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翌日 学校にて
日羽
友希那
日羽
友希那
日羽
話し終わるとスッと前を向いた。
人と合わせる顔がない。
なんだかぐしゃぐしゃな顔をしていそうで、あまり人と目を合わせられない。
日羽
そうため息をついて 机に顔を伏せる。
私が悪かったよね ごめんね つらいよ 置いて行かないで
そんな言葉が頭をよぎる。
おしゃべりしてくれるのも、愛依しかいなかったからさ。
急にいなくなったらすんごいさみしい。 貴方と遊んだ時間はとっても幸せだった。
そうして一日が終わる。
そうして沢山の日がすぎた。
棚においてあるのは冬休みに旅行へ行った時にお土産で渡すつもりだったハンカチがある。
日羽
学校で渡せばよかったのだが、毎回忘れてしまって結局渡せてないままだ。
日羽
そう強く願う。少し辛いけれど我慢してればきっといいことがあると祈っている。
眠りにつく。
あれからまた少し経った。 今日は修了式だ。
日羽
みんなは友達と思い出を語り合っていたりしている。
私はまだ1人でいた。
そんな時に友希那が話しかけてきた。
友希那
日羽
友希那
そう微笑んだ。 優しい笑顔でこちらを見た。 そう言って少ししたら、また何処かへ行ってしまった。
日羽
なんでこんなにも引きずってしまうのだろうか。 自分でも不思議である。
けれども、愛依のことが大好きなのだから。
このくらい心配してもいいよね。
「また会いたいな。」
そんな事が頭の中を支配していた。
日羽
そうして最後のチャイムが鳴る。 帰りの挨拶をして私は帰路につく。
結局最後も1人だ。
愛依くらいしかこっちの道の友達がいないからさ、やっぱり一人はさみしいね。
家に帰る。
日羽
そう誰もいない部屋に呼びかける。
学校から持って帰って来たものを出して、しまう。
ファイル整理をしていたとこ、寄せ書きが見つかった。
日羽
そこにはほとんど全員の文があった。 ありがとう、よろしく、などと定型文が多かった。
けれど、愛依だけは、私のことを考えて書いてくれたような文章だ。
日羽
自然と涙が落ちてくる。
嗚咽が漏れる。 後悔の気持ちが強く私を叩いてくるような感情だ。
日羽
それと同時に、罪悪感というものが湧いてきた。
特に理由はないけれど、なんだか自分が悪かったかもしれないと思っていたから。
もっと愛依をささえられたんじゃないかなと思うと、なんだか苦しい
こんなにも私は愛依に助けられてると言うのに。
日羽
私にできることは何かないのだろうか。
きっと、また見つかるはずだ。