ─ ─
首を振る
芽衣
“秘密”だから
看護師はそれ以上聞かない
看護師B
芽依は立ち上がる 1歩、歩き出してから ─ ─ 振り返る、縁側 さっきまで隣に誰かがいた場所
芽衣
小さく呼ぶ
風が吹き抜ける それだけ 芽依はもう一度前を向く 羽織をぎゅっと抱き締めて そのまま、歩き出した
ヌッシーことミツカン
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一ノ瀬四季
ヌッシーことミツカン
芽衣
屏風ヶ浦 帆希
矢颪 椗
手術岾 ロクロ
漣 水鶏
看護師B
夜刃蒼(ヤトアオ)
皇后崎 迅
遊摺部従事
全員
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一ノ瀬四季
芽衣
屏風ヶ浦 帆希
矢颪 椗
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コメント
1件
わぁ!更新ありがとうございます✨🥰💕 芽衣ちゃんが、救われたみたいで、とても良かったです!✨💕💖 次回がとても楽しみです!💕😍🫵💗