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100万年の恋

第5話 - 100万年越しのあの人との再会

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2023年08月03日

#100恋

#ガイア様

#原神

#二次創作

#原神ニワカ

それでもシオナは二次創作を書く

～モンド城前～

小林匠(タクシー運転手)

ここが､モンドとなります

タクシーが､モンドの門の前に停まるとガイア様の女達はタクシーから出る

アンバー

ここまでタクシーで送ってくれてありがとうっ

アンバー

ダーリン♡

小林匠(タクシー運転手)

私こそ､ありがとうございます😍✨

小林匠(タクシー運転手)

まさか､マッチングアプリでこんなカワユイ子と出会えるなんて🤤♥️

小林匠(タクシー運転手)

…っ､じゃなくて💦

小林匠(タクシー運転手)

すずちゃんの力に慣れるならなんでもするよぉんっ♥️♥️♥️

アンバー

…そ・れ・な・らっ

アンバー

タクシー代､チャラにしてくれるよね♡

小林匠(タクシー運転手)

すずちゃんの為なら♥️♥️♥️♥️♥️

アンバー

ありがと！匠くんっ♡

小林匠(タクシー運転手)

ﾑﾌﾌｯ♥️

匠はアンバーに気持ちが悪い笑みを浮かべるとそのままタクシーで亭留所へ向かった

パイモン

なんと言うか……

ガイア様の女

流石､飛行チャンピオンって感じ…

アンバー

ちょ､ちょっと💦
そんな目で見ないでよっ(；＞＜)

アンバー

私､そんな悪いことした？(・・;)

アンバー

ただ､マッチングアプリで職業がタクシーの運転手の男を選んで急用でタクシーに乗せてもらっただけじゃんっ

アンバー

それに､こうでもしないとモンドに速く着けなかったんだよ💦

パイモン

"ただ"って……(--;)

ガイア様の女

…まぁ､とりあえずモンドには速く着いたことだし様子を見に行こう

アンバー

うん！

～モンド～

トワリン

やあ

モンドに入ると上空にはトワリンがモンド周辺を飛び回っており人々は､騎士団の指示に従い避難をしている

パイモン

どうやら､大変なことが起きてるみたいだな💦

ガイア様の女

そうみたいだね…💦

今のモンドの状況を肌で感じていると、近くにいた1人の女性と中二くさい服を着ている男性の会話が耳に入る

ダインスレイヴ

…なんだ

リリア

えっと…私の夫のハリスをみていませんか？

ダインスレイヴ

フンっ､

ダインスレイヴ

…誰が知るか

ダインスレイヴ

それに､なにが｢私の夫｣だ

ダインスレイヴ

そいつには､自由になれる人権はないのか…？

ダインスレイヴ

勝手にお前の物になって
自由を縛られ……

ダインスレイヴ

なんとも聞いてて､お前の旦那とやらに同情をしてしまうな

リリア

…っ💦

そんな会話を聞いていたガイア様の女は､カッとなり2人の方へ向かう

パイモン

って､どこ行くんだ？ガイア様の女ー？

それに気づいたパイモンは､ガイア様の女についていく

ガイア様の女

ちょっと､そこのアンタっ😒💢

ダインスレイヴ

…なんだ？

ダインスレイヴ

俺は今､"とある人物達"を探していて忙しいんだが…

ガイア様の女

あのねぇ､愛することと人権は全く違うんだからね💢

ダインスレイヴ

なにを言うのかと思えば､そんなことか…

ダインスレイヴ

なんともくだらん

ダインスレイヴ

その話なら､他人を自分の物にして人権という自由を縛っているこの女と話せ

リリア

うぅ……

ガイア様の女

そんなことないっ！

ガイア様の女

自分の物にして縛ってなんかいないっ

ガイア様の女

だって､もしそんなことをしていたとしたら旦那さんのことなんて探さないはず…

リリア

っ…

ガイア様の女

愛があるから……

ガイア様の女

旦那さんのことを想っているから探してるんだよっ！

ダインスレイヴ

クッ……

ダインスレイヴ

うるさいッ💢

ダインスレイヴ

もう俺の前で愛だの恋だの一言も吐くなッ

ダインスレイヴ

次はいたら……

ダインスレイヴ

潰すぞ。

ダインスレイヴは､ガイア様の女を見下すように睨みつける

ガイア様の女

…っ

すると､会話を聞いていたパイモンは調子にのり口を開く

パイモン

潰される～っ

パイモン

非リアに潰されるんだぞ～🥺

ダインスレイヴ

なっ……？！

ダインスレイヴ

だ､誰が非リアだッ💢

ガイア様の女

…あ！そうか非リアだったのねアンタ

ダインスレイヴ

違うッそんなものじゃない💢

ガイア様の女

だから､愛の一つも知らなかった訳か…！

パイモン

そういうことだな♪

ガイア様の女

仕方ないわね～､どうしてもっていうなら私が愛のいろはを教えてやってもいいけどぉ～？✨

ダインスレイヴ

調子にのるな😒💢

ダインスレイヴ

今すぐにでも､お前らなんて一瞬にして潰せるんだからな…💢

パイモン

きゃーー😖

ガイア様の女

非リアに殺られる～🤣

ダインスレイヴ

お前らっ､わざと周りに聞こえるように大声で叫ぶなッ💢

ダインスレイヴ

…はぁ～

ダインスレイヴ

それにしても､本当に無駄な時間を過ごしてしまったな…

ダインスレイヴ

…さて､

ダインスレイヴ

俺はもう行く…これ以上無駄話で時間を費やしたくはないからな

パイモン

またな～(^∇^)

ガイア様の女

いつでも会いに来てね～(^∇^)

ガイア様の女

その時は､愛のいろはを体と心に叩き込んであげるから覚悟しといてよね☺️

ダインスレイヴ

誰が行くか…😒💢

ダインスレイヴは､プリプリしながらモンドの奥の方へと向かう

リリア

…あの､

リリア

助けていただきありがとうございます💦

リリア

えっと､名前はリリアといいます。

リリア

この暴風が収まったら､なにかご馳走を……

ガイア様の女

い､いいですよっ💦

ガイア様の女

あたり前のことをしただけですから(^^)

パイモン

それに､悪いのは愛の｢あ｣の字もしらない非リアだぞ

ガイア様の女

そんなことより､確か旦那さんを探しているんでしたっけ？

リリア

はいっ､名前はハリスで…💦

アンバー

ふむ､ハリスさんね！おっけ～

アンバー

ハリスさんは､私達に任せて君は避難してね！

アンバーは､会話に急に入っていき胸を張りながらそういう

リリア

…でも💦

ガイア様の女

心配､ですよね…

リリア

え…

ガイア様の女

想ってる人が､今どこでなにをしているのかわからないと不安ですよね…💦

リリア

はい…とても……

ガイア様の女

私も､その気持ち凄くわかりますよ。

ガイア様の女

私､実は100万年間夫を探し続けているんです

ガイア様の女

探している中､何回不安が襲ってきたかと言われると数え切れないぐらい不安でした…

ガイア様の女

もしかしたら飢えているかも…とか､敵に襲われてるかもとか……

ガイア様の女

だから､リリアさんの気持ちは物凄くわかります

ガイア様の女

だからこそ､私にハリスさんを探させてください

ガイア様の女

絶対見つけると､約束しますから☺️

ガイア様の女は､暖かい笑みを浮かべる

リリア

っ…

リリア

どうか､私の夫をお願いします…💦

ハリスの奥さんは､お礼をいうとその場から離れる

パイモン

流石だな…なんか､関心しちゃったんだぞ

ガイア様の女

そんな💦大したことはしていないよ

ガイア様の女

そんな事より､さっそくハリスさんを探しに行こう！

アンバー

…おっと､待ってガイア様の女ちゃん！

パイモン

どうしたんだ？

アンバー

ハリスさんもそうだけど､モンドはこうして今も謎の怪物によって暴風で大変な状態ってことを思いだして

ガイア様の女

そうか､今こんな状況だし…ハリスさんみたいに行方がわからない人が他にもいそうだね

アンバー

その通りっ！

アンバー

それに､避難の指示がまだ通ってない所もあるみたいだから私達で手分けして声かけをしよう！

ガイア様の女

そうだね

アンバー

私は酒場周辺の方を見に行くから

アンバー

ガイア様の女ちゃんは､このまままっすぐ行った所にある協会周辺をお願い

ガイア様の女

わかった！

パイモン

ガイア様の女！おいらも着いてくぜ！

ガイア様の女

ありがとうパイモン！心強いよ

3人は､2手に別れて市民の救助へと向かう

～協会～

ガイア様の女とパイモンは､アンバーの指示通り協会に行き協会にいる人たちに声をかける

パイモン

巨大な空飛ぶ怪物がすぐそこにいるんだ(；＞＜)

ガイア様の女

だから今すぐモンドから離れて安全な場所に避難してッ！！

ガイア様の女とパイモンの話を聞いた協会にいた人達は､直ぐ様協会から次々と出ていく

神父

さっきから暴風がすごいと思いましたが……

神父

そういうことだったのですね、

シスターボロ(後輩)

神父様､速く逃げましょうよぉ～

神父

ああ､そうだね。

シスターエゾ(先輩)

おい､後輩っ

シスターエゾ(先輩)

毎度言っているが､なんなんだその喋り方は😒

シスターエゾ(先輩)

神父様に失礼だとは思わんのかね💢

シスターボロ(後輩)

しゃーせんっしたぁ～🙄

シスターエゾ(先輩)

おい💢
その態度どうにかならんのかっ😒

神父

ﾎｯﾎｯﾎ～

神父

そう怒るでない。シスターエゾ

神父

シスターボロは､まだここにきてから日が浅いんだ。
多めに見てやってはもらえないか？☺️

シスターボロ(後輩)

そうだそうだぁ～

シスターエゾ(先輩)

ｸﾞﾇﾇ……😖

パイモンはまだ避難していない神父をみかけ､声を掛けに行く

パイモン

神父様達も､早く安全な場所へ避難してくれっ

神父

…と､すまないね

神父

さぁ､早く私達も避難しょ……う…

神父は､急にゆらゆらと体を揺らしながら隣にいたシスターボロの肩に寄りかかり目を瞑る

シスターボロ(後輩)

ん～？どうしたんスか？

シスターエゾ(先輩)

はっ…！？もしや神様からのお告げではないでしょうか？！

シスターボロ(後輩)

は？なんスかそれ…(￣▽￣;)

シスターエゾ(先輩)

神父様は､実はごく稀に神の魂が宿る時があるんだっ！

シスターボロ(後輩)

へぇ～(棒)

神父は､急に目を開けパイモンに問いかける

神父

小さき者よ…

パイモン

ん？どうしたんだ？

神父

このままだと､ハリスの奥さんとハリスは一生あえないまま2人の物語は幕を閉じるであろう

パイモン

そ､そんなの嫌なんだぞ…💦

パイモン

どうにか､その未来を変えることってできないのか💦

神父

出来ないか出来るかで言うのならば…

神父

出来る。

パイモン

…っ本当か！！

パイモン

その､未来を変える方法ってなにをすればいいんだ…？

神父

それは､

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

神父

お主は､ガイア様の女をここに置いて今すぐ教会から逃げるのだ

パイモン

っ…？！

パイモン

数10分もしない内に崩れそうなこの教会でガイア様の女1人だけを残してここから出ろ……だと？！

神父

ああ。

パイモン

そ､そんな………

神父

決断は､お主に任せる
……では

神父は､パイモンにそう告げると速やかに教会から出るそれに続いてシスター達も神父を追いかけるように出ていく

パイモン

…ど､どうしよう😖💧

パイモン

このままいくと､あの2人は会えずに悲しい結末になっちゃうし…

パイモン

2人が無事に会えるようにしたいなら､ガイア様の女が……

ガイア様の女

私がどうしたの…？

パイモン

わっ？！

パイモン

ななっ､なんでもないんだぞ(--;)

ガイア様の女

…そう？

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

教会は､暴風の影響で建物が悲鳴をあげるように大きな音をたてる

ガイア様の女

…っ？！

ガイア様の女

私達もそろそろ避難した方が良さそうだね💦

パイモン

っ！まま､待つんだ💦

パイモン

(逃げたいところだけど､それじゃあ神様からの予言通りにあの2人が…)

ガイア様の女

…？パイモン

パイモン

あ､えっとぉ～💦

パイモン

もう少し､教会にいたいなぁ～……
なんて(￣▽￣;)

ガイア様の女

パイモンっ💢

パイモン

っ？！

ガイア様の女

パイモン､忘れちゃったの？

ガイア様の女

頼まれたじゃない､不安ながらも私達を信じてハリスさんを探してって…

ガイア様の女

私は､その気持ちに答えたい。

ガイア様の女

だから､一刻も早く探しに行かなくちゃいけない！

パイモン

ガイア様の女……

パイモン

(この目､心のそこからそう思ってることが伝わってくる……)

パイモン

(オイラは､なんで悩んでいたんだ)

パイモン

(答えなんか､もう決まっていたんだ)

パイモン

(ガイア様の女が､そう望むのなら…)

ガイア様の女

パイモンは､あの2人が会えず終わっていいの…？

パイモン

嫌だ､嫌だなんだぞっ

パイモン

オイラは､いつだってお前と同じ気持ちだ

パイモン

だから､

パイモン

だから………ッ

パイモン

お前は教会に残ってくれ…！

ガイア様の女

…え？なんで

パイモン

いいから､オイラの言うこと信じてくれっ……

ガイア様の女

パイモン……

ガイア様の女

泣いてる…の？

パイモン

っ……

パイモン

ガイア様の女ぁーーっ

パイモンは､大粒の涙を流しながらガイア様の胸に飛び込む

パイモン

ごめんな､急にこんなこと言って…

パイモン

でも､信じてくれ……

パイモン

お願いっ

ガイア様の女

……パイモン

ガイア様の女は､パイモンをあやすように頭を撫でる

ガイア様の女

わかった。信じるよ…☺️

ガイア様の女

パイモンがどうして泣いているのかわからないけど

ガイア様の女

今私が出来ることは､パイモンを信じることだと思うんだ

ガイア様の女

だから､信じるよ

パイモン

うぅ､ガイア様の女～

パイモン

死ぬなよっ

パイモン

絶っっ体､生きて帰ってきてくれよ

ガイア様の女

うん､わかったよ(^^)

ガイア様の女

パイモン､またね！

パイモン

っ…

パイモン

またなっ！

2人は､｢また」と言ってまた会う約束をするとパイモンは出口に行く

～酒場～

～その頃､アンバーは～

アンバー

グヌヌ～ッ

アンバー

わっ……💦

アンバーは､ガイアの腕を力強く引っ張っていると足を滑らせ尻もちをつく

アンバー

いった～いっ(；＞＜)

リサ

まだ起きないの？

リサ

ガイア隊長…？

アンバー

このザマですよ…

アンバー

もぉ～､モンドが危機になってるっていうのに､こんなべろんべろんになって寝てるなんてこの先のモンドの未来が不安で仕方ないよ…😖

ガイア

むにゃむにゃガイア……💤

リサ

ふふ本当､気持ちよさそうに寝ているわね

アンバー

しかも､寝言で｢むにゃむにゃ｣言う人なんて初めて見ました…

リサ

それも､自分の名前付きで言うなんてね…

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

酒場が暴風で揺れだす

リサ

はぁ､このままじゃこの人が起きた頃にはあの世にいるわよ…

アンバー

そんなぁ～🥺

アンバー

まだ､落としたい男たくさんいるのにぃ～(泣)

リサ

…仕方ない､最終手段よ

リサ

私の調教用具で起こすわ

アンバー

えぇ？！

アンバー

それで起きたとしても､どのみちあの世にいるよっ(；＞＜)

リサ

こんな時に起きない隊長が悪いわ

リサ

それに､私の調教意欲が今なぜか湧いてきたのよねぇ～♥️

アンバー

うわ～😖

アンバー

私今､上空にいる怪物よりリサさんの方が怖いよ…(；＞＜)

リサ

さぁてと……

リサは､ポケットに隠していたスタンガンを取り出すと電気が流れるかスイッチを押して確かめる

ﾋﾞﾘｯ

リサ

…よし､ちゃあんと流れるわね

リサ

さあ､始めるとしましょうか…

リサ

楽しい楽しいお遊び(拷問)を……♥️

リサがちょうどガイアの方へとスタンガンを向けた時､酒場の扉が開く

神父

待つのですっ！

アンバー

っ！神父さんに､シスターさん達！

シスターエゾ(先輩)

はぁはぁ…💦

シスターボロ(後輩)

まじなんスか💦
急に走り出して…(；＞＜)

シスターエゾ(先輩)

きっとまだ､神父様の中に神様がいるみたいだな💦

シスターエゾ(先輩)

とりあえず､神様のことを信じて待とう…！💦

シスターボロ(後輩)

なんだよそれ…(--;)

神父は､羽ばたくと寝てるガイアの頭の上に乗る

神父

起きるだ､ガイア

ガイア

ん……💤

神父

今お前を必要としている者が協会にいる…。

神父

さあ､ガイア…っ！

神父

今こそ､立ち上がる時だ…！

ガイア

むにゃガイア…💤

アンバー

…神父さん💦残念だけどそんなんじゃ起きないと思うよ

アンバー

だって､引っ張ったりこよりをしたっておきないし………

ガイア

ふぁ～…

ガイア

なんだぁ？騒がしい……😞

アンバー

嘘っ？！

リサ

お､起きたわね…(・・;)

神父

さあ､ガイア行くのです

神父

協会へ､

神父

今すぐにッ‼️

ガイア

急だな～(・・;)

ガイア

それになんだ？

ガイア

さっきから､揺れが酷いが…？

ガイア

今の状況から説明してくれないか？

ガイアの質問攻めを神父は無視し､ガイアを急かすようにくちばしでガイアの背中をリズムよくつつく

ガイア

いたっ？！

ガイア

わわ､わかったからっ💦

ガイア

協会に今すぐ向かうから､もうつつかないでくれっ(；＞＜)

ガイアは､神父につつかれるまま協会へと向かった

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

ガイア様の女

とりあえず､パイモンを信じて教会には残っているけど

ガイア様の女

…本当に､ハリスさんを探さないで教会にいていいのかな💦

ガイア様の女

ううん､パイモンがそう言ったんだから信じて待たなきゃっ

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

ついに､協会の端にあった棚がぐらつく

ハリス

ひぃっ……

ガイア様の女

っ！今の声…！！

怯えた声が聞こえたところに近づく

ガイア様の女

……もう､大丈夫ですよ

ガイア様の女は､避難できていなかった人を見つけると安心できるように優しく声をかける

ガイア様の女

さぁ､私と一緒に協会から出ましょう

ガイア様の女

(…とは言ったものの､私は出られないけど💦)

ガイア様の女

(でも､この人を避難させなきゃいけないし…出口まで見送ってあげよう)

ハリス

そ､そうだな…💦リリアも心配してるだろうし

ガイア様の女

リリア…！今､リリアって言いましたか？！

ガイア様の女

…ということは､あなたはリリアさんの旦那さんのハリスさんですね✨

ハリス

え？なんで知ってるんだ？

ガイア様の女

リリアさんから､ハリスさんを探してと頼まれたので！

ハリス

っ､そうだったのか

ガイア様の女

さぁ､そうと決まれば出口に向かいましょう

ハリス

っ､でも……

ハリス

怖くて…足が……

大きな揺れのせいか､ハリスは一歩も歩けない

ガイア様の女

(どうしよう､立ち上がれないと避難なんてできないし…)

ガイア様の女は､どうにかハリスを立ち上がらす方法を考えるが､

近くにあった大きな棚が倒れる

ガイア様の女

…っ

ガイア様の女

危ないッ…!!

ガイア様の女は､反射的にハリスを押しガイア様の女はその場に倒れ込む

ガイア様の女

クッ……

棚は､そのままガイア様の女の方へ倒れていく…

ﾄﾞｺｯ

棚が倒れた音がしたが､なぜか痛みがなく不思議に思いながら目を開ける

ダインスレイヴ

はぁ､全く……

ダインスレイヴ

なぜ､そこまでしてもこんな奴を庇う？

ガイア様の女

…あなたは

ガイア様の女

非リアっ！！

ガイア様の女の目の前には非リアが立っており､ガイア様の女を棚から守ってくれたのがわかる

ダインスレイヴ

…ッあのなぁ～💢

ダインスレイヴ

その呼び方､どうにかならないのか💢

ダインスレイヴ

いいか？俺には俺の名前っていうものがある

ダインスレイヴ

俺の名は､ダインスレイヴだ

ダインスレイヴ

次からは､そう呼………

ガイア様の女

ところでなんで非リアがこんなところに？

ダインスレイヴ

人の話を聞けっ💢

ダインスレイヴ

…というか､それはこっちのセリフだ

ダインスレイヴ

お前がなぜ､ここにいる？

ダインスレイヴ

予言だと､俺が探している4人の内､1人が協会に来ると感じとってここにきたはずなんだが…

ガイア様の女

私は､どっかの非リアが侮辱した恋人を探しに来てたの😒

ダインスレイヴ

ああ､あの女の物ってやつがコイツか…

ダインスレイヴ

可哀想に､人権という名の自由が愛で縛られ苦労しているだろう？

ハリス

…え？

ダインスレイヴ

異性と絡めば､嫉妬され…

ダインスレイヴ

自由に交流関係が出来ず､苦しいだろう？

ダインスレイヴ

それに､好きな事だって出来ていないだろう…？

ダインスレイヴ

相手の目を気にして､相手から不快に思われないように自分を押し殺しているんだろう？

ハリス

…っ💦

ダインスレイヴ

そうだろうな､想像がつく…

ダインスレイヴ

だって､愛というものはそういうものなのだからな…

ガイア様の女

ダインっ…

ガイア様の女は､カッとなり棚と一緒に落ちてた本をダインを目掛けて投げる

ダインスレイヴ

っ…？！

ガイア様の女

変なことを､ハリスさんに吹き掛けないでッ…！！

ダインスレイヴ

俺が､いつ間違ったことを言った…？

ダインスレイヴ

愛なんてそういうものだろう？

ダインスレイヴ

相手を思い過ぎた故に､どっちかが無理をする

ダインスレイヴ

…いいや､どっちも無理をしているのかもしれないな

ガイア様の女

…確かに､アンタが言ったことは間違いじゃないかもしれない

ガイア様の女

だけど､

ガイア様の女

無理するほど恋って楽しいんだよっ！

ダインスレイヴ

…っ

ガイア様の女

どれだけ､自分が無理をしても

ガイア様の女

どれだけ､自分が傷ついても

ガイア様の女

恋しちゃったら､そんなのどうってことないんだよ！

ガイア様の女

傷つくことさえ､楽しく思えちゃう……

ガイア様の女

それが､恋なんだよ☺️

ダインスレイヴ

……うるさい

ダインスレイヴ

恋だの､愛だの…俺の前ではその言葉を禁止したはずだが

ダインスレイヴ

お前は俺の話しを一切聞いていないようだな…

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

ダインスレイヴ

…と､また無駄な時間を過ごしてしまったな

ダインスレイヴ

どうやら､俺の探している人物達はここにはいないみたいだし

ダインスレイヴ

さて､さっさとここから出ようとするか…

ガイア様の女は､一刻も早く協会から出なければいけないことを思いだし旦那さんの前で腰を下ろす

ガイア様の女

…ハリスさん､私に掴まって

ハリス

…でも俺､こう見えて結構重いよ💦

ガイア様の女

いいから…

ガイア様の女

リリアさん､心配していましたよ？

ガイア様の女

早く､リリアさんに元気な所を見せてその心配を解いてあげましょうよ(^^)

ハリス

っ…！

ハリスは､ガイア様の女におんぶする形で掴まる

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

ガイア様の女

……💦

ハリス

あの､無理しなくても…💦

ガイア様の女

ううん､無理なんかしてませんよ…😄

ガイア様の女は､ハリスをおんぶしながらゆっくりだが一歩づつ着実に出口に向かう

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

ダインスレイヴ

…その速度だと出口には確実に間に合わないぞ

ガイア様の女

…うるさい

ガイア様の女

というか､なんでまだ非リアがいるの…

ガイア様の女

教会から出て行くんじゃ…ないの……

ダインスレイヴ

恋や愛にこだわる哀れなお前に､

ダインスレイヴ

最後だけチャンスをくれてやろうと思ってな

ガイア様の女

チャン､ス……？

ガイア様の女は､ハリスをおんぶしてゆっくり出口に向かいながらも耳をダインに傾ける

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

ダインスレイヴ

いいか？お前はこのままだと確実に教会の下敷きとなり死ぬだろうな

ダインスレイヴ

その未来が俺には見える…。

ダインスレイヴ

だが､その未来変えてやらんこともない…

ガイア様の女

…え！

ダインスレイヴ

条件を飲んでくれたらの話しだがな

ガイア様の女

条件…って？

ダインスレイヴ

なぁに？そう不安がるな…

ダインスレイヴ

条件は､とても簡単なことだ。安心して聞け

ダインスレイヴ

それは……

ダインは､ガイア様の女のアゴをクイッとあげる

ダインスレイヴ

"愛など下らないもの"

ダインスレイヴ

そう神に誓えば､お前ら2人とも出口に連れていってやろう…

ガイア様の女

………

ダインスレイヴ

…な？簡単なことだろう？

ダインスレイヴ

さぁ､言え……

ダインスレイヴ

誓うんだ。

ガイア様の女

……ちか､う

ダインスレイヴ

…ふふ

ダインスレイヴ

どうせなら､もっと大きな声で言ってみろ…😏

ガイア様の女は､大きな声を出すため名一杯肺に息を溜める

ガイア様の女

……すぅ

ガイア様の女

誓うもんかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ

その声は､教会全体に響き渡る

ダインスレイヴ

なっ……？！

ガイア様の女

はぁ､はぁ……

ダインスレイヴ

バカな……っ

ダインスレイヴ

お前､本気なのか…？

ガイア様の女

…悪い？

ガイア様の女

私は､なにがあっても愛を否定しない…！

ガイア様の女

愛は､私の人生に必要不可欠だから…っ！！

ダインスレイヴ

くっ……

ダインスレイヴ

馬鹿馬鹿しい…💢

ダインスレイヴ

お前を､助けようとした俺がバカだったようだな…💢

ダインスレイヴ

お前みたいな醜い人間は､

ダインスレイヴ

未来通り死んでしまえばいいッ

ダインは､ゴミを見るような目でガイア様の女を見つめると風のようにその場から姿を消す

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

ダインが姿を消した同時にさらに大きな音を鳴らし地面が揺れる

ハリス

ヒィ…💦

ガイア様の女

大丈夫､ですよ……💦

ガイア様の女

ハリスさんは､必ず私がリリアさんの元へ届けますか､ら……っ💦

体力的に限界なのか､明らかにさっきより歩く速度が落ちているがそれでも諦めず出口へ向かう

ガイア様の女

…はぁ､はぁ

ガイア様の女

(…足が重いし､なんだかジンジン痛む)

ガイア様の女

(…でも､足を止めちゃダメッ)

ガイア様の女

(…それに､今一番苦しいのは離ればなれになってるこの2人だ)

ガイア様の女

(恋人と離ればなれになるのは､凄く不安で胸が裂けそうなほど辛い….。)

ガイア様の女

(その気持ちは､私も何度も体験したからわかる)

ガイア様の女

(今だって､不安しかない…。)

ガイア様の女

(ガイア様が今どこで何をしているのか……不安。)

ガイア様の女

(ガイア様､会いたい…よ……。)

ｸﾞｷｯ

ガイア様の女

…ッ

グキッとガイア様の女の足が悲鳴を上げるように鳴るとガイア様の女と､おんぶしていたハリスはその場から倒れ混む

ハリス

…うっ💦

ガイア様の女

っ､ハリスさん大丈夫ですか💦

ハリス

うん､俺は大丈夫だけど…君は？💦

ガイア様の女

私は､どうってことないですよ……ッ

ガイア様の女は､立ち上がろうとすると足が痺れて立ち上がることができない

ガイア様の女

…っ💦

ガイア様の女

(どうしよう……)

ガイア様の女

(足が言うことを聞かない…っ)

ガイア様の女

(このままだと､本当に非リアが言っていた結末になってしまう……)

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

ついに､教会の天井が崩れ落ちようとする

ｶﾞｼｬﾝｯ

蛍

申し訳ございませんっ💦

蛍は､おもてなしの為に汲んできたお茶をガイアに渡そうとしたところ手を滑らせてお茶はガイアの服に溢れ落ちる

蛍

今すぐ濡れた部分を拭き取るので少々お待ちをっ(；＞＜)……

蛍

あっでも､濡れた範囲結構広いし着替えた方が…

蛍

ん～でも確か､当店の自慢の浴衣が在庫切れとかなんとか橋下さんが言っていたようなー💦

ガイア

あのぉ～…(￣▽￣;)

蛍

…はっ！すみません💦

蛍

とりあえず､水分が服に吸収しない内に拭きますね💦

蛍

って……

蛍は､溢したお茶を拭くためにガイアに近づくがお茶を溢した床に足を滑らせる

蛍

きゃっ…？！

ﾄﾞﾝｯ

蛍は､反射的に閉じていた目を恐る恐る開ける

ガイア

全く､

ガイア

慌てんぼうさんにも程があるぞ～

蛍

っ……////

蛍

(ち､近い……っ/////)

どうやら､滑り落ちそうになったあの一瞬で蛍をガイアは支えてくれていたみたいだ

ガイア

…？

ガイア

どうしたんだ？まるで敷かばねのように固まって動かなくなってしまったが…？？

ガイア

それに､少し体が暑いような……

ガイアは蛍を手で支えている為､代わりに自分のおでこで蛍の熱を測る

ｺﾂﾝ

蛍

ひゃ？！

ガイア

ふふんっ面白い反応をするなぁ♪

蛍

ふ､ふざけないでくださいっ💦///

蛍は､気持ちを切り替えガイアの濡れた部分を拭く

蛍

後で､替えの着替えをお持ちいたしますが

蛍

その前に､水分をざっと拭いちゃいますね…

蛍

……それと

蛍

本当に今日はガイア様に不快な思いをさせっぱなしで､申し訳ございませんでした……

蛍

｢最高のおもてなしをさせて頂きます！」

蛍

なんて､言っておいてこんな仕打ちなんて…本当私ってダメ女将でしたよね……💦

蛍

言い訳ってわけでもないのですが､

蛍

実は私､今日が女将として働く最初の日だったんです

蛍

だから､上手くガイア様をおもてなし出来なくって……

蛍

もし､ガイア様がご希望するなら

蛍

担当する女将を変えても………

ガイアは､水滴を拭いている蛍の手を掴む

蛍

っ､

ガイア

それだけは､ダメだ

ガイア

いくらお前のお願いだったとしてもな

ガイア

この旅館は､来店から帰りまで1人の女将が担当としてつくところが魅力的な旅館なんだろう？

蛍

でも､また私がへまをするかもしれませんしっ

ガイア

俺は､この旅館でまる1日過ごしたが

ガイア

ほとんどの女将がNo.1女将になろうと必死そうにしていて､自分のことばかりを考えているように見えた

ガイア

…でも､お前は違った

ガイア

蛍は､ちゃんとお客さんのことを一番に考えて親切におもてなしをしてくれたじゃないか

ガイア

今だって､俺の安全を考えて女将変更を提案してきたんだろう？

蛍

…それは💦

ガイア

自信を持て､

ガイア

蛍は､俺が見てきた女将の中で一番お気に入りの女将だ☺️

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

ﾄﾞﾄﾞｰｯ

ついに､教会の天井は下へと崩れ落ちていく……

ガイア様の女

(ああ､)

ガイア様の女

(…最後に)

ガイア様の女

(最後に一目)

ガイア様の女

(一目でいいから)

ガイア様の女

(ガイア様を見たかったな………)

ﾎﾟﾄｯ

ガイア様の女は､一雫輪郭をなぞるように涙をながす

そして､目蓋をゆっくり落とす…

ガイア

大人しくしやがれ

ガイア様の女

……ぇ､

ガイア様の女

今の声､は………

ガイア様の女は､聞き覚えのある声に反応はするが､そのまま目蓋を閉じる

｢ガイア様……？」

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それでもシオナは二次創作を書く

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