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梦
梦
それは、昔の記憶
思い出したくない
燃やしてしまいたい
ずっとしまっておいた記憶
夢
夢
おかあさん·····?
夢
もう分かっていた事だった。
生まれて12年、もう生まれた時点でわかっていたのかもしれない
"母は、私が見えていない"
ずっとそうだった。何を言っても、動いても、
まるで虚空のように、
何処かを見ていた。
おまけに耳も聞こえていないらしい
聞こえていない、というよりは
もう
聞こえない
それは消えた父のせいだった。
私が生まれて間もない頃、父は浮気をしていた
父は日に日に、帰ってこなくなった
そして、よくある話、浮気相手を選び、
母を捨てた。
その結果が、これだった
おかあさん·····?
夢
母は俗に言う
生きた死体だった
幻覚、幻聴、重度の体調不良、
もう、
いやだったのに
これ以上
い き た く な い
夢
夢
夢
キィーーン·····と耳鳴りがする
はっと我に返る
もうこれは、慣れてしまった。
夢
夢
夢
これはきっと、悪夢という名の、最高の話
そして彼女は、また霞む
〜最高の悪夢〜
チン、とレンジの音が響く
ガチャ、と開くと
中からは美味しそうなジャムの匂いがする
そして
口に
運んで
夢
夢
ジャーッと水の音、
高木夢、16歳は一人暮らしである
両親は行方不明、アパート代は祖母が払っている。
故に一人暮らしである
だが最近、まともに食欲が湧かず、
何も食べれていない、
おかげで体重は2キロ減り
理想の体型へ
なるはずもなく
ただただ不健康になる日々だけを送っていた
夢
夢
夢
夢
時計を見ると、そろそろ学校へ行く時間だった
仕方なく学校へ行く、これが
彼女、高木夢のルーティンである
夢
学校についたかと思えばこの感覚、
あぁ、本当に嫌だなぁ
夢
もう行けばいいんでしょ精神の夢に、何も効かない
ガラガラ·····
生徒A
夢
生徒A
生徒B
生徒A
どうせここで関係を作っても、社会的には要らなくなる
その考えが、夢の人間関係を破壊していた
誰とも友達にならずに、終わるんだなと
そう思っていた
大体クラスの生徒がほとんど集まったころ
HRが始まる
先生
先生
クラスがザワつく
生徒A
生徒B
生徒A
生徒がうるさくなる、が
先生
先生
生徒B
生徒A
先生
先生
生徒B
生徒A
ガラガラガラ·····
夢
入ってきたのは、
楠
生徒A
生徒B
先生
先生
生徒B
生徒A
またキャーキャーざわざわとクラスが一変騒がしくなる
夢にはこれが、車のエンジン音と変わりなく聞こえていた
夢
夢
もう一瞬で事がどうでもよくなった夢に
悲劇が堕ちる
先生
夢
楠
夢
夢
先生
先生
先生
先生
夢
この日から、夢の散々な日々は
夢のような日々になるのだった
途中だけど🔪!!!!!!ごめんなさい!