主
「俺たちとアイドルやってみない?」
菊
菊
フェリシアーノ
菊
フェリシアーノ
菊
フェリシアーノ
菊
フェリシアーノ
菊
菊
菊
押しに弱い私はついキラメキ笑顔につられ首を縦にふりそうになったがそんな訳にはいかない。
フェリシアーノ
菊
フェリシアーノ
菊
フェリシアーノ
菊
フェリシアーノ
菊
フェリシアーノ
菊
フェリシアーノ
えぇ、しつこすぎません? ですがイケメンは粘着質な面倒臭い方でも様になりますね、、、 ではなく。
菊
フェリシアーノ
菊
フェリシアーノ
菊
つい私の手をそっと掴んでいた彼の手を強く払ってしまった。
フェリシアーノ
フェリシアーノ
菊
フェリシアーノ
フェリシアーノ
心が揺らぐ。どうも私はイケメンの弱いお顔に弱いらしい。
菊
フェリシアーノ
菊
フェリシアーノ
菊
フェリシアーノ
菊
元気に狭い道をかけてく彼の背中を私は見守った。
菊
彼の走って行った反対方向を私はクタリと歩いて行った。
翌日
菊
菊
行きつけのカフェで私は休日の午後をまったり過ごしていた。
こんな大きな声でこんな凄いことをぼやいていていいのかと思う人もいるかもしれないが、この店はほとんど客が来ない。つまり私と店長の2人だけ。店長はもう耳が遠いお年なので、ちょっとくらいなにか言っていたって気づきやしないのだ。
菊
「夢じゃねーよ。」
菊
菊
私は思わず固まった。既視感ありまくりの流れだが、だってそこにいたのは、、、、
菊
そこには昨日会ったフェリシアーノ君とメンバーであるギルベルト君がいた。
ギルベルト
菊
ギルベルト
ギルベルトくんは屈んで私をジロジロと見る。
いきなり人の事をぶつぶつと呟きながら見るのはアイドルだろうと失礼ではないだろうか。
菊
ギルベルト
菊
ギルベルト
菊
ギルベルト
菊
ギルベルト
ギルベルト
菊
ギルベルト
菊
ギルベルト
この方、話を聞こうとしない。なんでしょう、話を聞かない方が多いんでしょうか。
と、いう言葉は飲み込みまして、、、。 どうやら私は歓迎されてないようで。まぁ、元々なんとなく考えておくとは言っといたものの勿論本気で行こうとは思っていない。
菊
ギルベルト
菊
ギルベルト
菊
ギルベルト
菊
ギルベルト
菊
確かに隣に座っているのは人気アイドルのはずなのだが、、、こうして普通に話しているとただの話を聞かない厨二病的なイケメンですね。
菊
ギルベルト
菊
私が立ちあがろうとするといきなり手首を掴んできた。
菊
ギルベルト
菊
ギルベルト
菊
ギルベルト
菊
ギルベルト
あぁ、なるほど。というかこれも既視感が、、、。
菊
ギルベルト
菊
ギルベルト
なんでしょう、なんか可愛く見えてきましたね。こういう俺様なのに不憫なオーラにファンの方々も惹かれるんでしょうね。
菊
菊
ギルベルト
菊
ギルベルト
ギルベルト
菊
ギルベルト
菊
ギルベルト
菊
ギルベルト
ギルベルト
菊
ギルベルト
菊
ギルベルト
菊
ギルベルト
ギルベルト
菊
思わず声を出す。厨二病俺様不憫なだけではなくストーカー気質とは、、、。
ギルベルト
菊
菊
ギルベルト
菊
ギルベルト
ギルベルト
菊
急に何やら語り出したギルベルトくんの話をとりあえず私は聞くことにした。
ギルベルト
ギルベルト
ギルベルト
菊
そういうことだったんですね。まぁ偶然だとは思いますが、、、
ん?
菊
ギルベルト
菊
菊
菊
最初に言われた事と真逆のことを言われて私は混乱する。
ギルベルト
菊
ギルベルト
菊
ギルベルト
菊
ギルベルト
菊
ギルベルト
菊
色々、驚きすぎる。この2日間の内容濃すぎません?
ギルベルト
菊
ギルベルト
菊
ギルベルト
菊
菊
ギルベルト
目指さないって決めたのに、、、
菊
どうして、、、。
菊
ずっと
菊
菊
ギルベルト
ギルベルト
菊
少し湿った目元を指先でそっと触れる。確かに私は涙ぐんでいる。
菊
ギルベルト
ギルベルト
菊
ギルベルト
そうか、、、私は諦めてないんだ。ずっと諦めていたと思っていた。いや、勝手に諦めたことにしてただけだったんだ。
本当にどうしようもない。分かっているんです、今この話を断れば傷つかない。けれど、一度目を背けた夢をまた追おうとしている自分がいる。
もう一度。
菊
ギルベルト
菊
菊
「アイドルになります。」
コメント
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いい話です続きが気になるぅぅぅ!
いやぁぁぁぁ!!!おめでとぉ!!
おぉめぇでぇぇどぉぉぉぉぉぉ(இдஇ; 次も楽しみにしてますね!!!