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たけみっち
俺がこの世界にタイムリープしてから色々試して見たものの、やはり2歳には難しいようで1人で外出するどころか家でも睡眠以外で1人になれない。
今のところ幼なじみのタクヤやカクちゃんとも会えていないから困ったものだ
嬉しかったことなんて強いて言うならば既に離乳食だったことぐらいだろう。 (中身)26にして授乳とか死んでも無理だ。
たけみっち
寝たフリをして連れていかれたベットで1人作戦をねってみるが、まるでいい案が浮かばない。
しかし、さすがに喧嘩は強くならないとと思いこの間からイメトレをしたり家にある少し重いものを持ったりしている。 結果があるかといえばまるでないが まぁ何もしないよりはマシであろう そう自分に言い聞かせる。
1度、佐野道場に行きたいと頼んでみたが、なんせ2歳児である 多少ぶん殴られただけで余裕で死ねるのだ。今考えれば両親がもげるぐらい首を振ってもおかしくは無いと思う
たけみっち
ピンポーン
家のチャイムが鳴る まあリビングに両親がいるので行く必要は無いだろう 部屋のドアの方から下での会話がかすかに聞こえてきた
武道母
知らない人
武道母
知らない人
どうやら家に上がるようである。会話から、親の知り合いだとわかった俺は暇だったこともあり、その顔を確認すべくリビングへ向かった
知らない人
武道母
部屋の前まで来た頃だった。 2人の談笑する部屋の中からききなれたある人の名前が聞こえた
武道母
たけみっち
思わぬ登場人物に俺はフリーズしてしまった
知らない人
たけみっち
道場！……やっばりあの場地くんのことのようだ 親が場地くんと知り合いなんて聞いたこと無かったな どっちにしろこれはチャンスだ！
武道母
知らない人
たけみっち
もしかすれば現代とは違う形で場地くんと会えるかもしれない！ そんな期待で思わず大きな声が出る
武道母
知らない人
たけみっち
知らない人
相手に出来るだけ良い印象を与えられるように元気いっぱいに返事をする 正直演技は得意ではないが、それもこれも場地くんに会うためだ。 必死に笑顔を作って好印象な少年を演じる
しばらく話していると俺の緊張も和らぎ自然に笑って話せるようになっていた そんな時、場地くんのお母さん(？)がある話を切り出す
知らない人
たけみっち
武道母
知らない人
好印象作戦(そのまんま)はいい感じのようだ もしかすると本当に現代で関わりのある人に会えるかもしれない
仲良くなればこれから場地くんが道場で会うであろうマイキーくんとも会えるかもしれない！ 千冬には悪いが、ペヤングはさんぶんこで我慢してもらおう。
俺が妄想に入っていると、予定が決まったのか場地くんのお母さんがおもむろに立ち上がり
知らない人
と別れの挨拶を告げる
たけみっち
俺のこのセリフは紛れもなく本音だった まさか場地くんに会えるなんて！ そうとなっては準備をしなければ！！
俺は場地くんのお母さんを見送ったあと早速部屋の片付けに取り掛かった
武道母
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