初作品書いていきます
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5歳の頃に
お父さんは家を出て行って
中学生の頃
唯一の理解者であった母親が自殺して
私には親がいなくなった
大好きなお母さんがいなくなって
悲しみのどん底に沈まれていた私に
まるで私に追い打ちをかけるかのように
『親がいないから』という
実にくだらない理由でいじめが始まった
バッシャーン!
もぶ
もぶ
もぶ
もぶ
えと
えと
もぶ
もぶ
えと
えと
さっきかけられた水で
全身が冷たく、水が滴り落ちているけれど
私の心は、それよりも冷たく沈んでいた
友達から屋上に呼び出されたかと思えば
もぶ
もぶ
えと
えと
もぶ
もぶ
えと
えと
放課後には呼び出されて
もぶ
もぶ
もぶ
えと
もぶ
もぶ
殴られることなんて、日常になっていた
先生はいじめのことを知っていたはずなのに
何も言わずに
ただ私を注意するだけだった
悲しい
つらい
憎い
ひどい
いろんな感情がごちゃ混ぜになって
私の体は多分、限界を迎えたんだと思う
もう、こんな世界にいたくない
高層マンションの上
えと
えと
えと
えと
えと
えと
心臓は太鼓のようにどくどくと激しくなっている
だけど
不思議とここから落ちることへの恐怖はなかった
ああ、、
神様、どうか
次生まれ変わったら、
どうかこんなクソみたいな人生にはしないでね
えと
えと
なにしてるんですかッ!
えと
えと
そこに立っていたのは
まだ小学生くらいだろうか
こんな時間に外を彷徨いていいはずもない男の子が
立っていた
⁇
えと
えと
⁇
⁇
えと
あまりに私が淡々と答えるからだろうか
男の子は驚いたような、信じられないような顔つきになって
こちらを見つめていた
えと
えと
⁇
⁇
楽しいこと、
お母さんが生きてて
友達もたくさんいて
えと
⁇
⁇
彼は、まだ幼いながらも
一生懸命言葉を捻り出して
その度に私が発する言葉に
傷ついたような
悲しんだような
嘆いているような
そんな表情をしていた
⁇
その男の子が
半ば泣きそうになりながら
発した言葉
⁇
えと
お前に生きる意味なんてねーよ!
出来損ないがww
なんのために生きてんの?
あなたがいてくれることが、
私の生きる意味よ
精神的にすでに限界を迎えていた私は
心がぐちゃぐちゃになって
彼の前で
大泣きしてしまった
えと
えと
えと
急に泣き出した私を見て
彼は慌てふためき、
ポケットの中をひっくり返して
ちょっぴり汚れたハンカチを差し出した
⁇
えと
えと
えと
そう絶叫した私が
多分、言われたかった言葉は
『あなたは生きてて偉いよ』
『あなたの生きる意味は、俺が見つけるから』
『あなたの存在が、生きる意味だから』
だけど
彼からかけられた言葉は
予想とは全く違うものだった
⁇
⁇
⁇
えと
まあ、俺もわからないですけど、と
彼はちょっぴり照れくさそうに笑った
あのあとどうやって
家まで帰ってきたのか
よく覚えていない
彼とのやりとりも
まるで夢の中の出来事のようだった
けれど
彼の言葉は静かに
けれど確実に
私の心を打ち砕いていた
これは私が
"生きる意味"を見つけるための物語
お疲れ様でした
正直、あまり方向性など定まっていないので
次回
♡100
くらいいったら
続き出そうと思います
ばいちゃ
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