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ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
月島
影山
そして僕らは逃げ出した
この狭い狭いこの世界から
母
家族も
山口
ひなた
クラスの奴らも
何もかも全部捨てて
君と2人で━━━━
影山
月島
影山
影山
影山
月島
君は何も悪くないよ。
結局僕ら誰にも愛されたことなどなかったんだ
そんな嫌な共通点で
僕らは簡単に信じあって来た。
月島
君の手を握った時微かな震えも無くなっていて。
誰にも縛られないで2人線路の上を歩いた。
金を盗んで
影山
月島
2人で逃げて
どこにも行ける気がしたんだ。
今更怖い物は僕らには無かったんだ。
月島
影山
今となっちゃどうでもいいさ
あぶれ者の小さな逃避行の旅だ。
いつか夢見た優しくて
影山
影山
月島
月島
月島
月島
月島
宛もなく彷徨う蝉の群れに
水もなく揺れ出す視界に
迫り狂う鬼たちの怒号に
バカみたいにはしゃぎあい
ふと君はナイフを持った
月島
影山
影山
月島
影山
月島
影山
月島
そして君は首を切った。
まるで何かの映画のワンシーンだ。
月島
月島
月島
白昼夢を見ている気がした。
警官
気づけば僕は捕まって
君だけがどこにも見つからなくって
君だけがどこにもいなくって
そして時は過ぎていった。
あの暑い暑い日が過ぎていった
家族もクラスの奴らもみんな居るのに
何故か
月島
あの夏の日を思い出す
僕は今も今でも歌ってる。
君をずっと探してるんだ
君に言いたいことがあるんだ
9月の終わりにくしゃみして
6月の匂い繰り返す
影山
月島
影山
月島
頭の中を飽和している
誰も何も悪くないよ
月島
月島
月島
月島
月島
END
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし