しょ💜
しょ💜
寝てんねんな...
い💙くん起こしたるか...
しょ💜
朝やで!起きて~!
ほと💙
しょ💜
ほと💙
りうちゃん、
起きてないの?
しょ💜
珍しいからもうちょっと
寝させてあげよ!
ほと💙
悠真くんは
寝てるのかな?
しょ💜
閉まってるけど...
もしかしたら夜中に
なんかあったんかも。
ほと💙
悠真
ほと💙
おはよう~!
しょ💜
悠真
ほと💙
どうしたのその隈!?
悠真
しょ💜
寝てないん?
隈?そんなのできてたんだ。 気づかなかった。
最近寝れてないからかな... でも心配や迷惑をかけるのは 嫌だから黙っておこう。
悠真
(目をそらす)
ゆうす💛
みんなおはよー!
しょ💜
ほと💙
ほと💙
ゆうす💛
ほと💙
まだ起きないんだよ~?
なんかあったの?
なんかあったっけ?覚えてないや。
ゆうす💛
夜中に鼻血が
出ちゃって、なかなか
止まらへんかってん。
しょ💜
ゆうす💛
止まったんやけど、
そのせいでちょっと
貧血気味やったから...
ゆうす💛
疲れたんやろな~...
だから起きるまで
待っとったって?
ほと💙
そういえばそうだったな... りう❤くんが鼻血を出してて、 泣いちゃってたな... 怖かったんだろうな。 みんな寝てたしね。
しょ💜
話変わってまうねんけど...
悠真くん見てみて?
ゆうす💛
その隈どうしたん!?
あ、ばれた。
ゆうす💛
どうしたん?💦
なんて言い訳しよう... なにか心配をかけない 言い訳ってないかな。
いっつも殴られないような、 怒られないような 言い訳しかして来なかったから、 いざと言うときの 言い訳がわかんない。
悠真
僕はずっと「~しろ。」とか 「~しなさい!!」とか 何事も決められて生きてきたから、 決めろと言われても なかなか自力では決められない。
ただ1つだけ、 自分で決められたことは 『病室の部屋割り』だった。 一人か、友達がいる方か。 たったそれだけだった。
僕はいつになったら 自分で物事を決められる ようになるんだろう。
...言いたくても人前では声がでない。 それは僕が『人間恐怖症』 だかららしいけど。
そう考えてたら...
悠真
痛ッ...!!
頭に激痛が走った。 今までよりかは痛くはない... でも、殴られたりしたような 痛みじゃなかった。
ゆうす💛
悠真
うなずくのもやっとだった。
少ししたらおさまってきた。 びっくりした...
悠真
ゆうす💛
今日は外には
行かれへんなぁ...
ほと💙
しょ💜
りうちゃんも悠真くんも
大変やなぁ...
りう❤
しょ💜
おはよう!
ほと💙
ゆうす💛
りう❤
大袈裟だな~w
...あれ?今なら
タヒねるんじゃない?
今、みんなは りう❤くんと話している。 それで、I💙先生と ない💕先生はいない。
そうだ、僕があの 監禁部屋から出たのは 『幸せになるため』なんかじゃない。
『タヒぬため』に出てきたんだった。
そうだった…本来の目的を 忘れるところだった。
この病院の中で タヒねるところを探そう。
悠真
(無言で病室を出る)
りう❤
悠真
(何も聞こえていない)
ほと💙
しょ💜
ゆうす💛
ゆうす💛
子供組が呼んでも 一切反応しなかった。 ましてや、俺の声も届いていない。
でも、俺は子供組だけを 残して病室を出ることは できなかった。
理由は、 『りう❤がまたいつ発作が 出てもおかしくないから』。
どうしようと悩んでいると...
悠真
(誰かにぶつかる)
ない💕
…って...え?悠真?
I💙
ない💕?…って...悠真?
運良く二人が来てくれた。
ゆうす💛
悠真をこっちに
つれてきてくれへん?💦
ない💕
わかった...?
I💙
ゆうす💛
俺にもわからへんねんな...
I💙
ゆうす💛
病室を出ようとして、
子供組と俺が声かけしても
一切反応せえへんねん...
ない💕
一旦みんなの
ところに行こう、
悠真...!
悠真
そのときの悠真の目には、 輝きがなかった。
ゆうす💛
(肩を優しくたたく)
悠真
(自我を取り戻した)
ゆうす💛
悠真
何、が...?
ない💕
悠真
病室、から、出よう、
と、して、るの...?
そのときの悠真は 目には輝きがもどっていて、 自分の今の状況に 追い付けていないようだった。
I💙
(いつも通りに
しようとしている)
悠真
I💙
丶(・ω・`) ヨシヨシ
ほと💙
みんなで遊べるかな?
ゆうす💛
りう❤
そろそろみんなで
遊びたい~!
ない💕
体調がよかったらねw
しょ💜






