ひらり
軽くジャンプして フェンスの向こう側に立つ
眼下に広がる光景を、 なるべく見ないようにしながら
フェンスを掴んだ手を 離そうとする
と、
背中から声がした
今までさんざん聞いてきた声
誰なのかすぐに分かった
初兎
でも、彼の目の前で死んで トラウマを植え付けたくはない
仕方なく振り向く
初兎
見飽きた顔
ほとけ
ほとけ
初兎
被せるように言うが、
ほとけ
初兎
突然出てきた単語。 頭の中に?が浮かぶ
ほとけ
ほとけ
初兎
初兎
ほとけ
ほとけ
ほとけ
唖然としていると
おもむろに彼もフェンスを越える
初兎
初兎
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
初兎
ほとけ
少しおちょくったような調子で
いたずらっ子のような 悪い笑みを浮かべ
ほとけ
自分の手を絡めてきた
いわゆる"恋人繋ぎ"だ
初兎
ほとけ
初兎
ほとけ
真面目なトーン
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
初兎
『生きてこれた』
その言い方は、 いつもの彼からは想像もつかない
大人びた悲しげな声で、 少し戸惑う
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
繋いだ手がぎゅっと軽く握られる
初兎
初兎
ほとけ
ほとけ
そう言って繋いだ手を 目の前まで上げる
その手は情けないほどに 震えていた
ほとけ
初兎
初兎
初兎
初兎
初兎
初兎
ほとけ
二人で顔をあげる
今の気持ちとは正反対の すっきりと晴れた青空
初兎
初兎
ほとけ
目を瞑って体の力を抜いて
さあ、落ちよう
ほとけ
ほとけ
唐突に発せられた言葉
初兎
少し不安になる
ほとけ
初兎
ほとけ
悲鳴に近い声
初兎
初兎
初兎
バクバクする心臓を抑えながら 聞くと、
ほとけ
初兎
思いもよらぬ回答に またぽかんとする
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
彼はいたずらがばれた 子供のような顔で笑っていた
怒られるのを覚悟して、
でも、笑っている
初兎
初兎
初兎
初兎
ほとけ
ほとけ
天然なのか計算なのかは 分からない
でも、
君のそう言うところが、 大好きだよ。
かふぇおれ
かふぇおれ
かふぇおれ
かふぇおれ
かふぇおれ
かふぇおれ
かふぇおれ
かふぇおれ
かふぇおれ
かふぇおれ
かふぇおれ
かふぇおれ
かふぇおれ
コメント
20件
ふんどしマスカレードみたいな〜(いやそこ????) 最高すぎます! かふぇおれさん歌詞パロ上手すぎます!!
いむしょう天使いや神ですね
今回も素敵でした!! 歌詞パロ小説の中で一番かふぇおれさんのが好きだな…! これからも頑張ってください!