初めはあなたが嫌いだった
その雑っぽさが
その無理矢理感が
嫌い、だった
あなたと出会ったのは
冬になって初めて雪が降った頃だった
私がひとりでビルの屋上で 上からの眺めを見ていた時
夕月(ゆづき)
冷たい風が私の髪をなびかせる
バンッバンッ
夕月(ゆづき)
夕月(ゆづき)
そんなことを考えていた時に私の番が来た
ガチャ
夕月(ゆづき)
夕月(ゆづき)
??
夕月(ゆづき)
夕月(ゆづき)
??
??
夕月(ゆづき)
??
夕月(ゆづき)
夕月(ゆづき)
三途
夕月(ゆづき)
三途
夕月(ゆづき)
三途
夕月(ゆづき)
夕月(ゆづき)
夕月(ゆづき)
夕月(ゆづき)
夕月(ゆづき)
俺は意味のわかんねぇことを言う 夕月って奴の隣に行って下を見た
でも下よりも夕月の横顔に目がいった
三途
夕月の横顔はちょっと潤んで 今にも泣きそうな目をしていた
夕月(ゆづき)
三途
夕月(ゆづき)
三途
過去
俺は今まで沢山の女と遊んではヤッた
それの繰り返しだった
どの女も他に男がいようが 俺が話しかけると誘いに乗って来た
三途
モブ子
でも今回の女は、夕月は どこかちょっと違う
次の日の夜
俺はまた昨日の場所に来た、用はない ただ夕月に会いたいそれだけだった
三途
やっぱり夕月は居ない
三途
そうだよな約束してねぇもん
俺は後悔をした
言えばよかった
あの時いえなかった
また会いたい、を
コメント
1件
文才がすごい!! 普通に小説書いてそう。