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5 - #5 戦はいつも突然に・2

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2024年12月08日

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1号

はっは…HAHAHA!!

紹介が遅れたね。 彼女は「1号」。 人工的な人外らしい 戦闘には向かないからこちらで医療事務をしているそう 所属─???「医療科」

1号

はー、人外って大変だね…

1号

笑えないことでも笑っちゃうよ…

「水鞠」

じゃあ私より面白いダジャレに耐えられる?

「水鞠」

ちょっと待って…

1号

ん?なんだ、居たんだ…

1号

私は今忙しi

「水鞠」

汚い手を洗いに来た内定

1号

フグッ…ははっ、HAHAHA、ははははは!!!待って…耐えらんないw

「水鞠」

(そんなに?)

1号

いやぁ、

1号

私のことを殺す気か?

「水鞠」

いや全然。

「水鞠」

そういえば、「天使」のやつ全然帰ってこないけど…

1号

あいつの事だから死にはしないでしょ

1号

何せ(堕)天使だからな

「水鞠」

そうだね、あの(堕)天使だしね

「水鞠」

(この前僕っ子メイドに鳥扱いされてて可哀想だったなぁ…)

舞彩

クシュンッッッ!

舞彩

誰かに風邪移された?

舞彩

もしかしてこの前の…鳥?天使?どっちだか覚えてないけどそんな気がする…

一方、「天使」は…

「天使」

わぁ…

「天使」

居ないねぇ

「天使」

司令官、方向間違えた?

司令官

我を呼んだか?

「天使」

狐…あっちの司令官かぁ

司令官

貴様は…天使か?

「天使」

良かったぁ、鳥扱いされなかったぁ

「天使」

まず…

「天使」

なんでここに?

司令官

我は方向音痴なものでな

司令官

つまり迷子だ

「天使」

えぇ…

「天使」

(迷子と殺り合うのはちょっと嫌かも)

「天使」

ていうか、君いくつぅ…?

司令官

初対面から失礼であるな

司令官

まぁ…1500年は生きてると思うが

「天使」

その歳で迷子…

「天使」

…その話は置いといて

「天使」

早速やり合おう…!

司令官

司令官

うむ…戦闘にはあまり向かないが

司令官

久しぶりの手合せとして受け取ろう

「天使」

決まりだねぇ…

「天使」

スッ…

司令官

…消えた。

司令官

早速放棄したのか?

司令官

司令官

いや、ここで帰ったら罠に引っかかる可能性が大きい…

司令官

大人しく待とう…

2分後…

「天使」

よし!この勝負頂─

「天使」

いや何してんの!?

司令官

?普通にお茶を嗜んでいるのみだが

司令官

急に消えて暇だったからな。

「天使」

試合中豪快にお茶飲んでる人いないって

「天使」

放棄じゃん!?

司令官

我も放棄したのかと思って待っていただけなのだが

「天使」

まず

「天使」

なんでそんな座布団とか急須とか湯呑とか持ってんの!?明らかに手ぶらだったよね!?

司令官

そう慌てることは無い

司令官

1000年生きてればちょっとした小細工で持ち歩けるであろう?

「天使」

んなわけ

「天使」

ないでしょぉ!!

司令官

…勝負はせめてこの湯呑のお茶だけ飲んでからでも良いだろうか

「天使」

仕方ないねぇ…

「天使」

0.12秒で飲んでよ

司令官

飲んだ。

「天使」

ちぇっ…正面で突っ切るしかないか…

#5 戦はいつも突然に・2

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