地球よりも遥かに……土星よりも向こうにある場所に、二人の惑星と1人の準惑星である冥王星がいた
彼らは、他の惑星とは少し違っていて、寒い所でしか住めない体質となっていた。そのため向こうから来ることがないため、みなから「暗いヤツら」や「奇妙な三人」と言われていた
天王星
海王星〜、冥王星〜!

海王星
どうした……そこまで大きな声を出す必要無いだろ

天王星
実はね……土星から面白い物をみせてもらったんだよ!

天王星
とはいえ、地球からなんだけどね

冥王星
面白い物……?

海王星
どうせつまらない物でしょ……

天王星
まあまあ、そういう前にさ……と

天王星
これこれ!

そう言って見せてくれたのは……氷のような小さな小さな石……私たちので言う「ダイヤモンド」だった
海王星
何だその石……?

天王星
えっと確か……ダイヤ……もん……?

冥王星
「ダイヤモンド」……

冥王星
でしょ?

天王星
あ、そうそう!

天王星
よく知ってるね!

海王星
冥王星、知ってるのか……?

冥王星
まあ、聞いた事あるだけだよ

海王星
ふーん……

天王星
んでね、これ……どうやら宝物みたいなんだって

天王星
子供達にとっては

海王星
まあ、輝く石なんて珍しいと思うのかもな

天王星
そうなんだろうね

冥王星
そもそも、輝く石なんてどこにもあるのに……

天王星
僕らにとっては普通かもだけど、あの子達にとってはそうじゃないかもね

土星
三人とも、その石どうです?

天王星
あ、土星〜!

土星
2人とも久しぶりだね

海王星
あぁ

冥王星
うん

天王星
そういやぁ……二人はあんまり会ってなかったんだね

海王星
そりゃ……距離の関係がな

冥王星
そうだね……

土星
んじゃまた地球から面白い物を貰ったら来ますね

土星
では

天王星
はぁあ……

今まで天王星がこんなにも大きなため息をしているのは中々なかった……
そういう時は、基本何かに悩んでいると二人は何となくだが察した
海王星
もしかして、アイツらに直接会いたいのか?

天王星
そんなところだよ

天王星
でもさぁ……暑いじゃん?

天王星
だからさぁ……ちょっと残念だなぁってね

冥王星
ね、ねぇ……天王星……

天王星
ん?

冥王星
どうして……アイツらと会いたいと思うの?

海王星
珍しいな、自分から言うなんて

冥王星
いや……その……

天王星
気になるからなんでしょ?

天王星
そうだね……話せる仲間が欲しいからかな?

天王星
まあ少数よりも大勢の方が楽しいなぁってさ

冥王星
そう……なんだ……

天王星
でも、よく言ったね

冥王星
え?

海王星
今まで流されたまま、何も言わなかったお前が

海王星
自分の意見を言うとはなって

冥王星
うん……

天王星
もしかしてさぁ……冥王星も会いたいの?

天王星
地球達に

冥王星
……

海王星
天王星、お前な……

冥王星
うん……

海王星
?!

冥王星
僕も……会ってみたい……

冥王星
僕のことを……知らない人が……多いから……

天王星
そっか

海王星
会いたいねぇ……

海王星
俺たち三人は暑い所で長引く事が出来ねぇんだよな

天王星
でもいつか、みんなと会える日が来るよ

冥王星
そうだね……!

海王星
俺は別にいいけどな

天王星
えぇなんでさぁ?

海王星
多くの人と関わるのが好きじゃないからだ

天王星
あ、そうだったね……

冥王星
んじゃ、どうして僕らと話してるの?

海王星
?!……そ、それは……

天王星
あぁ……もしかして、1人だとかっこいいと思ってるけど、本当は寂しがり屋なやつなんだろ?

海王星
ち、違う!

天王星
もう、またまた〜

海王星
はぁ……天王星、お前なぁ

冥王星
ふふ……ふふふ

海王星
あ

天王星
笑ってる……

天王星
ふふ、今日はなんだかいいことが起きそうだね

海王星
そうだな……天王星
