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本当に、普通の生活をしていただけだった
けど、少し違う所と言えば
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泣いている少年、少女と言える見た目をした子供を拾ったことだ。
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そう言った子供は、俺の方を振り向いた
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俺はその時見た子供の顔を、今でも忘れない。
瞳の色が美しく、まるで光かがった宝石。ダイヤモンドみたいだった
この世で見たこともない、真っ直ぐな瞳
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俺は決めた
この瞳に免じて 、 この子供を助けるということ
最初は声を聞いて持っていたお菓子でもあげようと思っていただけだったのに
気づいたら ”助ける” に変わってしまっていた
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家に着いた途端、目を輝かせた子供
この子の事はあまり分からない。
行き道でも少し喋ったが、あまり分からなかった
取り敢えず服には泥が付いてのでお風呂にはいらせることにした
そこで話でもしよう
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少年の髪を洗っている最中
急にこんな事を言われたもんだから驚いた
子犬みたいに小さいし、性格も子犬みたい
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あぁ 、 こさめって言うんだ
俺はこの子を拾ってよかったと思う
まだ会ってまもないのに暖かな気持ちにさせるこさめは、
まるで空から降ってきた天使みたいだった
お風呂に入ったあとはご飯を食べてこさめは寝た。
おなかいっぱいになって眠かったのだろう
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自分に聞かせたあと、リビングのソファで寝ていたこさめを抱っこし
一緒にベットに入って寝かせた
あれから数ヶ月。
こさめは小学3年生として学校へ行き
俺はブラック会社を辞め
ホワイトまでは行かないが普通の会社で働いてる。
流石に真夜中の1時までこさめを1人にさせるのは気が引けたからだ
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こさめもこのように出会った時より結構懐いてくれた。
元々愛想は良かったこさめだけど、最近は我儘を言ってくれるようになった
ゲームして、外で遊んで、一緒に寝て
普通な”家族”として接して居た
幸せすぎて怖かった。物が上手く運びすぎてる気がした。
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久しぶりにこさめと夜更かしをした。
こさめは目を擦りながらベットに入って眠たそうだった
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びっくりした。
いつも元気なこさめが何を考えてるのか分からない表情をして
いつものようなキラキラしてる目は...一瞬深刻な青に染まった気がしたからだ
いやまぁ、 ...こさめだってそんな日があると思う。
俺だって何も考えたくない日はあるからだ
だからあまり深追いはしなかった
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真夜中、トイレに行きたくなって起きた。
そしたら、いつも俺の腕の中で寝てるこさめが居なかった
こさめのトイレなのか? と思いながらも自分もトイレに行った
ぱち ___ 、
部屋中に電気をつけた音が広がった
トイレに行っても、こさめが居なくてリビングに居るのかと思った
そしたらそこに居たのは、
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キッチンに居たこさめは、唐突にこんな事を言い出した
最初は俺に内緒でお菓子を食べたくなったのだろうと思っていたが
こさめの言葉を聞いて違うと思った。
殺気と恐怖が効いた悍ましい声色が、俺を混乱へと導いた
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恐怖が混じった笑みを込めながら歩いてくるこさめ。
そしたら、急に俺を押し倒し乗ってきた
おかしい。こんなの、こさめじゃない。
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今のこさめは、 こさめじゃない。
こさめの皮を被った化け物に見えた。
逃げなければ......、 本能的にそう思い込んだ。
けどこさめは小3とは思えない力で俺の腕を固定している。
そしてキッチンから取ってきたであろうスプーンを、こさめは握ってた。
想像は着く、いやけど、
いつも、深読みをし過ぎる癖がある。
これは、深読みだ、。大丈夫、 決してそんなはずは無い。
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やばい、やられる。
脳が思うがままに動かなく、焦っていた
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ぐちょ 、 っ ッ
生々しい音が、部屋に響いた
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スプーンが前にきたと思った瞬間
直ぐに目に激痛が走った
俺はされるがままにされ、
次第にこの涙も止めさせられるんじゃないかと思いながら
ぐちゅっ ” ぐちょ、 ぐちゅ” ッ
前の音よりも激しい音がした気がする
反対側の目で泣いていた
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まだ辛うじて残ってる右目
その右目で自分の瞳を見るなんて、人生でないと思ってた
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狂ってる。
こさめは狂ってるように見える
後 、 手に入れてもどうやって自分の瞳にするのか分からない。
けど 、 ... なんだかもうどうでもいいような気がしてきた
元はほかの人のものだった瞳を、俺は見つめながら思った
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ずり 、 ッ ぐちゅ、 ぐちょ 、
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何もかもが見えなくなった。
今の俺の状態はどうなってるのだろうか
今こさめはどんな表情で居るのだろうか
今 の事が何もかも分からなくなっていくようになった
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俺は心臓に痛みを感じながらそのまま覚めない眠りへと逝った。
たまたま近くの公園に来た
ほんと、眠れないから来ただけだったのに
___ぅ 、 っ ...くず、 ッ
どこかから泣き声が聞こえてきた。
俺はすぐにそこへ駆け寄った。
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声をかけた瞬間 、 俺は驚いた
だって ...
連絡がつかなくなった友達の瞳と似てる少年だったから___
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なんかひとつでも🌾来たら続き書きます!