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わたしのアールだ 泣きたいよ 泣いてくる
泣いてもいい?
ほとけ
私いま、屋上で、靴を脱ぎかけた時に
いふ
青髪の、先客に声をかけてしまった
ほとけ
いふ
口をついて出ただけ。 本当は、どうでも良かった。 先を越されるのが、何となく癪だった。
青髪の子は語る。 どっかで聞いたようなこと
いふ
ほとけ
いふ
ほとけ
ほとけ
いふ
ほとけ
いふ
ほとけ
いふ
いふ
ほとけ
いふ
ほとけ
いふ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
トコトコ
次の日
ほとけ
と、靴を脱ぎかけたらそこに、
背の低い男の子に、
りうら
ほとけ
また声をかけてしまった
背の低い子は、語る クラスの孤独を
りうら
ほとけ
りうら
ほとけ
りうら
りうら
ほとけ
りうら
ほとけ
次の日
ないこ
ほとけ
ないこ
ほとけ
ないこ
ほとけ
ほとけ
兄貴
ほとけ
兄貴
ほとけ
兄貴
兄貴
ほとけ
トコトコ
ほとけ
そうやって、何人かに声をかけて、追い返して
ほとけ
僕自身の痛みは誰にも言えないまま
ほとけ
ほとけ
トコトコ
ほとけ
初兎
ほとけ
トコトコ
ほとけ
初兎
ほとけ
初めて見つけたんだ
似た悩みの子
何人か目にあったんだ
紫のカーディガンの子
初兎
ほとけ
口をついて出ただけ。
思ってもいない事、でも、声をかけてしまった
ほとけ
初兎
ああ、どうしよう
この子は、止められない
僕には、止める資格が無い。
それでもここからは、消えてよ
ほとけ
初兎
初兎
初兎
トコトコ
目を伏せたまま、消えてった
ほとけ
次の日
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
なんか、寂しいな、
ほとけ
カーディガンは脱いで、三つ編み解いて
ほとけ
カタンッ(柵の上に乗った
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ピョン、、、、グシャ、
end