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一虎
一虎
一虎
一虎
蓮花
蓮花との出会いは最悪だった
中1だった頃、マイキーの誕生日にバイクをプレゼントしようと思った
バイクは値段的に買えないから場地と盗みに入った
盗みの途中で店主に見つかったから持ってたカッターチェーンで殴り掛かろうとしたけどそこに蓮花が止めに入った
何してんだってめちゃくちゃ怒られてしかも店主はマイキーの兄貴で俺はもう何がなんだか分からないまま警察に連れていかれた
これが蓮花と初めて会った時
警察にお世話になった後蓮花にまたあった
蓮花
蓮花
蓮花
この時の俺はどうかしてたかもしれない 何も悪いと思わなかった
一虎
一虎
一虎
蓮花
次の瞬間左頬に衝撃が走って気づいたら1mくらい後ろに吹き飛んで尻もちついていた
一虎
蓮花
胸ぐらを掴まれ怖いくらいに怒っていたけどどこか悲しい顔をしていた
蓮花
蓮花
蓮花
蓮花
蓮花の言葉は何故か俺の中で響いた
一虎
涙が溢れて止まらなかった
泣いている間も蓮花はずっと傍にいて慰めてくれた 家に帰った後も世話してくれて精神的にダメージを負っている母さんをもサポートしてくれた
蓮花のおかけで罪を認めて反省もしてマイキーの兄貴にも謝った
けどマイキーは俺が強盗に入って以降、口を聞いてくれなくなった
そりゃあそうだと俺も思う、許さなくたっていいし、俺を仲間とも思わなくてもいいけど謝罪だけは聞いてほしいと思った
この中途半端な関係がとても苦しかった
一虎
マイキー
蓮花
マイキー
そう言ってマイキーは蓮花の手を引いて行ってしまった
蓮花
マイキー達が見えなくなる前に蓮花がこう言ってくれた
蓮花
マイキーと仲良くなる確証はないけど何故かその言葉を聞くと安心した
次の日になって今度こそマイキーに謝罪をすると意気込んでいるとマイキーが現れた
一虎
マイキー
一虎
バチンと音がなって左頬に痛みがあった叩かれたとわかった頬っぺが赤くなるまで叩かれた
マイキー
一虎
マイキー
一虎
マイキー
涙を堪えながらマイキーはそう言った
俺は信じられなかった夢だと思ってしまった
マイキー
一虎
聞こえるか聞こえないか分からないほど小さい声だったけどこの言葉に夢じゃないことに気付かされた
マイキー
一虎
マイキー
一虎
マイキー
マイキー
一虎
後で、聞いた話でマイキーが俺と話すことを決めたのは蓮花が説得してくれたかららしい
蓮花は恩人だ だからもし蓮花に何かあったら今度は俺たちで助けようぜとみんなで決めた
一虎
場地
場地
蓮花
一虎
蓮花
一虎
場地
蓮花
なんでお礼を言われたか分からないけどその時の蓮花の顔は泣きそうででもどこかスッキリしたような笑顔だった
ｶﾞｺﾞﾝ！！！
鈍い音が響いた
気づいたら俺と場地は地面に転がされていて
その間に蓮花も倒れていた
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