バイブスクラッシュ　─Vides Crush─

俺は＿＿＿だ。 ゲームを作る仕事をしている。

初めて作ったゲームが大ヒットした。

今はそのゲームのバグを修正するため、プレイしている。

ここ最近、取材等を受けていたりであまり寝ていなかった。

俺はゲームを開いたまま寝てしまった。

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気づけば知らない場所にたっていた。

起き上がって辺りを見回す

が、特にこれと言ったものはなかった。

鏡を見つける。 鏡に映った自分は…… まるで自分じゃなかった。

まるで動物みたいだ。

俺だけじゃなく、他に人が居たことが幸いだった。

もしかしたら、本名は言うなと、 この時誰かに脳に入れられたのか？と 考えてしまう。

もう一人が立ち上がる。

俺にそんな技術力はない。

(　　　　　)は 俺の名前を言おうとした瞬間、 手を押さえた。

(　　　　　)に触れると、 手が痺れるように痛かった。

俺は辺りを見回したが、なにも見当たらない。

スマホもテレビも椅子も、なにもない。

もちろん俺ら以外に誰もいない。

結局俺は一人だ。

俺は、沢山あった部屋の 一つに入ってみる。

ｶﾞﾁｬ

部屋は思った以上に広く、 一人で住むには丁度いい。

自分の名前を呟くも、電流は流れない。

もしかすると、誰も聞いてないところならいいのかもしれない。

さっきの場所に戻ろうとし、ドアを開ける

その瞬間、白い光に包まれた。

凄く怖くなった俺はテレビをつける。

ﾌﾟﾂﾝ

俺は怖くなり、とっさにテレビを消す。

そう言えばと思い、 ゲーム作成用のパソコンを確認する。

その画面には、あのときの二人が歩いている様子が。

パソコンの前の椅子に座る

と、そのとたんに眠気に襲われる。

俺はこの時、「友達」というのが 何か、初めて知った気がした。

それから「探索してくる」と伝え、さっきの部屋にもどった。

「この部屋で名前を言えば帰れる」 ということは絶対に伝えない。

だって俺の大切な友達だもん。

初めての友といっていいほどだ。

それから俺は「ここは危険だから立ち入り禁止」とし、 「はいったら死ぬ気がする。」 立派な嘘をついた。

これがこの世界 「Vibes Crush」 の始まりだ。