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うわぁ〜めっちゃ好きです!!続き楽しみに待ってます!
きっと俺は最低なんだろう
あの時は感情が高ぶって思ったことを口に出したけど
正直親に愛されているあいつが羨ましくて仕方なかった
『つらい』とか『タヒにたい』とか
思ってるやつを羨ましがるとか…
あんなに優しいあいつらとは俺は違うと
自覚してしまった
知りたくもない事実
きっと釣り合わない
俺の傷口をえぐるほど優しいあいつらと
誰かの傷を羨ましいと思ってしまう俺とでは
きっと天と地ほどの差があるのだろう
あいつらのくれる優しさや愛が
俺にはとても痛くて痛くて
あいつらといれば心が温かくなるのに
どこかまだ寒くて
その寒さが心の中で広がって
どんどん水に沈んでいくような感覚が
怖くて怖くて
優しいあいつらといるとなぜか疲れて
それはきっと俺のどこかに今の幸せを信じられない自分がいるから
桜
桜
桜
桜
桜
桜
桜
なぜか高い場所にいた
桜
桜
桜
桜
桜
桜
桜
桜
ドボン
桜
桜
桜
桜
暗闇の中
月の少しの光で照らされた海の中は
どこか寂しくて
でも息を呑むほどに
ここにずっといたいと思えるほどに
『綺麗だった』