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学校に歩いて勉強して
それだけだった日常は
少しずつ変わる
あかね
手元のテキストを見ながら歩くあかね
優
あかね
優
あかね
あかねの手にはしっかりと書き込みがされたテキスト
優
あかね
優
優
あかね
優
あかね
そう言いながら学校につき授業をうける
この日の放課後に運命的な出会いをすることを
まだあかねは知らない
あかね
優
あかね
放課後あかねは優の部活が終わるのを待っていた
あかね
あかね
そう打つと携帯をしまい近くのコンビニへ足をむけた
何を買おうかな
あかね
頭に商品を浮かべながらコンビニへ歩く
優ちゃんにも買ってあげよう
その時だった
和也
あかね
和也
軽く肩を捕まれてあかねが驚く
和也
あかね
和也
あかね
たしかに人はいなかった
この人…誰？
あかね
記憶を辿っても知ってる人ではない
和也
あかね
割と大きな声で逃げようとした
そのときかなり大きな笛の音が聞こえた
優
あかね
よかった！
すぐに優のもとに走り寄るあかね
優
あかね
和也
優
優と謎の男が言い合ってると
圭太
明らかに顔面偏差値桁越えしてませんか？
あかねと優がフリーズした
優
優が腑抜けた声をだす
和也
圭太
優
あかね
会話に入っていく友人をただ眺めることしかできない
なんで会話できるの！？
和也
そういい帽子とメガネをとる
あかね
どこかで見たことがある顔
どこだっけ…
あかね
コンビニのポスターにある同じ顔
あかね
優
和也
あかね
和也
呆れながら和成が言う
圭太
優
あかね
影山和成はトップデザイナー
彼のブランドは人気でほとんどファッション界では有名だ
あかね
和也
和成が振り返れば圭太がいない
和也
優
優
優がコンビニを見ればいつのまにか中にいた
和也
優
和也
ちょ…まって！？
二人でこの状況！？気まずい！
和也
あかね
和也
あかね
整った顔が見つめてくる
あかね
女子高校生
女子高校生
和也
あかね
急に！？
和成の後ろを走るあかね
どうなるんだろ…わたし…
その頃
優
圭太
優
圭太
優
圭太
優
大人相手だからこそ少し動揺している優
圭太
優
二人で外を見ればすでにあかねたちの姿はなく変わりに人だかりがあった
圭太
優
慌てて外に出て外の女子高校生に話を聞いた
優
女子高校生
優
女子高校生
優
そういって圭太のところて戻る
優
圭太
優
圭太
優
和也
無我夢中で走った先にあった建物
えっと？
あかね
和也
あかね
でも危険じゃない！？
和也
あかね
和也
あかね
和也
あかね
SNSをあまり使わないあかね
あかね
和也
あかね
いいんだ…
小さな気遣いに驚く
優
あかね
圭太と歩きながらくる優
あかね
両の手に大量の食べ物
圭太
和也
優
和也
見事に話が途切れてしまった
あかね
和也
あかね
優
和也
和也
あかね
急に変わるなぁ…
あかね
恐る恐るあかねがきく
和也
あかね
結局…
和也
あかね
引き受けてしまった…
和也
腰あたりに手が触れてあかねが驚く
あかね
和也
あかね
いやいやいや！無理無理無理！
和也
あかね
ようやく解放されたあかね
あかね
和也
あかね
和也
あかね
和也
コーヒーを差し出す影山
あかね
優
和也
優
圭太
和也
大人な彼らと高校生の私たち…なんか異空間…
優
和也
優
圭太
和也
あかね
優
和也
優
またある日
和也
和也
あかね
和也
あかね
和也
手本のように和成が歩く
綺麗すぎる…
和也
あかね
和也
あかね
自分の足に！？
よろけた体は地面に近づく
ぶつかる！
目を閉じて衝撃に備えたが来ない
むしろ、その前にものすごい力で引っ張られた
和也
あかね
いい匂い…じゃなくて！
状況を立て直そうとしたが
和也
あかね
そこに
圭太
優
和也
優
あかね
火照る顔をなんとかあかねが隠す
そして…あるドレスコレクションに参加する日がついに来てしまった
あかね
衣装を着たのはいいが固まるあかね
優
あかね
和也
バシリどあかねの背中が叩かれた
あかね
和也
あかね
和也
あかね
和也
あかね
和也
優
驚いたことに優が男性役になっていた
あかね
和也
和也
あかねより背が高かった優は靴でさらに高くなった
あかね
優
あかね
ステージに向かおうとしたとき
和也
和成がなにか言った
あかね
無事にステージは終わった
あかね
優
あかね
優
あかね
優を見送った時
和也
あかね
和也
あかね
和也
あかね
あっ…そうだ
あかね
和也
あかね
和也
あかね
聞き間違えかな…
この期間ずっと和成さんにドキドキしていた
悟られないように必死だったけど…ばれてないよね？
あかね
和也
あかね
渡されたのは花束だった
和也
あかね
和也
あかね
和成は近寄りあかねの手をとる
和也
あかね
この何日か色々ありすぎて…
和也
あかね
そこー！？
和也
あかね
和也
あかね
真面目な顔の和成
和也
あかね
和也
あかね
和也
夢だろうか…
和也
あかね
和也
あかね
和也
あかね
あかねの顔が赤くなりだす
和也
あかね
和也
思えばあのとき初めて名前てよんだ…
あかね
和也
和也
あかね
和也
星空が一層と輝く夜
二つの影を月明かりがうつした
和也
あかね
いつまでも慣れない採寸
和也
あかね
和也
あかね
和也
あかね
鏡にうつるのはふてくされた和成とスーツ姿のあかね
優
圭太
優
和也
優
和也
言い合ってる中でふと優はおもった
あのときのステージ 優には和成がなにを言ったか聞こえていた
優
あかね
優
きれいだよ
窓をみれば桜が咲いていた 舞い落ちる桜に楽しそうなカップルを眺める二人
肌寒い日もあるがあの二人はいつまでもあたたかいだらうね
