コメント
2件
好きすぎ♡♡
主(*´・ω・)
主(*´・ω・)
主(*´・ω・)
主(*´・ω・)
主(*´・ω・)
主(*´・ω・)
主(*´・ω・)
Nakamu
ぶるーく
シャークん
きんとき
スマイル
きりやん
濃い血の匂い
仲間の悲鳴声が響く
???
???
???
???
???
スマイル
そうだ…
あの日…あの時誓った
皆を守れ
それがたとえ
バットエンドになろうとも
俺の名前はスマイル
ここ白尾王国の幹部をしてる
スマイル
今は自分の持ち場である 情報室の整理中だ
スマイル
ふと目に入ったのは 古びた本
スマイル
さっと埃をはらってみると
そこには 『白狼伝記』という名の書物だった
スマイル
本を開こうと手を掛け…
刹那扉が開いた
きりやん
明るく元気な声が響く
スマイル
俺は急いで隠した
スマイル
バレる訳にはいかないので 平常心をもつ
きりやん
きりやん
こう言う時に限って勘が鋭い
スマイル
きりやん
きりやん
優しい手付きで頭を撫でて きりやんは部屋を出ていった
スマイル
まぁどうせ暇だったのだろう
俺はそっと本を開いた
スマイル
その本の内容はこうだ
『白狼伝記』 ある昔、白狼家と言う不思議な一族がいたそうだ。何でも家族皆、魔法を使えるとか…父は風、母は回復、長男は炎、次男は百発百中、そして三男は時。このような能力を持っていたらしい。最初は村の人もたいそう怖がったそうだ…しかし白狼家の親切さから誰も怖がらなくなった。 ~中略~ そんなある時、国王様が噂を聞きつけ白狼家に会いに来た。そしてその国王様は「君達は素晴らしいよ!是非とも我が国に来て、一緒に戦争してくれ!こんな貧相な所にいる必要は無い!!」と言った。しかし父はそれに反対して「私達は戦争の道具じゃない。それにこの町は良いところだ…ここで平和に過ごしたいし貴方みたいな人の下には付きたくない」と断った。それが国王様は気に入らなかった。「ならばお前たちは危険人物として殺してやる!!」と良い放ちその場で父と母が殺された。後に他の場所にいた長男、次男も殺された。しかし三男だけは殺されなかった…その日に姿を現さず隠れていたからだ。国王様もまさか三男が要るとは知らず…帰っていた。後に三男も姿を消し、白狼家は伝説となった
スマイル
スマイル
スマイル
涙が頬を伝って落ちていく
スマイル
そう…俺は白狼家の一族の一人
そして…白狼伝記に 登場した三男は俺の事だ
白狼伝記は真実に近く 俺は時間を操れる
使うとまぁ代償はある
それは 『五感の消失』だ
スマイル
さっと涙を拭き闘技場に向かった
シーンとした静けさの闘技場
幸運なことに誰も居ない つまり本気で出来る訳だ
スマイル
スマイル
主(*´・ω・)
周りの雑音が一切無い 成功したのだろう
スマイル
スマイル
模範人形に向かって 5本のナイフを素早く投げる
スマイル
時が動きだし 模範人形にナイフが刺さる
眉間に1本、心臓に2本 足に1本ずつ刺さっていた
スマイル
スマイル
まぁ正直白尾王国に入ってから 人目を気にして練習していない
スマイル
そう呟き ナイフの回収に向かう
ぶるーく
ぶるーく
ふわふわとした聞き慣れた声
ぶーるくだ
スマイル
ぶるーく
ぶるーく
確かに情報の管理 ここ最近ずっと部屋に籠っていた
スマイル
ぶるーく
ぶるーく
スマイル
今思ったが… この状況かなりまずい
魔法が使える事がバレないよう Nakamu達には『戦っても俺は弱いから戦力にならない』と伝えてある
しかし…普通の人から見ればこの 命中率は達人並の凄さ
かなりピンチな状況だ
スマイル
ぶるーく
ぶるーく
シャークん
少し威圧感のある低音が響く
シャークんだ
シャークん
シャークはこの白尾王国の 最大の戦力であり戦闘狂だ
シャークん
ぶるーく
シャークん
ぶるーく
スマイル
シャークん
シャークん
その反応が妥当だろう…
何せ言ってないのだから
スマイル
シャークん
ぶるーく
ぶるーく
スマイル
…見られてるのは誤算だな
シャークん
ぶるーく
ぶるーく
ぶるーく
バッチリ見られてた… めんどいなぁ
シャークん
シャークん
シャークん
スマイル
本気出せばシャケ何て 相手にもならない
でも…今戦っても俺に利点など 無いし今後がめんどい
スマイル
スマイル
嘘だがこの状況をぬける には最適だろう
シャークん
シャークん
スマイル
曖昧な返事をして場所を後にした
今回は実験をしたいため 城から数km離れた森に来た
スマイル
スマイル
俺のやりたいこと それは
限界を知ることだ
スマイル
鳥の囀ずりも 川のせせらぎも聞こえない
つまり成功だ
次はどこまで 時を止めれるかを知りたい
下手をすれば五感が消失する
スマイル
スマイル
スマイル
体感5分が経過した時 突如痛みが襲った
スマイル
痛覚が少し残るがさっきより 全然ましだ
スマイル
スマイル
何処からか垂れてくる血がスーツに付かないよう洗う
スマイル
自室にタメ息が零れる
スマイル
スマイル
城に戻って気づいたことがある
それは…聴覚の低下だ
スマイル
机の上に重なるプリントをめくった
明日はA国との戦争
そして俺の仕事は…
スマイル
指令と言うことは視覚・聴覚が 命と言っても過言では無い程大切だ
しかし 今は聴覚が激しく低下してる
スマイル
不安交じりの中 明日の準備に取り掛かった
何時間経ったのだろう
カタカタと無機質な音が響く
足だけは引っ張りたくない
少しでも有利になれるよう A国に付いて探る
スマイル
今はA国をハッキング中 それなりに固くて大変だ
スマイル
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
うっすらと聞こえた声 誰か来たのかも知れない
きりやん
スマイル
スマイル
きりやんにしては 声が小さい気がする
何時もは煩過ぎるのに…
きりやん
スマイル
きりやん
きりやん
スマイル
そうだ…聴覚の低下だ
きりやんの声がここまで 聴こえないとは…まずいな
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
きりやん
このままで戦争…大丈夫だろうか
スマイル
きりやん
スマイル
きりやん
食堂に言ったら… バレる可能性も有る
何せ…声が聴こえないから
スマイル
きりやん
スマイル
口を見てたら なんとなく分かる
しかし…インカムからは 口など見えない
なんとか…別の作戦を考えるか
スマイル
ドタバタとした足音で目が覚める
スマイル
どうやら俺は寝落ちしてしまった らしく机の上で寝ていた
スマイル
時計を見ると ほぼ戦争開始時刻をさしている
スマイル
着替えを素早く済ませ インカムを身に付ける
今日は嫌な予感がする… 何故だろうか
スマイル
スマイル
愛用の銃と小型ナイフを隠し持つ ことにした…まぁ使わないが
スマイル
早歩きでその場を後にした
…昨日の不安を忘れて
パソコンを開き戦場を監視する
別に変わった事もなさそうだ…
スマイル
珍しく前線が押されてる
人数差を考えるとこんなもんか
スマイル
インカムで伝えようと 耳に手を当てる
スマイル
忘れていた事を思い出す…
スマイル
伝える事は出来ても 相手の反応は聴こえない
しかし伝えなければ 前線を守るシャークんが危険だ
スマイル
主(*´・ω・)
スマイル
スマイル
きりやん
Nakamu
シャークん
ぶるーく
きんとき
案の定何も聴こえない
インカムをそっと切り 戦場を監視する
スマイル
スマイル
突如戦場に 眩しく輝く物が見える
スマイル
それが…爆弾と気付くまで 時間は掛からなかった
スマイル
インカムで伝えた刹那 俺でも分かる位大きな音が聞こえる
聞こえないと分かっていても 皆の無事を確認したい
スマイル
返答が無い…
スマイル
それと同時に戦場へ 走って向かった
スマイル
スマイル
スマイル
目の前には紅く染まった仲間
悲鳴と濃い血の匂いが俺を染める
きりやん
スマイル
急いできりやんの元に駆け寄る
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
何故…きりやんは 俺を逃がそうとするのか
自分の傷も気にせずに
スマイル
きりやん
そうだ…まだ終わっていない
終わらせなくてはならない
スマイル
しかしどうやって?
俺以外は戦えない
しかし…戦えばッ 俺は
俺はッ!!
スマイル
Nakamu
Naka…mu? うっすらだか聞こえる
Nakamu
スマイル
きんとき
きんとき
きんとき
そう…降参すると言う事は統領つまりNakamuの首が飛ぶと言うこと
Nakamu
Nakamu
きりやん
ぶるーく
シャークん
Nakamu
シャークん
そうだ…何怖じ気づいて いるのだろう
あの日…あの時誓ったんだ
"最後まで"付いてくと
皆を守れ
それが…たとえ
バットエンドになろうとも
きんとき
Nakamu
ぶるーく
きりやん
ぶるーく
きりやん
シャークん
きんとき
声を際切り皆に伝える
スマイル
Nakamu
スマイル
言うと同時にインカムを切る
スマイル
きりやん
きりやん
スマイル
きりやん
笑顔できりやんに向かって言う
スマイル
きりやん
きりやん
きりやんの言葉をおいて 前線まで走る
勿論敵兵だらけだ
スマイル
相手の体を回し首を切っていく
血が付こうがどうでも良い
仲間を守るためなら何だってする
スマイル
殺して進んでいたらきりがない
Nakamu達が無事な保証もない
俺は目を閉じて深く深呼吸をする
スマイル
敵兵
敵兵
大人数の敵兵に囲まれる
スマイル
そんな事今はどうでも良い
敵兵
スマイル
敵兵の動きが止まっている
それを確認すると同時に走り出す
スマイル
館内を走り回りやっと見つけた
スマイル
スマイル
こいつには苦しんで死んで貰う
スマイル
A国統領
A国統領
スマイル
スマイル
バンッと大きな音と同時に 眉間に穴を空ける
これで…ようやく終わりだ
スマイル
A国統領
スマイル
その言葉を最後に統領は倒れた
スマイル
スマイル
皆が危ない…本能がそう言っている
スマイル
Nakamu
Nakamu
ぶるーく
驚きの表情で見つめてくる
きんとき
きんとき
スマイル
彼奴の言葉の意味は分からない…
しかし…"今"が有るならどうだって 良かった
スマイル
刹那叫び声が響いた
きりやん
スマイル
ドンッときりやんに押されて倒れる 刹那
バンッと大きな銃声がひびいた
スマイル
目の前には血を流して倒れている "きりやん"
後ろにはニヤリと笑っている敵兵
スマイル
素早く銃を持ち眉間に風穴を空ける
スマイル
震える声で呼び掛けるが返答は無い
きりやん
他の仲間も駆け寄って泣いていた
Nakamu
ぶるーく
ぶるーく
シャークん
きんとき
きりやん
苦しそうに俺に問い掛けてる
スマイル
俺には分からない…何故自身を 殺してまでおれを守るのか
スマイル
きりやん
きりやん
ふんわりと笑ったきりやんの 目から輝きが消えて行く
スマイル
スマイル
俺は…俺が嫌いだ
ぶるーく
きんとき
シャークん
スマイル
スマイル
思い出した…
俺の…俺しか出来ない秘密の魔法を
スマイル
スマイル
きんとき
スマイル
魔法がバレようが俺が消えようが どうだって良い
それで…仲間を守れるのであれば
きんとき
シャークん
ぶるーく
Nakamu
スマイル
一度も使った事無い魔法
しかし…成功させなくてはならない
スマイル
『タイムターナー』を呼び寄せる (逆転時計)
スマイル
きんとき
シャークん
ぶるーく
Nakamu
震えた表情で見つめる仲間を横目に時計を回す
スマイル
刹那 タイムターナーが動き出した
時空の歪み
眩い光が世界を包んでいく
スマイル
眩しさに耐えられず 思わず目を瞑った
そこには
先ほどとは変わらない景色
スマイル
スマイル
そして…
きりやん
きりやん
"失った"仲間の姿
きりやん
スマイル
同じ過ちは繰り返さない
後ろを向き 先ほどきりやんを殺した 奴に向かって発砲する
微かな悲鳴と共に奴は倒れた
きりやん
スマイル
重い空気が広がる
その空気を破ったのは きりやんだった
きりやん
スマイル
皆にバレてしまった… まぁしょうがないが
バレたからには ここには居られない
ここから消えようと その場を立とうとした刹那
きりやん
スマイル
Nakamu
Nakamu
何で…何で
シャークん
ぶるーく
きんとき
泣いて居るんだ?
スマイル
そうか…
スマイル
本当の友情を見つけてたんだな
スマイル
きりやん
きんとき
スマイル
スマイル
俺は…今まで隠してきた 秘密を全て打ち明けた
魔法が使えること… 白狼家の生き残りだと言うこと
今まで隠してきたのが馬鹿みたいだ
何せ…
俺らの友情は
こんなにも…固いものなのだから
○日後 ~統領室にて~
ぶるーく
ぶるーく
スマイル
スマイル
魔法を知られてからと言うもの 日常でもたまに使うようになった
ぶるーく
きりやん
煩い位の日常
それがどれ程幸せか…
きりやん
スマイル
そういえば…確かに タイムターナーを使っても 代償が無かったな…
スマイル
Nakamu
きんとき
きりやん
きりやん
スマイル
Nakamu
きりやん
Nakamu
ぶるーく
シャークん
きんとき
スマイル
きりやん
まぁ…感謝だなw
ありがとう
スマイル
きりやん
きりやん
主(*´・ω・)
主(*´・ω・)
主(*´・ω・)
スマイル
主(*´・ω・)
きりやん
主(*´・ω・)
お知らせ? 私実は(?)軍パロとか死ネタが書きやすくって…似た物語多くなると思うんですよね…ハイ ほんとは『秘密と友情』って学園・魔法パなんですよ!!でも書けなくって軍パロに逃げました…ゴメンナサイ!! 今後もこんな感じの事有るかも知れませんが…宜しお願いしますッ!!
スマイル
きりやん
主(*´・ω・)
主(*´・ω・)
合計579タップお疲れ様でした