麗は困っていた。
淳史
麗
涼
麗
淳史
麗
涼
麗
麗
三郎
説明されても三郎には何も分からなかったし、分かりたくもなかったのだった。
麗が口元に笑みを乗せたまま話すのがいっそ怖いまであった。
麗
麗
麗
三郎
あからさまにドン引きしている三郎の視線にも、このズレた男は気付かない。
麗
柔和な雰囲気を纏うこの男は存外パワータイプなのだった。
そしてパワータイプに押し切られてどこまでも続いていく会話に、繊細な三郎はいよいよ逃げ出したくなってきていた。
三郎
三郎
投げやりである。
どう考えても投げやりな返答だが、しかしそこにいたのはパワータイプの男だけなのだった。
麗
麗
この後、羞恥心で床を転げ回る羽目になった男二人が口を揃えて言ったのは
淳史&涼
だった。
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