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コメント
4件
一気見しました! めっちゃ最高です〜 (フォロー失礼します)
拗ねてるねっぴー可愛いwww
カラー二
カラー二
カラー二
カラー二
カラー二
カラー二
カラー二
カラー二
カラー二
夜の静けさの中、
山本は隣で穏やかに眠っていた。
ねっぴーは布団の中でそろりと身を起こし、
山本の寝息を確かめる。
ねっぴー
小さく呟いてそっと布団から抜け出す。
部屋は薄暗い。
ねっぴーはゲーム機のスイッチを入れた。
ねっぴー
こうしてねっぴーはゲームを始める。
ねっぴー
ねっぴー
ねっぴー
ねっぴー
ねっぴー
笑いを抑えながら夢中で画面を見つめる。
気づけば夜はすっかり明け、朝になった。
山本は目をこすりながらリビングに出てきた。
そこには既にゲームを終えたねっぴーの姿がある。
ダークネス山本
ねっぴー
ねっぴー
ねっぴー
ダークネス山本
山本は軽く笑っていた。
数日後
昼間になると、ねっぴーはしょっちゅうあくびをして、
ぼーっとした顔をしている。
最初は「寝不足かな」と軽く考えていた山本も、
次第に違和感を覚え始めた。
ダークネス山本
ねっぴー
ダークネス山本
ねっぴー
ねっぴー
ダークネス山本
ねっぴーは慌てて笑ってごまかす。
けれど山本はその様子を怪しんでいた。
午前1時
山本はわざと寝たフリをし、耳を済ませていた。
すると、布団の中からそっと音がする。
スッ……(布団を抜け出す音)
ダークネス山本
廊下に出る足音は、
忍び足ながらも確かに聞こえる。
山本はゆっくりと後をつけ、
リビングのドアの隙間から覗き込んだ。
薄暗い部屋でテレビの光に照らされるねっぴーの姿。
手にはコントローラー
画面にはカラフルなインクが飛び交っている。
ダークネス山本
山本はしばらく黙って見ていたが、
ねっぴーは完全にゲームに集中している。
ねっぴー
ねっぴー
その声が小さく弾んでいるのを聞き、
山本はつい苦笑いした。
時刻は午前3時をすぎている。
山本は音もなく近づき、ねっぴーのすぐ後ろに立つ。
ダークネス山本
ねっぴー
ねっぴー
ねっぴーは飛び上がり、コントローラーを落としそうになる。
振り返ると、眠そうな顔をした山本が腕を組んで立っていた。
ねっぴー
ねっぴー
ダークネス山本
ダークネス山本
ねっぴー
ダークネス山本
ダークネス山本
ねっぴー
ねっぴー
ダークネス山本
ダークネス山本
ねっぴー
ダークネス山本
山本は一歩前に出て、
ねっぴーの手からコントローラーを取り上げた。
ねっぴー
ねっぴー
ダークネス山本
ねっぴー
ねっぴー
ダークネス山本
ねっぴー
ねっぴー
プクっと頬を膨らまて睨むねっぴー
その「ひどい」の言い方が、すねた子供のようで、
山本の胸にチクリと刺さる。
ダークネス山本
山本は少しねっぴーの顔を見て笑ってしまう。
ダークネス山本
ねっぴー
ダークネス山本
ダークネス山本
ねっぴー
ダークネス山本
ねっぴー
ねっぴーが拗ねた顔をした瞬間
山本は脇腹をくすぐった。
ねっぴー
ねっぴー
ねっぴー
ねっぴー
ダークネス山本
ねっぴー
ねっぴー
ねっぴー
ねっぴー
ダークネス山本
ねっぴー
ねっぴー
ねっぴー
必死に抵抗するねっぴーを、
山本は容赦なくくすぐり続けた。
笑い転げ、涙目になったねっぴーは、
ぐったりと山本に寄りかかった。
ねっぴー
ねっぴー
ダークネス山本
ダークネス山本
ねっぴーはぐったりしたまま、こくんと小さく頷いた。
山本はそのままねっぴーをひょいと抱き上げ、
布団へ連れていった。
ねっぴー
ダークネス山本
ダークネス山本
ねっぴー
ねっぴーはしばらく抵抗していたが、
温もりと一定の心音に包まれて、
次第に瞼が重くなる。
ねっぴー
ねっぴー
ねっぴー
ダークネス山本
ねっぴー
ねっぴー
そのまま、ねっぴーの呼吸はゆっくりと深くなっていく。
それを山本は抱きしめたまま、小さく笑った。
ダークネス山本
そう呟きながら、自分も隣で目を閉じた。