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𝓡𝓲𝓷

はじめまして!𝓡𝓲𝓷です

𝓡𝓲𝓷

初投稿ながら、りらなさんのコンテストに出させて頂きます✌️

𝓡𝓲𝓷

りらなさんの推しカプがいふないだとお聞きしまして、
いふないで書かせて頂きますm(*_ _)m

𝓡𝓲𝓷

初めてテラーノベルさんで小説を書くので、至らぬ所も多いですが、見ていただけると嬉しいです(*^^*)

𝓡𝓲𝓷

タイトルは「幾度の春」です!

どうぞ!!!

If

( ˊ࿁ˋ ) ᐝふわぁ...

If

もう朝かぁ...

ベッドを降りて、真っ先にリビングに向かう

そして、真っ先にベランダの方に目を向けた

柵に手をかけて、窓際で育てている ミツバを見つめて、髪をなびかせる 美青年がいる

俺はそろりそろりと彼に近づいた

If

おはよぉ〜ないこぉ〜(っ˙˘˙)っギュッ

ないこ

わぁっっっ!!もー、まろぉ!//

彼はないこ、俺の彼女

ないこ

おはよ、まろ

If

(´。•ω(•ω•。`)ぎゅー♡

ないこ

ちょっ、まろぉ!苦しいよぉ〜!

If

ごめんごめん笑

If

でも、離すつもりないから

ないこ

えぇっ//

ないこ

あぁ!じゃーもう、ご飯作るよ!!//

If

かあいい(*´`)♡

ないこ

(⸝⸝・̆ ・̆⸝⸝ )むー

ないこ

今日はシンプルにサラダとトーストと目玉焼きとかでいい?

If

えぇえ〜

If

ないこが食べたい♡

ないこ

あ、もう最近まろのそういうのに照れさえしなくなってる

If

ええ...マジかぁ...

If

じゃあ...

If

(´○`*)パクッ♡

ないこ

ヒヤァ///

If

さっそくおみみ、いただきましたぁ!

ないこ

はぁあ!!!//もー!///

シャキシャキシャキ(野菜を斬る音)

If

...うれしそう( ̄▽ ̄)ニヤリッ

ないこ

ち、ちがうぅ!//

ご飯出来ました

ないこ

はい、召し上がれ!

If

ありがとぉないこ

If

(。・н・。)パクッ...うまいわぁやっぱ

ないこ

そっか!よかったぁ〜

If

...もう何回目の春やろなぁ

ないこ

なにぃ?おじさんみたいなこと言っちゃって笑

If

おじまろじゃない!

ないこ

(ノ˶>ᗜ​<˵)ノハハッ笑

If

後で覚えとけぇ

食後

ないこ

((꜆꜄ ˙꒳˙)꜆꜄꜆ポチポチポチポチポチポチポチポチ
(ソファで寝転んで携帯いじってます)

If

なーにしてんの?

ないこ

え?いや、特に何も?

If

えぇ...

ないこ

((꜆꜄ ˙꒳˙)꜆꜄꜆ポチポチポチポチポチポチポチポチ

If

( ー̀ н ー́ )ムー

If

(んー、あかん!)

If

スッ…(ないくんに馬乗り)

ないこ

え、何?まろ...

If

さっきのも合わせたお仕置♡

ないこ

ングッ///

この先は ご想像にお任せします

ないこ

もうこんな時間か...

If

ほんまに1日早いわぁ

ないこ

...なぁ、まろ

If

なんや、ないこ

ないこ

...なんもない!

If

は?

ないこ

あ、ごめn

If

まだ足りないん?あれ♡

ないこ

ち、ちがう!!///

明るく返してはみたけど、なんとなくないこが言いたいことが俺には分かった

ないこ

じゃあおやすみ、まろ

If

ぎゅっ

ないこ

うあっ!...相変わらずまろはまろだわ笑

If

...なぁ、ないこ

ないこ

え、なに?

If

...なんで、ここにおるん?

ないこ

え...?

ないこside

俺は昔から同性愛好者だった

モブ

お前、男が好きとかキモww

ないこ

え...?

モブ

なんで同じ性別のやつ好きになんの?w

ないこ

いや...

モブ

ホーモ!ホーモ!

小中学生の時は、そんな悪口が俺の心を突き刺した

高校生より上になると、真正面から悪口を言われることはなくなったが、

誰も認めてくれているような気がしなかった

それが心の底から苦しかった

If

ないこっていうんや!よろしくな?

ないこ

あ、うん

でも、1人だけ、俺を包み込んでくれる人がいた

俺の悩みを聞いても、

If

大丈夫や、そばにいる

そう笑ってくれて。

俺には身に余るほど、優しいやつで、俺は惹かれていった

けれど、告白する自信がなかった

If

俺と、付き合ってくれへん?

ないこ

へ...?

彼に突然そんなことを言われた

If

いや、俺、ないこが好きやねん

ないこ

なんで...?

If

なんでって、言葉じゃ収めきれないくらい理由はあるよ?

ないこ

( :˙꒫˙: )ポロポロ

If

え!?どうしたん!?

ないこ

あ、ごめん💦嬉しくって...

ないこ

もちろん、よろしくお願いします!!

そう返した時の彼のパァアっと輝く顔は忘れられる訳が無いものだった

でも

わかってくれる人が少ないことに変わりはなかった

俺は、この場所が苦しくなって。 彼もこんな風になってほしくなくて。

そばに彼は居てくれているというのに...

命を捨てたんだ

Ifside

同棲スタートから少し経ったある日のこと

If

ただいま〜

いつもは返事をしてくれるのに、返事がなかった

If

(今日も家にいるはずだよな?)

なんとなく嫌な予感がしてすぐに部屋に向かう

If

...!ないこ!!!

ないこ

あ、おかえり、まろ

If

何するんだ?

ないこ

...こっち来ないで

If

ないこ!!!!

ないこ

...いつまでも笑ってて?

最期に彼は、どこか悲しげな笑顔で

ベランダから体を投げ出した

俺はどうすることも出来ず、その場所に立ちすくんでしまった

5年前の春のことだった

それから数ヶ月経った朝

まだ全くないこがいない生活に慣れていない頃

俺はいつものようにリビングに向かう

すると

???

おはよう、まろ

If

え...?

あるはずのない人影があった

ないこ

どうしたの?

亡くなったはずの恋人だった

If

.......

If

なんでもない

ないこ

...そ!じゃあご飯作るわ!

間違いなのは分かっていても、

この生活が続けばいいと思った

黙っておいた方が良かったのかもしれない

でももう

If

ないこはこの世にいないんだ

ないこ

...

ないこは目を合わせようともしなかった

ないこ

まろが、前を向いてくれないと、俺が困るから、

ないこ

前を向いて貰えるように帰ってきた

If

ああ、
これで俺、やっと前を向けると思う

ないこ

でも...

ないこの体が消えかかっているのに気づいた

ないこ

いざ逢えなくなると...

If

...

ぎゅっ

俺は何も言わずないこをさらに強く抱きしめた

ないこ

...まあけど、まろが前を向けてよかったニコッ

つらいはずなのに、ないこは笑ってみせた

俺に不安にさせないために

ないこ

じゃあ、さようなr

If

ないこ

ないこ

ん?

If

こうなった今まで

If

ずっとずっと好きでした

If

いや、

If

君がどこに行っても

If

ずっとずっと大好きです

こんなのじゃ全く足りないけれど、今込められる精一杯の君への愛を詰め込んだ

ないこ

ふふっ(´˘`*)そっか☺️

ないこ

じゃあ、

ないこ

またね

ないこ

俺の永遠のパートナー

そう言い残して、 ないこは消えていった

If

んっ...( ˊ࿁ˋ ) ᐝふわぁ...

If

もう...朝かぁ...

ベッドから降りて、すぐにリビングに向かう

俺は真っ先にベランダに向かう

窓際で育てているミツバを見つめながら、涼し気な春風を浴びる

この光景を彼はどれほど待ち侘びたのだろう

If

こんだけ助けられてちゃ、彼氏失格だな(笑)

助け合うから恋人なんでしょ?

そんな声が風に乗って聞こえてきたような気がした

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