俺は人形。

これからの小説の中に 軍パロ 暴力表現　血表現一部あり BL…？多分

急に会議招集されたかと思えば総統は突然そんなことを言い放った

因みにそのスパイっていうのは

俺はC国のスパイ

此処、我々国に潜入して有力な情報を得るよう指示されている

有力な情報というのはまあ

幹部達のことだったり入手している武器のことだったり

とにかくそんなもの

今まで上手く跡を残さずに情報を抜き出してきたのに…

ﾎﾞﾌｯｯ

情報抜き出したのバレへんと思ってんけどな

やっぱショッピの目を欺くのは無理やったか

もう俺がスパイってバレるのも時間の問題かな

…

ｺﾝｺﾝｺﾝ

ｶﾞﾁｬ

ちゃんと笑って…

キャラ設定厳守 キャラ設定厳守…

ここは…

全然嘘だけど

でもこうやって作り笑いでも笑っとけばなんとかなる

人って馬鹿だからすぐに表側の性格的なところで人を区別するから

嘘でも思ってもないこと言っても

すぐ信じてくれるから

ｶﾞﾁｬ

「0310、聞こえるか」

俺はC国で「0310」と呼ばれている

実験体みたい

いや実験体だけど俺は

「何か新しい情報は手に入ったのか？」

「いや、お前の苦労はどうでもいい」

「情報が手に入ったということだけで十分だ」

「まあしかしここまでできるとは思ってもいなかったよ」

「"人形"のお前が」

人形

そうだ

俺はただ総統様の指示に従うだけ

だから得体の知れない薬の投与も

ストレス発散用のサンドバッグになるのも

抱かれるのも

全部言われた通りに従ってきた

人形だから別にこんなのなんとも思わない

こうやって総統様の下に置いてもらえていることだけで幸せだ

「まだまだ情報が足りない」

「もっと集めろ」

「そうすればお前に特別な褒美をくれてやろう」

俺は

俺は人形

ちなみに ↖︎左　名前:しな 名前:はる　右↗︎ 「ドSの王様」っていうのはこのアカウントの名前であってこの2人の名前ではありません 「主」はとりあえずはるで出てきます