- ̗̀⚠︎ ̖́- nmmn 本人様とは関係ありません 体調不良表現あり なんか色々あるので苦手なところは 早押しして自己防衛してください(
赤
桃
青
紫
橙
黄
『弱くてもいいよ』
紫side
またおにぃちゃん達がイライラしてる こっちまで伝わってくる
人がイライラしてたら体調悪くなる。
逃げたいけど怖くて自分の部屋に 行きたくてもいけない
青
桃
青
桃
青
桃
桃
青
青
桃
青
青
桃
赤
赤
青
青
桃
青
桃
桃にぃが机に八つ当たりする。 青にぃもこっちを怖い目付きで 睨んでくる
橙くんたちが怖がってる。 おにぃちゃんだから守ってあげないと
紫
黄
橙
紫
紫
橙
黄
2人を見送って、静かにソファに座る
体調悪くて、立ってたら倒れそう。
2人は橙くんたちが 怖がってることを知らずに喧嘩してる
どんどん、ヒートアップする喧嘩
2人の目つきも悪くなっていく
赤
青
赤
青
青
青
青
青
そう言って、桃にぃが座ってる椅子に 一蹴り入れて、どかどかと部屋に 戻っていく青にぃ。
桃にぃは癇癪寸前。 泣いちゃってる
赤
桃
桃
桃
桃
赤
赤にぃの表情も暗く、辛そう。 俺もそんな赤にぃを元気付けたくても 全部空回りで怒られて 自分が後悔するだけ
そう考えると行動にも移せなくて 辛くなって ただ、体調を崩すだけ
し~んと暗い雰囲気で 埋め尽くされてるリビングに 大きな音が響く
みんなの部屋がある2階からの音で 何かが割れるような音だった
俺もびっくりして少し呼吸を 乱してしまった。
でも、迷惑かけれないから 無理やり治す。
治して、はっきりしたのは桃にぃが 耳を抑えて苦しそうにしてる姿と そんな桃にぃを見ながら悔しそうに 静かに涙する赤にぃの姿だった
でも、俺は何も出来ず 2人を見つめる。
また口を出せば 空回りするんじゃかいかと思って それが怖くてなにも出来なかった
赤
赤
赤
紫
赤
紫
赤
ごめんねって言われるのが苦しくて 逃げるように2階へ走る。
青にぃの部屋の前に着いた。
俺の不安は体調に現れ 動悸がすごい
苦しくて、手が震えてて、痺れてて ドアノブを握れない
でも、青にぃの方が辛いんだからと 言い聞かせて無理やり両手を使って ドアを開ける。
ドアの先にある光景は思ったより 酷い光景だった。
壊れてる額縁。
破られた写真。
ぐちゃぐちゃに荒れてるお部屋の 真ん中でカッターを首に 押し付けてる青にぃ。
紫
紫
青
青
青
紫
紫
紫
紫
青
青
青
カッターがこちらに向かって 飛んでくる。
俺の頬を掠って 俺の後ろに落ちる。
自分のことはどうでもよかった
俺は青にぃがカッターを 手放してくれたことが嬉しかった。
でも、怒鳴られたのは嫌だった。
胸が苦しくなる 動悸が酷くなる
目の前が霞む お腹が痛い
大きな声で耳も痛いし、頭に響く。 白系統の部屋は目も痛くなる。
そんなの無視で青にぃに抱きつく
何も言わずに心の中で囁く
俺は青にぃも大好きだよって
伝わると思うんだよね
青
青
紫
青
離れようとしたらぎゅっと 引き寄せられる
青ちゃんが泣き止んだ時には 俺の頬の傷口は血が固まって 大きく腫れる。
少し右ほっぺが重い
青
青
青
青
紫
青にぃに手を引かれて部屋を出る。
体調が悪いことは触れられず ただ時間は過ぎていった。
夜ご飯。食欲は無いけど 全然食べれないって訳では無いから ゆっくりとご飯を口に運ぶ
橙
桃
橙
桃
偏食のある桃にぃは 食べ物には慎重。
橙くんからおすすめされた お肉を箸でとって、数秒眺めて お口へ運ぶ桃にぃ。
でも、気に食わなかったのか お皿に全部吐き出す桃にぃ。
そんな桃にぃを見て、悪気はないけど 俺の食欲は一気に無くなる
元々、人と一緒に食べるのは 抵抗があった
家族でも少し抵抗があり 食欲もあまりわかない
だけど、今日は体調不良と 桃にぃの事が重なりみんなより少なくよそってもらった白ご飯半分で ギブアップ。
もうこれ以上箸が進まない
赤
赤
桃
赤
桃
桃
赤
赤
桃
赤
赤
赤
桃
赤
赤
桃
10分に設定された音の鳴らない タイマーを貰ってテレビの方に 走っていく桃にぃ。
受け取り方によっては我儘に 見えるけど桃にぃの中の スケジュールがあるから、 ものは言えないんだって
青
赤
赤
赤
赤
青
青にぃが食べ終わって 少しすれば橙くんたちも食べ終わって いつの間にか1人でご飯と 向き合ってる
早く食べないと赤にぃが 困っちゃうって思っても思うように 箸が進まない。
どんどん胸がむかむかしてくる。
気を抜いたら吐いてしまいそうで 怖かったから箸を手放して ご飯から視線を逸らす。
これだけでも結構楽
赤
紫
赤
紫
赤
赤
紫
喋ったら戻しそうだったから 必死に首を横に振る。
でも、三半規管の弱い俺には 結構な刺激だった。
赤
紫
もう隠す手段がなくなって 諦めてる俺。
明日学校行けるかな。 休んで理由聞かれたくないから 行きたい...
赤
紫
体温計を受け取って脇に挟む
気持ち悪くて、頭が痛くて お腹が痛くて頭が回んない
音が鳴るまでぼ~っと何かを見つめる 特に理由は無い
音が鳴って、赤にぃに体温計を返す
赤
赤
紫
赤
紫
赤にぃの不安げな視線が 俺の吐き気を焦らす。
喉元まで来てる。 でも、答えないと。
でも、胃に戻すことが出来ず 口を抑えてしまう。
赤
赤にぃが席を立って 袋を取りに行く
迷惑をかけてるっていう考えで 頭がパンクしそう。
出てくる涙はもう制御は出来ない。
赤
赤
赤
紫
赤
赤
赤
そう言って、俺の腰に手を回す赤にぃ
俺の足もゆっくりと進んでいく
もう既に意識は失いそうだけど 自力では進めてる。
よかった、...
赤side
1人でご飯と向き合ってた紫くんに 声をかけると体調不良が発覚して 少しパニック気味の俺
熱も微熱でこれから上がりそう
でも、それより食べ過ぎが原因の 吐き気が紫くんを襲ってる。
そんな紫くんをトイレに連れていく。 トイレの1歩手前で嘔吐いて 壁に寄りかかって座り込む紫くん。
絶望に満ち溢れた顔を見る限り もうこれ以上の移動は無理と判断して 紫くんの口元に袋を持っていく。 袋は受け取ってもらって 俺は背中をさする
紫
赤
紫
久しぶりの感覚だからなのか 抵抗がすごい
紫くんは小さい頃はちょっと 不安になったり緊張したら すぐ吐いちゃう子だったから俺は全然珍しいとは思ってない。 今日は桃青が喧嘩してたし 体調も崩しちゃってるし 少し心の整理が 追いつかなかったのもあるのかな
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紫
紫
赤
紫
赤
赤
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赤
紫くんが風邪ひく時は絶対お腹から 症状が出始める。
これも小さい頃から
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紫
赤
赤
紫
赤
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四つん這いで階段を 登っていく紫くん。
今日は風呂も無理そうかな... あとでタオル持っていこ
夜、みんなが寝てから 紫くんの部屋に向かう。
紫
暖房が入ってて暖かいお部屋。 まだ寒いかな
赤
紫
赤
熱を量ってみれば38.9と 思ったより高め
でも、まだ寒そうだから まだまだ熱は上がりそう
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紫
赤
紫
紫
紫
紫
紫
紫
紫
紫
そう言って布団に潜っていく紫くん。 布団の中からは鼻をすする音が 聞こえてくる
紫くんが誰よりも繊細さんなことは 知ってた。
誰よりも謙虚で誰よりも空気を読んで 誰よりも環境に振り回されやすい。
前、匂いだけで隠してた 体調不良を当てられたこともあった。
分かってた
紫くんが小さな頃から分かってた。
赤
赤
赤
赤
紫
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俺の紫くんとの1番の思い出を話す この時に紫くんがたくさん 知れたんだよ
俺が小学六年生の時に貰った一人部屋
ここには親も兄弟も入ってこない 俺だけの空間。
俺のハマってる事で部屋がパンパン。
俺が気に入ってる部屋
ここだけが一人部屋になって他は まだ壁のない大きな部屋だった。
1つは寝室として使われて 1つは玩具部屋として使われてた
だから、弟達は玩具部屋を自分の 部屋のように使ってて 俺の部屋に興味すら 持たないくらいだった
でも、ある日
俺が6時間授業でへとへとで 帰ってきてベットにランドセルを 投げたら、がさがさと動き出す布団。
俺は怪奇現象かと思って ビビりながら布団をめくれば 寝てたのかぽやぽやのままこちらを 見てくる紫くん。
ひとまず安心した。 やっぱりお化けだと思ったからさ...(
でも、紫くんがここにいる事は謎
今まで弟達がここに入ってくる事が なかったからもうはてなマークだらけ
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まだまだ幼い言葉遣いでここで寝てた理由を教えてくれた。
でも、最後は泣きながら 謝ってきたから、紫くんを抱き上げて お膝に乗せて背中を摩ってくれる。
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紫くんの気持ちが 切り替えられるように学校の お話を試みる。
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この時からずっと紫くんが 俺の布団で寝ててそれを起こして お話するっていう習慣を 中学2年生の時まで続けた
俺が大学受験で 忙しくなっちゃってからは 途絶えちゃったんだけどね
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あの時より大きい体。 少し低くなった声。
少し荒れてるお肌。 大人に近付いたのが分かる。
あ~、かっこいい
さすが、我が弟。
早く元気になってね
『放課後のおねんねタイム』
𝙚𝙣𝙙 .
コメント
2件
家族系ほんとにすきすぎる〜🫶🏻🎀
こーいう系まじで好き💕