首 1章 ー 選ばれた主人公ー 〜 不能廃役者 〜
眩しい光が眼を刺す
蒼
ん!起きたぁ?
空
...
太陽
...ここどこ!?
太陽
てか、さっき私達のこと、
瑠姫
太陽待て、
瑠姫
新手の誘拐だ
太陽
誘拐!?
空
そんなことないと思うけど...
蒼
そうそぅ!
蒼
売り飛ばしたりなんかしないよぉ?
瑠姫
...嘘だ
太陽
!売り飛ばされる...?
空
からかうのは辞めなよ
瑠姫
...うぃー、
瑠姫
で、なんでこんな手荒な誘拐を?
蒼
誘拐じゃないよぉー
蒼
ただちょーっと
蒼
強引なだけで!
瑠姫
十分誘拐だよ
空
...
空
私達が殺しを見たから?
空
君たちの
蒼
わぉ
蒼
せーかいぃ!
太陽
…
快晴
話は着きましたか?
蒼
快晴ー!
蒼
まだだよぉ!
快晴
...分かりました、どこまで話しましたか?
蒼
私達の殺しを見たってとこぉ!
快晴
...ではここから私が説明しますね
快晴
単刀直入に言うと
快晴
貴方をここに入学させます
空
入学?
快晴
はい
太陽
私学校通ってるよ?
快晴
では転校ですね
瑠姫
…理由は?
快晴
そうですね、
快晴
人を救うため?
空
初めての疑問だね
空
どうして?
快晴
えぇと、
快晴
…その
快晴
私達のしていることは
快晴
人を救うことができます
快晴
ですが同時に…いいえ、なんでもありません
瑠姫
入学しなかったらどうなる?
快晴
...
快晴
…死ぬ…とかですか?
太陽
えぇ…?
太陽
そこははっきりしとかないと…ねぇ?
空
……
快晴
正直…
快晴
貴方達が”アレ”を確認できる時点で
快晴
生死はかかっているんです
快晴
入学しない場合貴方達は
快晴
運命を行け入れる他ありません
空
...
瑠姫
...
太陽
”アレ”って?
快晴
…私達が撃った少女です
瑠姫
……
空
…
快晴
ですがこれには_!
空
……
空
そんなことよりも
空
まだ隠してるよね
空
伝えないと行けないこと
快晴
…!、
太陽
えぇ!ほんと?
快晴
…
瑠姫
……
瑠姫
信用にかけるな、
快晴
、
快晴
…
快晴
この、…
快晴
私達がやっていることは、
快晴
死を伴います…
瑠姫
…はぁ、?
太陽
死…って、
快晴
死ぬと聞いて入学する人がいるとお思いですか?
瑠姫
いいや、
瑠姫
生死が関わってるなら
瑠姫
普通は_
太陽
普通じゃない!
太陽
ってことだよね!
太陽
そーだよねぇ!
太陽
ね!
太陽
ねぇ?
快晴
は、い
快晴
そうです、…
空
…
空
もういいかな
空
太陽
太陽
ふぇ?
空
もうそろそろ
空
…
空
はぁ
太陽
?
瑠姫
さ、
瑠姫
太陽帰ろーか
太陽
ぇー?
太陽
入学はー?
太陽
どうするのー?
瑠姫
はいはい
瑠姫
また明日かんがえよーな、
ガんっ
太陽
ゎ!
瑠姫
!あぶな!
空
…椅子
快晴
いいえ、ダメです
太陽
…
快晴
入学許可してもらうまで返せません
太陽
いよいよ強制だよ
太陽
きょーせー
瑠姫
こんな怪しいところ…
瑠姫
それに死ぬなんて聞いたら
瑠姫
入学なんて無茶だ
空
…
教室にかしわて手の音が響く
空
今日はお開きにしよう
空
また明日考えればいいよ
快晴
いけません!
快晴
貴方達をここから出す訳には…!
空
……
空
話が通じないね
太陽
最初からだよ
少女は椅子を引き
太陽
話が通じないのは
瑠姫
はぁ
瑠姫
そっちから始めたんだから
空
文句はよしてよ
荒々と投げつける
快晴
っ!
蒼
!
ガンっと音が響いた
空
動いちゃダメだよ
空
目には当てないようにしてるんだから
瑠姫
教室なのが仇になったな
鋭い音が響く
瑠姫
……
空
…
太陽
そろそろやばい?
快晴
、!
蒼
…、ぅ
太陽
…まだか、
瑠姫
もうよせよ
蒼
ま、すとーぷぅ!
蒼
すとーぷぅ!
太陽
?
蒼
分かったよぉ!
蒼
今日は返して上げるからァ!
蒼
乱暴しないでぇ!
瑠姫
はぁ、
蒼
ただぁ!
蒼
明日、必ず戻ることねぇ!
太陽
はいはーい
快晴
…
快晴
明日
快晴
来るのでしょうか…
蒼
さぁ?
蒼
来るんじゃなーい?
快晴
……







