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第10話、一気に引き込まれました…! 父親の突然の襲来、あの怒鳴り声とドアを叩く音だけで背筋が凍るような緊張感が伝わってきました。 それでも四人の高校生たちが星乃さんを守ろうと必死に対応する姿が、本当に眩しくて…。ぷり兄の震える拳と、それでも見せた優しい笑顔のギャップに胸が熱くなりました。 守る側にも恐怖があって、それでも前に立つ——彼らの覚悟が伝わる、良い構成だと思いました。続きが気になります!
主
主
主
主
ドンドンドンドンドンドンドンドン!!!
クソ野郎(父親)
突然、静かな部屋に響き渡ったのは、血の気が引くほど聞き慣れた父親の怒鳴り声だった
ドアを壊さんばかりに殴る音が、リビングまで響いてくる
星乃
恐怖で声帯が震えず、声がでない
私はガタガタと震え、クレープを落としそうになった
その瞬間、目の前が真っ暗になる
あき
あき兄が素早く私の体を抱き抱え、一番奥の寝室へと走った
ベットの隙間、親からは絶対に見えない死角に私を座らせ、ぶかぶかのパーカーのフードを深く被せる
あき
ちぐ
ちぐさくんが寝室に飛び込んで来て、私の耳を塞ぐように後ろからぎゅっと抱きしめてくれた
リビングの方からけちゃくんとぷり兄の低く冷え切った声が聞こえる
ぷり
けちち
父親の怒声と高校生達の必死の対応が続く
クソ野郎(父親)
ぷり
ぷり兄が高校生とは思えないほど冷酷な声で言い返す
あき兄もリビングに戻り、ドアを背で抑えている気配が伝わってくる
まだ高1の彼らだって、大人の男の暴力は怖いはずなのに、私の為に一歩も引かない
それから、永遠のように思える、地獄のような10分が経った
父親はドアを蹴り飛ばし、散々ドアを蹴り飛ばした挙句、舌打ちを残して足音を荒げながら去って行った
完全に気配が消えたのを確認して、あき兄が寝室のドアをそっと開ける
あき
床にへたり込むあき兄の顔は真っ白で、ぷり兄の拳を怒りと恐怖で小さく震えていた
だけど彼らは私に向かって、精一杯の優しい笑顔を作って見せた
主
主
主