水瀬 まりな
水瀬 まりな
水瀬 まりな
あんなに楽しみだった補習が、今は心底嫌だった。
今日、補習が始まる前、先生が教室に入ってきたと同時になつ先生に謝ろう。
私はそう決めた。
―*・*・*―
放課後。
私は教室になつ先生が来るのを待っていた。
水瀬 まりな
ただ少し遅れているだけだろう、 そう思い、私はそのまま待つことにした。
だが、それから10分してもなつ先生は来なかった。
水瀬 まりな
そう思った私は、職員室に行くことにした。
―*・*・*―
水瀬 まりな
そう言って職員室に入り、なつ先生を探したが、なつ先生の姿はどこにもなかった。
水瀬 まりな
なつ先生...
そして、なつ先生の机の近くまで行き、なつ先生の机の上をちらりと見た私は目を疑った。
水瀬 まりな
なつ先生の机の上には、ある写真が置かれていた。
なつ先生と、まなのツーショットだった。
水瀬 まりな
私は、そこから動けなくなってしまった。
◆続く◆