しのぶ
しのぶ
しのぶ
しのぶ
しのぶ
しのぶ
しのぶ
しのぶ
しのぶ
しのぶ
ある晴れた空の下、
君はそう言った
カナエ
カナエ
その時私は、何を言っているのか分からずに
適当に返してしまった
この時から選択肢を間違えていたのかな…
カナエ
しのぶ
その日から
毎日のようにいった
しのぶ
…と
今思えば
もう少し考えていても良かったのかもしれない
いや、気づくべきだったのだ
この、違和感に…
そうしたら、何か変わっていたのかもしれない…のに…
君はこの日もそう言ったよね
しのぶ
寂しそうな笑顔で…きみは同じ台詞をいった…
カナエ
カナエ
カナエ
私はこの時、ふざけているんだと思っていた
だから、選択肢をいくつも間違えて、
気づくべきことに気づけなかった
君の、唯一のSOSに…
しのぶ
しのぶ
カナエ
きみは、泣きそうな笑顔だった
なぜこの時に聞かなかったのか…
誰かに言えば変わったのか
そんなことも、全て遅かった…
そう、
君は突然姿を消した…
カナエ
カナエ
カナエ
カナエ
しの
かな
カナエ
カナエ
しの
かな
カナエ
カナエ
カナエ
かな
しの
カナエ
かなはこの時点でもう泣いていた…
しのは泣きそうになりながら、教えてくれた
かな
しの
しの
しの
しの
しの
しの
カナエ
カナエ
カナエ
カナエ
カナエ
その日から私は、ずっと後悔している
あのあとしのぶは遺体で発見された…
私が気づいていれば、声をかけていれば、
変わったかもしれないのに…
なんのために、しのぶは言ったの?
私は、SOSに気づけなかったのだ…
もう、こんな姉いらないね…
ばいばい、
またいつか、
会える日まで…
さようなら…
しのぶ
しのぶ
しのぶ
しのぶ
しのぶ
しのぶ