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ヌッッッッシ
ヌッッッッシ
美結
美結
ヌッッッッシ
美結
ヌッッッッシ
ヌッッッッシ
美結
ずっと痛いの…
辛いの…
誰かに助けてほしい…
でもそんな事言えなくて、 今日もまた偽って、
笑顔作って、 迷惑かけないように、
後輩達にも、先生にも もちろん親も、同級生も、
全員に、好かれるように、
愛されるように、
ぁ、れ?
愛ってナンだっけ?
アイってどういうのだっけ、?
思い返せば、 一回も愛なんて感じたことないから 分かんないや、笑
美結
美結
美結
美結
でも一回だけ、 美海ちゃんから、
あのハグ。 温かかった~
とっさに突き放しちゃったけど、
あれが愛なのかな? だったら、
美結
美結
美結
美結
美結
食べると気持ち悪いの、 だから、せめてもって ゼリーだけしか食べれてないの、
また虫が入ってたら、 髪の毛が入ってたらって、
そう思うと、 怖くて、気持ち悪くなって、 もどしちゃうの、
飲み込めないの…っ
ゼリーも、 ほとんど飲み込めない、
睡眠も、 誰も味方じゃなくて、 ひとりぼっちで、
誰かに暴言吐かれて、 寝るのも、もうっ、
嫌なの…
全部全部、投げ出したい…
三ツ谷くんとか、 安田さんとか
心配してくれてる。 その心配に答えたい、
でも、また見捨てられるって思うと 怖いの、言葉が出ないっ…
美結
美結
美結
美結
美結
美結
美結
美結
美結
美結
美結
美結
美結
美結
美結
美結
美結
美結
美結
モブ
モブ
モブ
モブ
美結
いつまで続けるんだ、 こんな人生
いつまで私は 続けるつもりなんだろう
美結
安田さん
安田さん
美結
安田さん
美結
三ツ谷
美結
三ツ谷
美結
三ツ谷
美結
安田さん
美結
安田さん
美結
三ツ谷
美結
三ツ谷
美結
美結
安田さん
美結
言えるわけ無いじゃん
助けてなんて、 迷惑なだけでしょ
ガシャン
美結
モブ
モブ
美海
美結
ホントその通りだよ、
バコバキッドカッ
美結
お父さん
美結
またこの日常の繰り返し、
美結
今日も薬とリスカに逃げる
美結
美結
美結
美結
お母さんは スマホばっかで
私のことなんて 見向きもしなかった、
そんなお母さんが大っ嫌いだった
だけど、たまに外に出て遊ぶときは 世間体を気にしていたのか
私と一緒に遊んでくれて 私のことを見てくれて、
それが嘘でも、 ほんっとに嬉しかった。
でも、しばらくして お母さんは出て行った
お父さんよりも 給料がいい人が見つかったって
その時にホントに私は 世間体だけだったんだって 実感して、悲しくなった。
やっぱりあれは嘘だったんだって。
美結
美結
美結
美結
美結
美結
バタン!
美結
三ツ谷
三ツ谷
美結
失敗かぁ…
三ツ谷
美結
三ツ谷
美結
三ツ谷
三ツ谷
美結
美結
三ツ谷
美結
三ツ谷
美結
今日から夏休み、
お父さんは夜しか居ない、
彼奴らに会わなくて良い、
美結
美結
美結
ピンポーン
美結
美結
美結
美海
美結
美結
美海
美結
美海
美結
美結
美海
美結
突き放したのはお前なのに
美結
私のこと殴って 突き放して
私のことを限界まで追い詰めた癖に
今更話したい?
美結
美海
美結
美結
美海
美結
美結
今思えば、 玄関先で騒いでるのが間違いだった
三ツ谷
美結
美海
美結
美海
三ツ谷
三ツ谷
美結
美結
三ツ谷
美結
美海
三ツ谷
美結
美結
美結
美海
美結
美結
私は背中を押して追い出した
バタン
美結
美結
美結
美結
美結
美結
美結
美結
美結
美結
美結
美結
机の上の小瓶に手を伸ばした
美結
ガシャーン
美結
美結
美結
一粒
美結
また一粒
美結
もう一粒だけ
美結
もうちょっと
美結
足りない、
美結
美結
美結
美結
美結
美結
私は欲のままに 手のひら一杯に錠剤を掴んで 飲み込んだ
美結
ザクッ
美結
喉に激痛を感じ その後すぐに鉄の味がしてきた
美結
美結
美結
ペチャッ
美結
美結
美結
美結
美結
美結
バタッ
美結
美結
グッ
美結
こんな事を考えてる間に 段々意識が薄れてきた
美結
美結
美結
美結
私は静かに目を閉じた
美結
美結
ーーーー!
美結
美結
美結
美結
ガバッ
美結
美結
美結
三ツ谷
美結
安田さん
美結
美結
美結
安田さん
三ツ谷
美結
安田さんは静かに頷く
安田さん
安田さん
美結
安田さん
美結
美結
死ねると思ったのに
安田さん
三ツ谷
美結
安田さん
安田さん
なんて
美結
三ツ谷
もう十分でしょ
美結
美結
安田さん
三ツ谷
美結
三ツ谷
美結
三ツ谷
美結
美結
美結
美結
美結
それから私は 一週間ほどで退院した
あの件以降 三ツ谷君と安田さんは ちょくちょく 私の家に来るようになった
当然だが なぜあんな事をしたのか 理由は話していない
だからあの男からの暴力は続いてる
だが気持は前より軽くなった はず
美結
美結
美結
美結
ちょっと辞めてください!
雨の音と 色んな音で賑わう街に 響わたった声
美結
私は声のした方に視線を向ける
そこには露出の高い服を着た女と
美結
あのクソ親父の姿が目に映った
お父さん
モブ
路地裏の誰も目に着かないような 場所で
モブ
モブ
美結
美結
お母さん
お母さん
美結
美結
美結
自分も
ガチャ
お父さん
美結
お父さん
美結
美結
お父さん
美結
お父さん
美結
美結
美結
私はワイヤーで力いっぱい クソ親父の首を絞めた
美結
お父さん
美結
美結
お父さん
美結
美結
美結
美結
お父さん
お父さん
美結
グッ
お父さん
グタッ
美結
美結
美結
美結
美結
完璧に死ねる
美結
通話
00:00
三ツ谷
ピッ
三ツ谷
美結
三ツ谷
美結
三ツ谷
美結
三ツ谷
美結
美結
三ツ谷
三ツ谷
美結
美結
美結
美結
三ツ谷
美結
三ツ谷
美結
三ツ谷
美結
三ツ谷
美結
通話
03:23
三ツ谷
美結
美結
美結
美結
美結
美結
三ツ谷
三ツ谷
美結
美結
三ツ谷
美結
三ツ谷
タッタッタ
神様
どうか、どうか、
美結
美結
間に合って 彼女を救わせてください
美優さんを救いますか? ▶はい ▶いいえ
美優さんを救いますか? ▶はい⇦ ▶いいえ
本当に救いますか? ▶はい⇦ ▶いいえ
ポタッポタッ
美結
三ツ谷
美結
美結
美結
美結
三ツ谷
美結
三ツ谷
三ツ谷
ズルッ
三ツ谷
美結
美結
美結
美結
美結
美結
美結
三ツ谷
美結
三ツ谷
美結
三ツ谷
三ツ谷
美結
三ツ谷
美結
美結
三ツ谷
美結
ガシッ
安田さん
美結
美結
安田さん
安田さん
安田さん
安田さん
美結
安田さん
安田さん
安田さん
安田さん
安田さん
ズルッ
安田さん
安田さん
美結
美結
安田さん
三ツ谷
美結
安田さん
三ツ谷
当然じゃないですか 当然ですよ
こんなに言葉で 温かくなったことなんて今までない
ガシッ
美結
救ってください
安田さん
三ツ谷
安田さん
美結
三ツ谷
安田さん
美結
三ツ谷
安田さん
美結
安田さん
安田さん
美結
三ツ谷
美海
美海
三ツ谷
美海
美海
美海
美海
美海
美海
美海
美海
美海
美海
美海
美海
美海
美結
三ツ谷
三ツ谷
美結
安田さん
ドサッ
美結
美結
安田さん
安田さん
美結
久しぶりに抱きしめられた感覚は
とても優しかった
美結
美結
私は今にも出てきそうな涙を ぐっと堪えて伝える
三ツ谷
あれから美結先輩は捕まった――
と思われたが、 殺したはずの男は 気絶していただけで
事情聴取だけですんだのだとか
今では あの男は真面目に働いている… らしい
そして今日は手芸部の3人で 初の買い物
文化祭の準備で今は大忙し
三ツ谷
三ツ谷
美結
三ツ谷
トントン
俺が肩をそっと叩くと 先輩は膝から崩れ落ちていった
キャーー!
三ツ谷
状況が上手く読み込めない
三ツ谷
美結
三ツ谷
安田さん
安田さん
騒ぎに気づいたのか 息を切らしながら 安田さんが声をかけてきた
三ツ谷
安田さん
美結
安田さん
三ツ谷
美結
安田さん
美結
美結
美結
美結
目の前には赤く染まった絨毯 そしてホラー映画で見るような人間
美結
美結
お母さん
美結
美結
お母さん
美結
お母さん
美結
お母さん
お母さん
お母さん
美結
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
美結
美結
美結
美結
美結
三ツ谷
助けられなかった、
美結
美結
美結
美結
美結
美結
美結
美結
三ツ谷
俺がもっと、
早く先輩の変化に気がつけてたら、
安田さん
美結
三ツ谷
美結
美結
美結
安田さん
安田さん
安田さん
先輩の顔が みるみる青白くなっていく
それは俺にとって信じられない光景だった
Batend
美結さんを救いますか? ▶はい ▶いいえ
美結さんを救いますか? ▶はい ▶いいえ←
…本当にですか? ▶はい ▶いいえ
はい
三ツ谷
スカッ
三ツ谷
美結
美結
ドン
キャーー!
上から人が!
誰か救急車を!
三ツ谷
三ツ谷
安田さん
安田さん
安田さん
三ツ谷
安田さん
安田さん
三ツ谷
安田さん
安田さん
安田さん
三ツ谷
安田さん
安田さん
安田さん
三ツ谷
三ツ谷
三ツ谷
安田さん
三ツ谷
安田さん
三ツ谷
幸せになれる場所だよ
安田さん
ガシャン
ドンッベチャッ
メリーバッドエンド
ヌッッッッシ
美結
ヌッッッッシ
美結
ヌッッッッシ
美結
ヌッッッッシ
美結
ヌッッッッシ
美結