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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

イデ💻

な〜んで僕が式典に出るとこうなるんすかねぇ〜

イデ💻

僕ってやっぱ疫病神?やだ陽キャに恨まれたりしないよな?

オル🤖

もぉ〜兄さん!!弱気になんないで!!

オル🤖

たとえ恨まれたとしても僕がいるから安心して!!

イデ💻

オル🤖…でもそれって僕が嫌われる前提で言ってる?

オル🤖

と、とりあえず今はグリ🐈‍⬛さんの起動停止だよ!!

イデ💻

(話逸らしたな…オル🤖め)

イデ💻

僕が戦うからオル🤖はあんまり前線に出ないでね

オル🤖

何言ってんの!!僕が兄さん守るよ!!

イデ💻

オル🤖は精密機械なんだから…

オル🤖

でも…

イデ💻

(まぁ嘘だけどね‪w)

イデ💻

(…もうこれ以上大切な人を失いたくないから)

僕は死人を呼び起こすことが出来る "シュラウド"家 に生まれた

生まれて物心着いた時には

勉強

魔法

召喚術

その繰り返しをひたすらするだけ

幼い僕には厳し過ぎ

またある日僕に弟が出来た

弟は『オル🤖』と名付けられた

オル🤖は魔力が僕の3倍はあることがわかった

だからこの家の後継はオル🤖になった

僕は別に悔しいとかはなかった

あんな苦しいことから解放されるなら

逆に嬉しかった

でも…

オル🤖は?

生まれて直ぐに人生を決め付けられたオル🤖は?

弟なんでどうでもいいと思っていた でも…オル🤖に感情移入してしまいそうで怖かった

そして数年が経ち

僕は機械に興味を持ち始めていた

1から10まで作るこの作業がとてつもなく好きなのだ

ゲームもし始め僕は幼いながら 部屋に引こもるようになった

両親はオル🤖に必死なので 心配などはされなかった

ところがある日ドアがノックされた

イデ💻

誰…??

オル🤖

こんにちわぁ〜

イデ💻

オル…🤖???

オル🤖

なんで僕の名前知ってるの〜??

イデ💻

そりゃ君の兄だし…てか授業中じゃないの?

オル🤖

僕ってお兄ちゃんがいたの?!

オル🤖

お勉強はね飽きたから抜け出してきた

イデ💻

あ、そう…

オル🤖

ねーねー兄さん何作ってるの?

イデ💻

兄さんって…僕はそう呼ばれる資格ないよ

オル🤖

しかくって何???兄さんは僕の兄さんじゃん!!

イデ💻

…好きにして、

オル🤖

これって何するの?

イデ💻

ん、見てて

そして僕は自分で作った ロボットを動かした

自室に引きこもってこんなことしてるなんて引かれるかなって思ったけど

オル🤖

(∩ᵒ̴̶̷̤⌔ᵒ̴̶̷̤∩)

めちゃ綺麗な目で見てきますやん…

オル🤖

兄さんこんなすごいもの作ってるんだね!!すごいや!!

イデ💻

気に入ったならあげるよ…

オル🤖

いいの?!兄さん大好き!!

イデ💻

ありがと(。´・ω・)ノ゙

大好きなんて初めて言われた 僕のこと真っ直ぐに見てくれる こんな綺麗な瞳が…

イデ💻

汚いこの家に染まって欲しくない((ボソッ…

オル🤖

兄さんなんか言った?

イデ💻

何も言ってないよ…

それから僕らは一緒に遊ぶようになった

機械で遊んで一緒に勉強をしたり、 先生の愚痴を言ったり楽しかった

そんな日常がある日壊れてしまった。

イデ💻

オル🤖!!あ、危ないから降りてきて!!

オル🤖

だって兄さんの大事な機械があるんだもん!!

確かに大事だけども、オル🤖に比べたらどうってことないよ…。

イデ💻

暗くなり始めたから帰ろ!!

オル🤖

あと少しぃー!!

ゴロゴロ ピカーンッ

イデ💻

…?!?!?!

イデ💻

オ、オル🤖!!!!!

オル🤖が…オル🤖が、 目の前に黒くなって落ちてきた

イデ💻

そ、んな…オル🤖ッ

オル🤖は大事そうに僕のロボットを 抱えていた

オル🤖の葬儀が終わり 父さんから久しぶりに声かけられた

イデ💻父

イデ💻

イデ💻

何…父さん

イデ💻父

オル🤖がいなくなったからにはお前が後継者だありがたく思え

イデ💻

別に嬉しくともなんともないし

イデ💻父

無理矢理にでもなってもらうからな

イデ💻父

オル🤖が持ってた魔法はお前にやる

イデ💻

…は?

イデ💻

ソレってオル🤖のものでしょ?

イデ💻

僕はひとのものを盗って自分が有利になるとか嫌だから

イデ💻父

しょうがない事だ

しょうがない…??? 自分の息子でも? ほんとに血も涙もない親ですね〜

イデ💻

あ、

イデ💻父

なんだ

イデ💻

後継者になるつもりは無いけど

イデ💻

召喚術だけ教えて

イデ💻

気が向いたら後継者なったげるから

イデ💻

…ふぅ、できた

あれから数年、僕は召喚術と食事以外は部屋に基本ひきこもっていた それは僕の本能的なことであるが あるミッションをこなすためだった

イデ💻

できたよ、オル🤖

イデ💻

また、僕と遊んでくれるよね

そうオルトを創っていたのだ 召喚術もオル🤖の為で 召喚出来たら辞めるつもりだ

イデ💻

☆。・☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.

そう唱えると辺りが青く染まった

イデ💻

お願いだから成功してくれ

ひとつの魂がやってきた

イデ💻

そのまま…このメカに、

イデ💻

ハマった!!よし、、、

僕の意識は魔力切れにより消えた

オル🤖

…ん!!…さん!!兄さん!!

僕を呼ぶあの声が聞こえる

イデ💻

…オル🤖?

オル🤖

僕だよ!!

イデ💻

オル🤖!!

イデ💻

良かった成功して…

オル🤖

ありがとう兄さん!!

もう離さないと決めた

今目の前にいるのは 完全にシャットダウンしたオル🤖だ

良ければよかったのに

ねぇオル🤖…

また僕の前から消えちゃうの?

オル🤖

にぃ、さん…

オル🤖

そんなこと、イワナイデ

イデ💻

口に出てた?

オル🤖

ばっ、ちり

オル🤖

ねぇ兄さん

オル🤖

僕のこといっぱい助けてくれて

オル🤖

遊んでくれて

オル🤖

愛してくれて、ありがとう…ッ

イデ💻

オル🤖ッ

オル🤖

ねぇ兄さん

イデ💻

何…

オル🤖

月が綺麗ですね

イデ💻

……

イデ💻

愛してるよオル🤖

それぞれ〜イグニハイド諞〜

ツイステ "監督生と最終決戦"(やっとできたんご)

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