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日曜日の午後。
駅前のカフェ、「ミレニアム・ブレンド」
窓際の席に座っていたのは、悠・葵・真奈美・亮の4人。
珍しく、全員私服。制服じゃない。
アイコンは制服だけど、制服じゃないです。
制服じゃないです(メタい)
葵
真奈美
亮
葵
悠
そう。今回は不思議なことに悠も見つけていた。
悠
私がストローをくるくる回しながらポツリと言った。
葵
真奈美
亮がふっと笑う
亮
悠
真奈美
悠
葵
悠
ふと、真奈美が小さくつぶやく。
真奈美
葵
真奈美
悠
真奈美
亮が話の途中で突っ込む
亮
葵
亮
悠
真奈美
真奈美が少し頬を膨らませていた
亮
真奈美
亮
悠
私ががストローを止め、またポツリ。
葵
葵
悠と真奈美の目が大きく見開いた
真奈美
真奈美
、、、ざっくりとしすぎでは
悠
真奈美
亮
カラン、とグラスの氷が鳴った。
日曜の午後にしては、妙に静かなカフェの中。
窓の外では、雲がゆっくり流れていた。
月曜日の放課後。
いつもの4人で、校舎の奥にある資料室に来ていた。
小学校・中学校の名簿は規模がでかい高校に置かれていたので助かった
亮はこのこと知ってたのかな...
...まさかね
葵
悠
真奈美
私はもうヘトヘトなのに、、、
あの三人どんな体力してんのよ
そんな時、脳筋こと、亮が一冊の古い卒業アルバムを取り出した。
亮
真奈美
ページをめくっていくと、制服は少し古いデザイン。
まさに——例の写真と同じだった。
悠
葵
皆が固まった
でも、記憶にはあるのに
なんで...?
真奈美
葵
亮
ふと、悠がぼそっとこぼす
悠
葵
悠
葵
そんなことない
真奈美
悠
悠
葵の耳がふいに赤くなった
葵
葵
葵が不意に声をあげた
真奈美
亮
悠
葵と、私たちの目線がポスターに行った
資料室の壁に貼られた一枚の手書きポスター
それは、数年前に行われた文化祭の出演者リストだった
そこに、小さく書かれた名前。
『七瀬 詠(朗読劇)』
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