月沼紅葉
はぁはぁ
月沼紅葉
父様!
父様
どうした
月沼紅葉
闇夜の陰陽師が、現れました
父様
なに
父様
闇夜の陰陽師は、もう、いないはずじゃ
月沼紅葉
それが、私をころす と
父様
そうか…
父様
ならば、紅の神様に、聞いてみるか
数分後
紅の神様
なんの用だ
父様
紅の神様紅葉が、闇夜の陰陽師とでくわし…
紅の神様
それならもう、知っておる
紅の神様
紅葉
紅の神様
怪我は、ないか?
月沼紅葉
はい 紅の神様
月沼紅葉
さっきは助けていただきありがとうございました
紅の神様
いや、当然のことをしたまでよ
紅の神様
お主の身を案じるのも、我の務めだ
紅の神様
どれ、我の神使を、貸してやろう
紅の神様
白狐来るがよい
白狐
はい 百牙様
月沼紅葉
えっ?あの…百牙様…?
紅の神様
あ~その名は、昔我が呼ばれておった名だ
父様
そうなのですね
紅の神様
今は紅の神とも、呼ばれておるがな