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富山ルイス
夕暮れの橙色の景色がまだ微かに煌びやかに輝く中、徐々に夜の帳が退がる景色に瞬きを数回しながらも、ブレザーにショルダーバックを斜めがけして一人学校帰りに歩く中、学校にいても馴染めずにいる事に憂いを孕んだ表情を滲ませつつも溜め息を吐いて帰る回数は星の数より多く。両親が外資系という理由で2年間まさかの日本を離れてから戻った後、共学の学校に通い、暫く海外にいただけあって日本語は訛った状態で2年の間に学んでない漢字は多く、更には思った事をはっきり言ったり、自分の意見を優先して放った言動にケチをつけられては孤独になってしまった。高校2年の秋になるこの頃、友達は欲しいものの、人と馴染めない寂しさに、ぼっちだと言われるのに耐えられなく、強がって素通りする学生に英語や仏語で悪口を言う。それが寂しい人間の俺の日課になっていた。
佐藤零士
富山ルイス
突如いきなり話しかけてきたのは同じ2年1組の子。俺は空気は読めないし、海外に住んでて自己主張が激しいから、完全に周りからは変人だの帰国子女みたいなもんなのに、言う程特徴的に外国人ぽさというか長所より短所のが剥き出しに注目されてるから、こうやって話しかけられたら、怖くて日本語を話せないフリしないと生きてけないんだ。
佐藤零士
富山ルイス
佐藤零士
坂本涼
富山ルイス
馴染めないのは分かって、適当に言葉を言って俺は自宅へと踵を返し、二人がいる後ろは振り向かない様にした。
佐藤零士
坂本涼
佐藤零士
坂本涼
佐藤零士
坂本涼
佐藤零士
坂本涼
佐藤零士
坂本涼
佐藤零士
坂本涼
佐藤零士
蝉の鳴く音も単調なる旋律を奏でては静かになる闇色に染まる夜に、俺と涼は家でゲームをする事になった。
佐藤零士
坂本涼
佐藤零士
坂本涼
佐藤零士
坂本涼
佐藤零士
坂本涼
突如、涼と部屋でゲームをしてる時に空気すら読まずに妹がいきなり部屋を開けた
佐藤杏奈
佐藤零士
佐藤杏奈
俺の妹は涼の顔が好きって理由で仲良くなりたいだとか。正直、顔だけで世の中生きていけそうな雰囲気があるから、理解はできる。
坂本涼
佐藤零士
佐藤杏奈
涼への熱い視線を感じては不意に意図が分かった涼はやんわりとした口調で空気を吸う様に嘘を
坂本涼
冷静に静かに諭す様な声色は慣れたもので、女の子からチヤホヤされる数は年に雨が降る数よりも多く、酷くも興味無いとさりげなく伝えてる涼。正直、俺が女でこんな対応されたら、泣くぞ。
佐藤杏奈
佐藤零士
佐藤杏奈
静かに扉はしまって、妹は踵を返してどうやらキッチンへと足音を向けた
佐藤零士
坂本涼
佐藤零士
坂本涼
佐藤零士
訳の分からない英語でプレイするホラーゲーム。理由は単純で、あの帰国子女と仲良くなりたい。言葉が少しでもわかれば理解はできる筈
佐藤零士
坂本涼
佐藤零士
坂本涼
ホラーゲームにて、ゾンビが群がる屋敷の中で仕掛け扉の前で手に入れた鍵を奥に押し当てる様にして入れる。ただそれだけなのに廊下の中で迫りよく呻く声に絶え間なく集まるゾンビ
佐藤零士
坂本涼
佐藤零士
坂本涼
そして、コントローラーを盛大に投げた瞬間に彼の下半身に機械音と一緒にプラスチックが身体に当たった音がした。坂本にコントローラーを誤って投げたんだと思い、申し訳無さげに眉尻を下げて目に映るはズボン越しに膨らんでるそれであった。