店を出ると、夜風が少し冷たかった。 結城は酔いを覚ますように、軽く息を吐く。
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三人で並んで歩き出す。 自然な流れで、結城は真ん中にいた。
右に悠真、左に玲央。
ーーまた、挟まれる。
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会話はある。 なのに、空気が重い。
結城は無意識に歩幅を調整する。 すると、左右から同時に距離が詰まった。
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yuma
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苦笑する結城を見て、悠真は楽しそうに笑う。
その一方で、玲央は何も言わない。 ただ、結城の袖を軽く引いた。
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reo
一言。 結城が無意識に外側を歩いていたことに気づく。
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位置を入れ替えようとすると、 今度は悠真が立ち止まった。
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軽い口調。 でも、視線は結城だけを見ている。
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玲央が言うと、 悠真が一瞬だけ目を細めた。
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結城は足を止める。
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yuma
笑って言う。 でも、冗談じゃない。
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yuma
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低い声。 譲る気がない。
結城は慌てて間に入る。
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声が重なる。
結城は言葉を失う。
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玲央は何も言わない。 ただ、結城の手首をそっと掴む。
yuki
reo
短い命令。
悠真がその手を見る。
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yuma
悠真は笑いながら、今度は反対の手を取った。
yuki
yuma
両手を取られ、 結城は完全に立ち止まる。
yuki
沈黙。
玲央が、低く言った。
reo
悠真が続ける。
yuma
結城の喉が鳴る。
yuki
答えは返ってこない。
ただ、 左右から繋がれた手だけが、離れなかった。
結城はようやく理解する。
ーーここが、 自分の“定位置”なんだと。
主
主
yuki
reo
yuma
主
主






