文ストオリ集

私には,両親がいない

私が幼い頃に亡くなった

私は,神社の神主をしている

祖父母に引き取られた

その祖父母も,二年前に亡くなった、

…その祖父母に,

「この神社を頼む」

そういわれた

だから私は,この神社を継いだ

祖父母から神主業は色々と教わっていたから

未だに少し寂しいけど、

頑張っている

この神社は,祖父母が神主の時から

かなり有名で,毎日かなりの人数が,この神社に訪れた

有名とはいえ

こんな森の奥にまで来てくれて,嬉しい気持ちでいっぱいだ、

祖父母もきっと喜んでる

そして,この神社は

私が神主になる前から

少しだけ不思議な風潮がある

一ヶ月に二度,この祈りの日がある

あ,先にいっておくけど,宗教じゃないからね、！？

実際祈りの意味はある

ﾎﾟｩ＿

私のこの異能力を隠すための祈りだ

元々この祈りの日は

祖父母よりもっと前の代からあった

私の祖父母達は元々

神と更新する神子の一族だったらしい

この祈りは、その名残のようなものらしい

そして,この神社には一つの噂がある

この祈り日に,祈りをすると

体が日溜まりに包まれているように暖かくなり

心が落ち着き,おだやかになり

病を患っている人は

その病が緩和されて、

と,このように,とても不思議な事がたくさん起きる

という噂がある

実はこっそり私の異能力で参拝者の方の心を落ち着かせて

病を緩和させている

でも,体が暖かくなるのは,私の異能力ではないから

そこだけが,少し謎だ、

私はこの伝統を

祖父母のようにしっかりと継いでいきたい

end