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30分後…
恵麻
私お風呂入るからタオルで目塞いでて！
陽介
え…
陽介
俺に見られるの嫌なの？♡
恵麻
当たり前でしょ
恵麻
早くつけて
陽介
分かった分かった
バタン
陽介
(俺…慣れてるはずなのになんでこんな緊張して…)
陽介
(とりあえず気を紛らす為に寝よ…)
20分後
恵麻
(鼻歌)
恵麻
(あ、いつもの癖で服着忘れてた…)
恵麻
陽介起きてないよね…？
恵麻
(まあいっか)
恵麻
(でも寝顔は可愛いんだよな…)
恵麻
(じーっ)
陽介
何？その格好誘ってんの？
恵麻
起きてたの…！
陽介
俺だって男なんだけど
恵麻
何…私に惚れでもしたの？
陽介
…
恵麻
その沈黙やめて…///
恵麻
(本当に好きなのかと思っちゃうじゃないの…)
陽介
照れてんの笑
陽介
じゃあ…俺お風呂入るから
恵麻
あ…うん
恵麻
(さっきのなんだったの…？)
ピロン
ピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロ
恵麻
(すごい通知の音…絶対私じゃないな)
恵麻
(ちょっと気になるし見ちゃお…)
恵麻
(パスワード…陽介の誕生日かな？)
恵麻
(単純だな…本当に開いちゃったよ)
恵麻
何これ…
恵麻
うっ…
陽介
…どうしたの俺のスマホ見て
陽介
大丈夫か？
恵麻
え…ええ
陽介
あ…なんだよあいつ
小夜
社長いつになったら会ってくれるんですか！
陽介
俺はもう会わないって言っただろ
小夜
なんで？ねえなんで？なんでなんでなんでなんで？
小夜
あ、分かった
小夜
恵麻と陽介がホテルに入っている写真
陽介
…は？なんでお前これ
小夜
これ上の人に晒しちゃうよ？いいのいいのいいのー？
小夜
今会ってくれないと晒しちゃうよ？
陽介
あーいいよ。別に出しても。
小夜
は…？
小夜
なんで…？
小夜
そしたら…私死んじゃうよ？
小夜
今私あんたたち2人がいるホテルの屋上に立ってるから
小夜
死ぬよ？
小夜
いいの？いいの？いいの？
小夜
ねえ
小夜
死なないでって言ってよ！！！！！！！！！
小夜
私は恵麻が嫌いなの！！！
小夜
恵麻を懲らしめたいから私は社長に近づいたのに！
小夜
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
陽介
そうだったんだな
陽介
それじゃ
恵麻
…あんた小夜ともヤってたの？
陽介
いやヤってない
陽介
一回食堂で服汚されて、
陽介
だからお詫びにご飯を奢らせてって
陽介
だから一度ご飯食べに行っただけで…
恵麻
ふーん
陽介
何？拗ねてんの？嫉妬？
恵麻
ちがうわよ。あんたなんかに嫉妬するわけないでしょ
恵麻
とりあえずあんた。行ってあげれば？屋上
陽介
恵麻は絶対に来るなよ危ないからな
恵麻
行きたくないわよ…そんな嫌いって連呼されてたらね
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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