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わりとギリギリなとこ攻めてるんで、気をつけてください。

では、どうぞ。

それは、昔の記憶

思い出したくない

燃やしてしまいたい

ずっとしまっておいた記憶

おかあさんっ·····!!おかあさっ·····!

開けて゛!!!!開けてよ!!!!!!

おかあさん·····?

ぁ·····あ〜·····

·····

もう分かっていた事だった。

生まれて12年、もう生まれた時点でわかっていたのかもしれない

"母は、私が見えていない"

ずっとそうだった。何を言っても、動いても、

まるで虚空のように、

何処かを見ていた。

おまけに耳も聞こえていないらしい

聞こえていない、というよりは

もう

聞こえない

それは消えた父のせいだった。

私が生まれて間もない頃、父は浮気をしていた

父は日に日に、帰ってこなくなった

そして、よくある話、浮気相手を選び、

母を捨てた。

その結果が、これだった

おかあさん·····?

あのひと·····まだ帰ってこないのかしら·····ご飯さめちゃうわ·····

ぉか·····さ·····、

母は俗に言う

生きた死体だった

幻覚、幻聴、重度の体調不良、

もう、

いやだったのに

これ以上

い き た く な い

や、やめ·····

やめ゛·····

やめてよ!!!!!

キィーーン·····と耳鳴りがする

はっと我に返る

もうこれは、慣れてしまった。

·····、

(もう、、、どこか遠くで死のうかな·····)

(生きれる価値が見当たらないんだよ·····どこにあるの·····)

これはきっと、悪夢という名の、最高の話

そして彼女は、また霞む

〜最高の悪夢〜

チン、とレンジの音が響く

ガチャ、と開くと

中からは美味しそうなジャムの匂いがする

そして

口に

運んで

う゛ッ·····

ぎも゛ぢわ゛る゛·····

ジャーッと水の音、

高木夢、16歳は一人暮らしである

両親は行方不明、アパート代は祖母が払っている。

故に一人暮らしである

だが最近、まともに食欲が湧かず、

何も食べれていない、

おかげで体重は2キロ減り

理想の体型へ

なるはずもなく

ただただ不健康になる日々だけを送っていた

つらい·····つらいよしんどいって、·····

まじで勘弁して·····

なんか食わせろよ·····ッ

ゲホッ゛

時計を見ると、そろそろ学校へ行く時間だった

仕方なく学校へ行く、これが

彼女、高木夢のルーティンである

はあ·····

学校についたかと思えばこの感覚、

あぁ、本当に嫌だなぁ

(行かなきゃ、なんですけどもね·····)

もう行けばいいんでしょ精神の夢に、何も効かない

ガラガラ·····

生徒A

あ·····高木さん、、えっと、おはよう、!

·····、

生徒A

あ·····っ、、·····、、

生徒B

ちょっとAちゃんやめときなよ、高木さんはいつもああだから·····、

生徒A

そ、そう、だよね·····うん、、

どうせここで関係を作っても、社会的には要らなくなる

その考えが、夢の人間関係を破壊していた

誰とも友達にならずに、終わるんだなと

そう思っていた

大体クラスの生徒がほとんど集まったころ

HRが始まる

先生

自分の支度しろよー

先生

今日はいい知らせがあるからなぁー

クラスがザワつく

生徒A

えーっ·····!?いい知らせって·····なんだろう·····?

生徒B

わかんない、けど、あれじゃない?宿題増やされるとかw

生徒A

最悪じゃん·····!!!

生徒がうるさくなる、が

先生

はは、いろいろ予想が立てられてるみたいだが

先生

今回は違うぞ

生徒B

えー·····!??

生徒A

なんだ·····!?

先生

ふ、聞いて驚け

先生

入ってきていいぞ!

生徒B

えっ、

生徒A

わ、

ガラガラガラ·····

·····?

入ってきたのは、

·····こんちわ!!!!初めまして!!

生徒A

てっ、

生徒B

転校生·····ーー!?!!!

先生

そうだ!!その通り!

先生

うちのクラスにも転校生がついに来てくれた!!!

生徒B

うわあああああ!すごぉおお!

生徒A

ねー!!

またキャーキャーざわざわとクラスが一変騒がしくなる

夢にはこれが、車のエンジン音と変わりなく聞こえていた

(うるさいなぁ·····)

(今日のお昼、パンにしようかな·····食えるかな·····)

もう一瞬で事がどうでもよくなった夢に

悲劇が堕ちる

先生

じゃあ席は·····そうだな、高木の前の席、!

っは·····、?!

ほ〜っ·····了解で〜す·····

え、ちょ、、!

(誰も前に居なくていい席だったのに〜·····!!!!!!)

先生

じゃ、HR終わるぞ〜

先生

きりーつ!

先生

れーい!

先生

ちゃくせーき!

まじかよ·····

この日から、夢の散々な日々は

夢のような日々になるのだった

途中だけど🔪!!!!!!ごめんなさい!

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