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コメント
1件
ああ、読み終えました…。冒頭の晴天の描写と、その後の地獄のような展開のギャップに胸が締め付けられました。椎名の「怖い怖い怖い」の連続や、嘔吐してしまうシーン、そして由依の自死を知らされた時の衝撃――どれも生々しくて、読んでいて苦しかったです。でも、そんな絶望のどん底で突然の転生。推しが目の前に現れた時の椎名の戸惑いと、わずかに灯る希望が印象的でした。悪女の立ち位置として夢小説の世界に落ちたこれから、どうなるんでしょう。続きがすごく気になります。ハリスさん、初作品とは思えない丁寧な心理描写でした。温かい目で読ませていただきますね🌷
椎名
椎名
その日は晴天で、雲一つない青空が
空のあたり一面に広がっていた。
私は中学時代に少しばかりの虐めを受けていた。
典型的なものだった。
例を挙げるのなら、靴を捨てられる、教材を隠される。
そんな感じだった。
私は俗に言う豆腐メンタルというもので
すぐに不登校になってしまった。
そんな私が、不登校になってからの救いは
夢小説だけだったのだ。
推しと一緒に過ごす。
なんて夢を、抱いていた頃もあった。
そして高校生になった私は一喜一憂。
華の高校生活を送るため
いまこうして
目を背けてきた世界に
足を踏み入れようとしている。
だが現実はそううまくは行かなかった。
椎名
椎名
扉に手をかけようとしたその時だった。
麻希
麻希
椎名
最悪だった。
よりによって私を虐めていた
彼女らと同じ高校に入ってしまったのだから。
麻希
麻希
椎名
震えが止まらない。
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
「助けて。」
その一言を言えばいいだけなのに。
言えなかった
その後は悲惨だった。
麻希
ドスっと鈍い音が校舎裏に響く。
彼女達の虐めはだいぶ過激な物へと変わっていた
椎名
麻希
鳩尾の辺りに
重い蹴りを入れられる。
痛い
吐いてしまいそうだ
椎名
ビチャビチャという水音が響く
頭がクラクラしてくる。
凛
凛
麻希
麻希
麻希
髪の毛を掴まれ、ぐいっと吹き寄せられる。
口の中がまだ気持ち悪い。
洗いたい。
凛
凛
麻希
椎名
麻希
麻希
椎名
麻希
私には中学時代に庇ってくれる女の子が一人いた。
由依だ。
そう言えば不登校になってからは
連絡を取り合っていない。
今度連絡してみようか。
麻希
椎名
”自殺“
意味がわからなかった。
由依が自殺?なぜ?
なんとなく察しはついていた。
でも信じたくない。
そんなはず、
麻希
麻希
麻希
麻希
麻希
麻希
重い拳が腑を貫通したかと疑うほどの
重いパンチ
私にせいで由依は、
私の、
そこからは酷かった、
学校が終わるまでの2時間
ずっと罵られ
殴られた
最愛の友さえ失ってしまう始末だ
辛い
もう嫌だ
そして放課後
椎名
ボロボロの体を無理矢理起こして
自宅に帰る
椎名
椎名
椎名
泣いた
泣きじゃくった
たくさん泣いた
そんな時だった
一つの車が制御を失っているようだった。
そしてその車は
私目掛けて、
グチャッ
椎名
椎名
椎名
椎名
ここは何処なのだろう
私は死んでしまったのだろうか
わからないことが多すぎる
神様
もし死んでしまったのなら
由依に
合わせて下さい
椎名
椎名
急に体がひんやりと冷える感覚に陥る
するとた私の見ている方向に一筋の光が見える
私は生きているのか?
どうなっているのだろうか。
椎名
椎名
目が覚めると私は浅い池の中に倒れ込んでいた
椎名
私が困惑していると、そこには
推しがいた
侑
侑
椎名
どうやら私は
夢小説の世界の中に
転生してしまったらしい
虐める悪女の立ち位置として
初めまして皆様方、
「ニイニイゼミ」と申します
初作品ですので
下手かもしれませんが
是非温かい目で読んでいただけると
ありがたいです
これからも
何卒宜しくお願い致します🙇♀️