◤◢◤◢注意◤◢◤◢ エセ関西弁 ご本人様一切関係ありません 自衛お願いします
俺は1人の男子に恋する男の子。
彼は綺麗な赤色の髪色と瞳が特徴で、 人が良いから男女問わず人気。
告白する気持ちは決まってるし、 行動だってした事あるけど、、 彼が1人の時が無く、なかなか出来ない。
トントンッ
男子(使い回し)
こんな感じね。
お互い何か大事な事を伝えようとすると りうらの呼び出しになって なかなか会えず、結局〇INE。
ぶっちゃけ俺はきちんと自分の口から伝えたい派だから、避けたい部分ではある。
確かにりうらは優しいから待たせられて 怒るなんて事は決してしないだろう。
ここまでタイミング合わないともう 告白断念しようかとか思ってしまう。
生徒会が終わり、教室に俺一人が残る。
帰りが遅くなるのは承知していて、 どうせ遅くなるならもう少し残る事にした。
大半の人は〇INEで告ると聞いた事はあるが、どうも自分の性に合わない。
〇INEに送るより直筆の手紙の方がまだましなようにも感じ、自分の気を紛らわすためにも俺は小さな紙を出した。
りうらへ 俺はずっと前からりうらの事が好きでした。皆に優しく、頼られているりうらの事を______
りうらへ 俺はりうらが向けてくれる優しい笑顔に惹かれ、気付けば友人としての好きではなく_________
手紙に残すも思ったより難しく、周りにはぐしゃぐしゃになった紙が散らばっている。
あれから数時間黙々と書き続けたせいか、 睡魔が襲う。
今日もないくんを誘えなかった。
たった2文字を言うだけなのにタイミングが無い。
ようやっと頼まれ事が終わったけど、多分もうないくんは居ないだろう。
ガラッ
待たせてしまったと焦って教室へ入ったが、疲れているのか机に伏せて寝ている。
カサッ
ないくんの机の周りには沢山のぐちゃぐちゃに丸められた紙が散らばっている。
普段そこまで散らかさない彼がここまでしているのは珍しく思い、拾って好奇心で中を開けてしまった。
紙の内容は全て自分の名前宛で文が綴られている。
あれからどのくらい時間が経っただろうか。
頭頂部に少し温もりを感じ、目が覚める。
恥ずかしいにも程がある。 好きな人にきっと寝顔も見られていただろう。そして、今は驚きすぎて何故か椅子から転げ落ちようとして抱き着いている。
今直ぐ告ろうと思ったが、 何故か床が綺麗になっている。
りうら以外の人に見られてるなら終わったも同然、しかもそれが先生かもしれないと思うと、血の気が引きそうになる。
りうらが突然頬を赤くする。
顔を真っ赤にさせながら焦った様子で 必死に説明するりうらは少し可愛らしくも見えるが、俺の心情がそれどころじゃなく騒ぐ。
どの道りうらに向けてだから、他の人の手に渡るよりかはましだ。
少し火照った真剣な顔をして、暖かい手で両手を包まれる。
少し手に力が入り、目を瞑るりうら。
恐る恐る目を開けるりうら。 そんな恐れる必要なんて無いのにw
突然思い出したように俺の言葉を遮り、 真っ直ぐ目を合わせて突然言われる。
ガラッ
すぐ俺を背中に隠すようにして 前に立つりうら。
味方をしてくれたかと思えば突然教室に押し入り、雰囲気をぶち壊す。
りうらは皆の前で整然とした顔で 俺を引き寄せて居たが、 少し耳が赤くなっていた。
のは俺だけの秘密____。
コメント
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ひぃぃぃぃ!?尊!?何これ!?